■日本代表は、北朝鮮戦をどう戦うべきか?

 日本代表・灼熱の遠征二連戦の二戦目、バンコクでの日本対北朝鮮戦が、明日キックオフされます。

そこで、今回も日本代表はいかに北朝鮮戦を戦うべきなのか?について考えてみます。

 まず、予選リーグ全体からみてみると、管理人スパルタクはバーレーン戦をいかに戦うべきか?で、日本代表はこの二連戦で最低限勝ち点4が欲しいと言いました。

そして、日本にとっては引き分けで勝ちに等しい、初戦のバーレーン戦で、貴重な貴重な勝ち点3をとることが出来ました。 

このことによって対北朝鮮戦は勝ち点1以上あげれば、日本のドイツ行きが決定することになり、日本は充分な余裕を持ってバンコクでの試合に望むことができます。

日本代表は怪我人や出場停止の選手が多く、その点では苦しいですが、そんなことは言っていられません。 今度の試合は確実に勝利か、どんなに悪い結果でも引き分け以上を勝ち取らなければなりません。

ただ、「ドイツ行きを世界で一番に決める!」とか、「コンフェデの前にW杯の切符をゲットしておこう」といった周囲の雑音に惑わされてはいけないと思います。

選手にとって集中すべきことは、「次の試合はバーレーン戦と同様に、攻撃・守備のどちらも基本を忘れず、やるべきことをやって勝ち点3をゲットする、どんなに最悪の結果でも勝ち点1は確保する」ということです。

 対戦あいての北朝鮮についてですが、イラン対北朝鮮戦をチラッと観たところ、勝ち点0の最下位にもかかわらずモチベーションは高く、選手も以前とはかなり入れ替えて、なかなか良いサッカーをしていました。

今度の試合でも楽には勝たせてもらえないでしょう。
ましてや、北朝鮮にとって日本戦は”クラシコ””ダービー”的な位置付けの試合となります。

”ダービ-・マッチ”の勝敗のゆくえは、リーグ戦の順位とはほとんど関係ありません。

セリエAのおいても同じ街にある二つのクラブが、片方はスクデット争い、もう片方がセリエB落ちの危機にあっても、”ダービー”では互角の試合になることもしょっちゅうです。

北朝鮮も”東アジア・ダービー”となる日本戦は、モチベーション100%以上でくるでしょうから、日本代表も「絶対に勝つ」という気持ちで相手を上回らなくてはなりません。

 それでは次に、試合の進め方を具体的に考えてみます。
まず日本の攻撃からですが、北朝鮮の守備陣の弱点はサイドからのクロスへの対応です。これはメンバーを変えても克服できていません。

先日のイラン対北朝鮮戦でも、FKからマハダビキアのファーポストへのクロスをゴール前中央へと折り返され、レザエイに、どフリーでヘッドを食らい、それが決勝点となりましたが、その間ゴール前の北朝鮮の選手のほとんどがボール・ウオッチャーとなっていました。

北朝鮮のDFは浮きだまのクロスのクリアも、あまり上手くなく、埼玉での日本対北朝鮮戦でも大黒選手の決勝点は、小笠原選手のサイドからのクロスが基点だったことからもわかるように、充分つけこむスキがあります。

ですから、日本代表は攻撃のおいて、サイド攻撃からの速くて強く、鋭く曲がるようなクロスを多用すべきでしょう。

またFK・CKなどのセットプレーでも強くて速いボールをゴール前へ入れるべきです。

そして北朝鮮の選手がクロスをクリアしそうな場合は、日本の選手はすばやくボールの落下点を見極めてあらかじめポジショニングしておき、ボールが落ちてきたら体をかぶせつつボレーシュートを狙うべきです。

特にスコールの後など、ピッチが悪い場合は、FK・CKが大切になりますし、北朝鮮選手のクリア直後のボレーは効果的です。

 攻撃面の最後のチェック・ポイントは、リードした場合そのリードを守ろうとして気持ちで消極的にならないことです。

埼玉スタジアムでの北朝鮮戦をふりかえるでも述べましたが、前回の対戦ではリードした後に日本が消極的になってしまい、相手に変な自信を与えてしまった結果、北朝鮮の攻勢と失点を許してしまいました。

相手の時間帯では辛抱することも大切ですが、日本の時間帯はしっかり攻めて、できれば追加点をとってたたみかけ、相手の戦闘意欲を失わせることが大切になってきます。

 守備に関しては、バーレーン戦での対策と同じ事が言えます。

ピッチが悪くなければ、北朝鮮はすばやいダイレクト・パスでの組み立てとロング・ボールのカウンターをうまく組み合わせてきます。

日本としては、ボールが奪えても奪えなくてもプレスをかけつづけて、相手のミスを誘い、敵の中盤の組み立てを阻止する必要があります。

 さらに、もう一点だけ付け加えることがあります。

それは、北朝鮮の選手は角度がなかろうが遠めだろうが、ゴールマウスが見えれば、ためらうことなくシュートを打ってくるということです。

たとえペナルティ・エリア内であってもゴールラインぎりぎりの角度の無いところでは、日本人選手のほぼ100%はパスを選択しますが、北朝鮮の選手は迷わずシュートしてきます。

ですから、Jリーグでの感覚がぬけきらず、「まさかこんなところからシュートは無いだろう」と油断しているとやられるでしょう。 実際、埼玉での北朝鮮のゴールがまさしくそれでした。

ボールを保持している北朝鮮の選手には、日本のゴールマウスを見せないよう、最低ひとり日本の選手がポジショニングしておく必要があります。 

 最後にバンコクでの試合を考える上で、スコールによるスリッピーな悪いピッチ・コンデション対策もしておかねばならないでしょう。

重いピッチは容赦なく体力を奪うでしょうから、選手交代などのベンチ・ワークが重要になってきますし、

選手個々では、しっかりとしたいつもより強いパスを心がける、50/50のこぼれダマに注意してマイ・ボールにする、

グラウンダーのバウンドするようなシュートを打って相手GKのミスを狙う、シュートを打ったら必ず味方がゴール前へつめて、相手GKがはじいたらこぼれダマを押し込む、

逆にシュートを打たれたら、味方GKがはじいても相手につめさせないよう注意する、といった悪いピッチ特有の戦い方が求められます。

 以上のような点に注意して、周囲の雑音に惑わされず、集中してやるべきことをやれば、日本代表におのずと結果はついてくるでしょう。

日本代表の成功を祈りたいと思います。
  

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