■日本代表、アジアC初戦はぎこちない勝利

 読者のみなさま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。今年は日本代表の良いサッカーが見られますように。

いよいよ開幕したアジアカップ2015。日本の初戦の相手となったパレスチナは、国内リーグでプレーする選手を中心にスウェーデンやエジプト・サウジなどでプレーする選手を組み合わせたチーム。ホームでもアウエーでも日本が問題なく勝利できる相手と見ていました。

オーストラリアという中立地で4点差をつけての勝利という結果は良かったのですが、日本のゲーム内容はあまり良くなかったと思います。特に相手が退場者を出して1人少ないのに追加点を奪えなかった点は、大いに不満が残りました。

このグループで一番力の劣るパレスチナ相手に4-0という結果が十分であったかどうかは、グループリーグ最終戦が終わった時に分かることになります。

        ☆        ☆        ☆

 それでは日本代表のゲーム内容を見ていきます。

相手がかなりの格下ということもあって、1試合を通してゲームをほぼ支配できました。

ただ、「大事な初戦で失敗したくない」という気持ちが強すぎるのでしょうが、選手ひとりひとりのプレーが硬いというか、腰が引けていて思いきりに欠けていたと思います。

まるでブラジルW杯のコートジボアール戦を見ているかのようでした。 

例えば、フリーの味方が前にいるのにどこへ出すか迷っているうちにフリーだった味方にマークがついてパスが出せなくなり、しょうがなくボールを後ろへ戻さざるを得なくなったり、サイドで良いタイミングでパスを受けてすぐにクロスを入れればいいのに、迷って切り返しているうちに敵選手に囲まれてバックパスに追い込まれたりと、プレーがギクシャクして流れる様なスムーズさがありません。

たぶん、自分が出したクロスやパスが味方につながらず相手ボールになって、そこからカウンターを受けて失点することを恐れているのでしょうが、アタッキング・サードでボールを失うことを恐れていてはシュートしてゴールを奪うことなんてできませんし、それではサッカーになりません。

まずボールを手放さなければシュートやクロスはできないわけですから。

カウンターを食らうのが嫌ならば、なおさら次にどういうプレーを選択するかの判断を速くして、味方がフリーでセーフティにボールを受けられる状態のうちにシンプルにパスやクロスを出し、一連の攻撃をできるだけシュートで終わらせてしまうことが大事になってきます。

ブラジルW杯における日本代表の一番の敗因は、失敗や悪い結果を恐れ一つ一つのプレーに勇気と思いきりが欠けた結果、相手の出方をずーっとうかがって、自分たちの実力を100%出し切らないうちに、やられてしまったということです。

慎重に慎重に、石橋を何度も叩いているうちに、勝利につながる橋を叩き壊して自分で渡れなくしてしまったことです。

日本がブラジルW杯の初戦で負けてアジアカップ2015の初戦に勝てたのは、コートジボアールと比べるとパレスチナがかなり力の劣る相手だったからですが、ブラジルW杯で日本が高い高い授業料を払って学んだ、「重要な試合であればあるほど失敗を恐れずに、自分たちの普段の実力を出し切ることに集中することの大切さ」を、この試合でも表現できなかった、そうした課題がまだ克服できていなかったというのが、とても残念です。

 日本代表の攻守両面における具体的なチェックと、選手個々の評価は次回にしましょう。



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