■日本代表、ヨルダンに快勝!

 決勝トーナメント進出をかけた日本代表のグループリーグ第3戦は日本が2-0でヨルダンを降し、首位通過を決めることができました。

グループリーグ最後の対戦相手となったヨルダンですが、サウジ・クウェートなど国外でプレーする選手に国内組を加えたチーム。日本のホームゲームで日本の勝ち、アウエーで引き分け程度の実力の持ち主と見ていましたが、中立地で勝利という結果は順当でした。日本の試合内容も良かったと思います。

        ☆        ☆        ☆

 前々回の記事で、ドイツ代表のレーブ監督の指導法を紹介しながら、「1人の選手がボールを持つ平均時間をなるべく2秒未満に保つこと」を日本代表の課題として挙げておきました。

その理由は、

速いテンポで正確にパスをつないで攻める→相手がうかつに飛び込めなくなる。飛び込めばパスでかわされてしまう状況をつくる→相手のプレスが弱まることでよけいにパスを回しやすくなる→相手が守備の態勢を整えられないうちに攻めるから質の高いシュートチャンスを数多くつくれる→ゴール!

という好循環を90分のゲームを通してつくりたいからです。

これまでの2試合とはガラッと違い、このヨルダン戦では日本の各選手の状況判断がとても速くなり、リズム良くパスを回して攻めることができました。

ストップウオッチで計測したわけではありませんが、おおむね2秒以内に次のプレーを決断できていたと思います。(今後チームでデータをとって、ロシアW杯までにどれだけ短縮できるか継続して取り組むべき)

リズムが良くなることで、前の2試合で目立ったイージーなパスミスも減少するところがサッカーの面白いところ。

ヨルダンのプレスは厳しいものでしたが、日本の高速パスにプレスが掛からず、ジリジリと後退させられていくことで、キックオフから10分後までには日本が主導権争いを制してゲームを有利に進めるようになりました。

ヨルダンの監督さんはこれはマズイと見て、陣形をコンパクトにするため「DFラインを高く保て」と必死に指示しますが、長短のパスとスペースを上手く使って相手を崩し、本田選手の先制ゴールへとつなげることができました。

判断を速くすることで狙い通りの好循環をこのゲームでつくり出せたことは非常に良かったと思います。

これをアジアカップ決勝トーナメントでも、W杯のアジア予選でも、ロシア本大会でも、変わることなくコンスタントにやって欲しいのです。

課題があるとすれば、良い内容だった前半のうちに追加点が奪えなかったことと、後半キックオフからインテンシティが落ち、各プレーヤーの判断時間が2秒を超えるシーンが多くなると、チーム全体のリズムが悪くなってヨルダンに押され気味になったことです。

ただ、選手交代とフォーメーション変更で後半10分過ぎには再びインテンシティを盛り返して、終盤に香川選手の追加点を引き出したところは評価できます。

 攻撃については組立てまでは良かったので、あとはゴール決定力がもっと上がってくればベストです。ミドルシュートはもっと打てたはず。試合終盤まで1点差では何が起こるかわかりません。

 守備についても、厳しく効果的なプレスが相手に自由な攻撃を許さず、良かったと思います。

ただ、攻撃陣が気持ちよくパスを回していると、それにつられたDF陣も大きく前へ蹴っちゃいけないような気がして、自分のゴール前で細かいパスを最後の最後まで通そうとしがちなんですが、2度ほど自陣深くで細かいパスがミスになり危険なカウンターを食らってしまいました。

レベルが上のチームなら即失点もありうるハイリスク・ローリターンのプレーであり、自軍ゴールに近い1/3では安全第一のプレーをお願いします。

 選手個々の評価と監督采配についての分析は次回とします。




サッカー ブログランキングへ
↑いつも応援ありがとうございます。



  

■コメント

■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 



管理人多忙につき、マメにレスを差し上げられません。
ゴメンナサイ。
もちろん、すべてのコメントは拝見させていただきますが、サイトポリシーに違反したものは、予告なく削除します。
悪しからずご諒承ください。

プロフィール

スパルタク

  • Author:スパルタク
  • FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク






   

ブログ内検索