■ブラジルW杯にのぞむ日本代表メンバー発表!
本日14時、ザッケローニ監督からブラジルW杯にのぞむ日本代表に召集された23人の選手が発表されました。
次の通りです。
GK 川島 永嗣 (リエージュ:ベルギー)
西川 周作 (浦和)
権田 修一 (F東京)
DF 吉田 麻也 (サウサンプトン:イングランド)
今野 泰幸 (G大阪)
長友 佑都 (インテルミラノ:イタリア)
内田 篤人 (シャルケ:ドイツ)
森重 真人 (F東京)
酒井 宏樹 (ハノーファー:ドイツ)
酒井 高徳 (シュツットガルト:ドイツ)
伊野波 雅彦(磐田)
MF 遠藤 保仁 (G大阪)
長谷部 誠 (ニュルンベルク:ドイツ)
山口 螢 (C大阪)
青山 敏弘 (広島)
FW 本田 圭佑 (ACミラン:イタリア)
香川 真司 (マンチェスターU:イングランド)
岡崎 慎司 (マインツ:ドイツ)
柿谷 曜一朗(C大阪)
大迫 勇也 (1860ミュンヘン:ドイツ)
齋藤 学 (横浜M)
清武 弘嗣 (ニュルンベルク:ドイツ)
大久保 嘉人(川崎)
ザッケローニ監督によりますと、選考の基準はまず才能、そしてチームの和を大切にでき、戦術理解度が高く、複数のポジションでプレーできるポリバレントな能力を持っているかどうか、とのことです。
ブラジルW杯のためにザッケローニ監督がチョイスしたメンバーを見てみますと、これまでずっと召集されてきた「常連」を中心に、非常に手堅い選考だったなと感じました。
唯一の「冒険」は、ザックジャパンにほとんど呼ばれておらず、戦術にフィットするかどうか実戦で試したことのない、川崎の大久保選手が選ばれたことでしょうか。
彼はJリーグで昨シーズンから結果を残しており、それが評価されたのでしょう。期待したいと思います。あとは広島の青山選手の選出も少々サプライズだったでしょうか。
代表サポーターの皆さんはどういった感想を持たれましたか。
監督さんが熟考に熟考を重ねた末に選ばれたメンバーですから、皆さんも思うところはいろいろあるでしょうが、私たちの代表である23人の選手の力を信じて、全力で応援しようと思います。
もちろんザッケローニ監督の手腕も信頼しておりますが、会見で唯一ひっかかった点が、「(W杯で)選手に具体的な目標を掲げるつもりもない」と述べたところです。
本田選手や長友選手がW杯優勝を目標にかかげていることについてジャーナリストに質問されると、ザッケローニ監督が「私に課せられたノルマは日本代表をワールドカップへ連れて行き、成長させること」と答え、W杯における具体的な目標を設定することを避ける点は、いつもひっかかります。
ザッケローニ監督がセリエAの強豪を指揮していたとき、イタリアのマスメディアからさんざん理不尽な批判を受けたと聞いておりますから、W杯での具体的な目標をかかげてそれが達成できなかったときに、批判されることを避けるための「保険」なのかもしれませんが、もしそうであるなら、自分がこれからやろうとしていることについて「失敗するかもしれない」ということを、心のどこかで恐れているということであり、それは「勝者のメンタリティー」ではないと思います。
本田選手が「Wカップで有名になって、セリエAに入団します」という小学校の卒業文集を書いて本当にそれを実現させたように、ただ単に言うだけではなくて努力と何度失敗しても立ち上がる不屈の行動力が伴わなければならないのは当然ですが、人間の思考がある程度現実のものになるというのは事実であり、逆に「自分にはそんなこと絶対に無理だ」とか「自分は失敗するんじゃないか」と考えている人間には、その思考どおりの未来がやってきてしまうものなのではないでしょうか。
2010年W杯までの3年間の強化策がほとんど失敗しかけていた岡田ジャパンですが、一つ正しかったのは「W杯でベスト4を目指す」という、明確な目標をかかげていたことです。
(もう一つは「相手に走り勝つサッカー」を目標にして、実際に出場32か国で一試合当たりの走行距離がトップクラスだったこと)
もし岡田ジャパンが、南アフリカW杯に行ければいい、決勝トーナメントに進出できればラッキーだといった漠然とした望みをもっていただけだったら、おそらくベスト16という結果は残せなかったと思います。
W杯で優勝するとかベスト4に入るとか、具体的な目標をかかげるからこそ、そこから逆算して「じゃあどうすれば目標を現実のものにできるか?」という発想が生まれて、努力ややるべき行動の方向性が明確になります。
自分の一度きりの人生をかけてやるからには、目標は簡単すぎるものではなく、ちょっと高すぎるぐらいの野心的なものが良いと思います。
ザッケローニ監督も、W杯で具体的な目標を定めて、それが現実となったシーンをより具体的に何度も頭のなかでイメージすると良いでしょう。
たとえば本田選手の卒業文集にあったように、日本が決勝でブラジルを2-1で降し、黄金の紙ふぶきのなか、長谷部キャプテンが高々と掲げた黄金のワールドカップを渡されて、ザッケローニ監督がそれに口づけするようなシーンです。
それがあまりにも非現実的で信じられないと思うなら、ベスト4でも良いでしょう。(それでも十分実現が難しい目標なのはわかっていますけど)
自分たちがかかげた目標の実現のために、選手も監督も全力を尽くすことだけに集中してほしいです。それが勝者のメンタリティーだと私は考えています。
話が長くなりました。W杯本大会で日本が注意すべき点などは次回にしましょう。
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↑いつも応援ありがとうございます。
次の通りです。
GK 川島 永嗣 (リエージュ:ベルギー)
西川 周作 (浦和)
権田 修一 (F東京)
DF 吉田 麻也 (サウサンプトン:イングランド)
今野 泰幸 (G大阪)
長友 佑都 (インテルミラノ:イタリア)
内田 篤人 (シャルケ:ドイツ)
森重 真人 (F東京)
酒井 宏樹 (ハノーファー:ドイツ)
酒井 高徳 (シュツットガルト:ドイツ)
伊野波 雅彦(磐田)
MF 遠藤 保仁 (G大阪)
長谷部 誠 (ニュルンベルク:ドイツ)
山口 螢 (C大阪)
青山 敏弘 (広島)
FW 本田 圭佑 (ACミラン:イタリア)
香川 真司 (マンチェスターU:イングランド)
岡崎 慎司 (マインツ:ドイツ)
柿谷 曜一朗(C大阪)
大迫 勇也 (1860ミュンヘン:ドイツ)
齋藤 学 (横浜M)
清武 弘嗣 (ニュルンベルク:ドイツ)
大久保 嘉人(川崎)
ザッケローニ監督によりますと、選考の基準はまず才能、そしてチームの和を大切にでき、戦術理解度が高く、複数のポジションでプレーできるポリバレントな能力を持っているかどうか、とのことです。
ブラジルW杯のためにザッケローニ監督がチョイスしたメンバーを見てみますと、これまでずっと召集されてきた「常連」を中心に、非常に手堅い選考だったなと感じました。
唯一の「冒険」は、ザックジャパンにほとんど呼ばれておらず、戦術にフィットするかどうか実戦で試したことのない、川崎の大久保選手が選ばれたことでしょうか。
彼はJリーグで昨シーズンから結果を残しており、それが評価されたのでしょう。期待したいと思います。あとは広島の青山選手の選出も少々サプライズだったでしょうか。
代表サポーターの皆さんはどういった感想を持たれましたか。
監督さんが熟考に熟考を重ねた末に選ばれたメンバーですから、皆さんも思うところはいろいろあるでしょうが、私たちの代表である23人の選手の力を信じて、全力で応援しようと思います。
もちろんザッケローニ監督の手腕も信頼しておりますが、会見で唯一ひっかかった点が、「(W杯で)選手に具体的な目標を掲げるつもりもない」と述べたところです。
本田選手や長友選手がW杯優勝を目標にかかげていることについてジャーナリストに質問されると、ザッケローニ監督が「私に課せられたノルマは日本代表をワールドカップへ連れて行き、成長させること」と答え、W杯における具体的な目標を設定することを避ける点は、いつもひっかかります。
ザッケローニ監督がセリエAの強豪を指揮していたとき、イタリアのマスメディアからさんざん理不尽な批判を受けたと聞いておりますから、W杯での具体的な目標をかかげてそれが達成できなかったときに、批判されることを避けるための「保険」なのかもしれませんが、もしそうであるなら、自分がこれからやろうとしていることについて「失敗するかもしれない」ということを、心のどこかで恐れているということであり、それは「勝者のメンタリティー」ではないと思います。
本田選手が「Wカップで有名になって、セリエAに入団します」という小学校の卒業文集を書いて本当にそれを実現させたように、ただ単に言うだけではなくて努力と何度失敗しても立ち上がる不屈の行動力が伴わなければならないのは当然ですが、人間の思考がある程度現実のものになるというのは事実であり、逆に「自分にはそんなこと絶対に無理だ」とか「自分は失敗するんじゃないか」と考えている人間には、その思考どおりの未来がやってきてしまうものなのではないでしょうか。
2010年W杯までの3年間の強化策がほとんど失敗しかけていた岡田ジャパンですが、一つ正しかったのは「W杯でベスト4を目指す」という、明確な目標をかかげていたことです。
(もう一つは「相手に走り勝つサッカー」を目標にして、実際に出場32か国で一試合当たりの走行距離がトップクラスだったこと)
もし岡田ジャパンが、南アフリカW杯に行ければいい、決勝トーナメントに進出できればラッキーだといった漠然とした望みをもっていただけだったら、おそらくベスト16という結果は残せなかったと思います。
W杯で優勝するとかベスト4に入るとか、具体的な目標をかかげるからこそ、そこから逆算して「じゃあどうすれば目標を現実のものにできるか?」という発想が生まれて、努力ややるべき行動の方向性が明確になります。
自分の一度きりの人生をかけてやるからには、目標は簡単すぎるものではなく、ちょっと高すぎるぐらいの野心的なものが良いと思います。
ザッケローニ監督も、W杯で具体的な目標を定めて、それが現実となったシーンをより具体的に何度も頭のなかでイメージすると良いでしょう。
たとえば本田選手の卒業文集にあったように、日本が決勝でブラジルを2-1で降し、黄金の紙ふぶきのなか、長谷部キャプテンが高々と掲げた黄金のワールドカップを渡されて、ザッケローニ監督がそれに口づけするようなシーンです。
それがあまりにも非現実的で信じられないと思うなら、ベスト4でも良いでしょう。(それでも十分実現が難しい目標なのはわかっていますけど)
自分たちがかかげた目標の実現のために、選手も監督も全力を尽くすことだけに集中してほしいです。それが勝者のメンタリティーだと私は考えています。
話が長くなりました。W杯本大会で日本が注意すべき点などは次回にしましょう。
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■ [問題点]
ttp://pal-9999.hatenablog.com/entry/2013/12/23/033921
問題点が、ありますね。
問題点が、ありますね。
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