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■日本代表、グアテマラに勝利でリハビリ完了

 大阪でグアテマラとのテストマッチが行われ、日本代表が3-0で久しぶりの勝利をあげました。

対戦相手のグアテマラ代表は、国内でプレーする選手で構成されたチーム。日本との実力差はホームでもアウエーでも日本が勝利できる程度と見ていました。

3-0で日本の勝利という結果は順当でしたし、試合内容の方もまずまずだったと思います。

        ☆        ☆        ☆

 一試合を通して地力に勝る日本が攻めたて、グアテマラが守勢にまわるという展開。

前半6分、香川からボールをもらった長谷部がペナルティエリア右へ侵入しセンタリング、ゴール前中央にいた香川がシュートしますが相手にブロックされCKへ逃げられます。

20分、左サイドの長友からバイタルエリアの香川へパス、香川がヒールで流し、相手DFラインのウラへ抜け出た清武がシュートしますがGKパレデスにセーブされます。続くショートコーナーから遠藤がクロスをあげ、最後はファーサイドにいた森重が高い打点からヘッドしますがバーの上。

22分、遠藤のパスを受けた清武が左サイドからカットインしつつ地を這うような強烈なミドル!惜しくもゴール右へ外れました。

24分、左サイドで香川→清武とつなぎ、ピッチ中央の大迫へパス、大迫が反転してミドルシュートしますがGK正面。

33分、遠藤に当てたボールのリターンをもらった香川がペナルティエリア右に侵入し、そこから中央へドリブルして最後は大迫がシュートしますが、ゴール右へ外れます。

39分、日本の右CKからのボールを相手GKがキャッチングミス、吉田がこぼれ球をシュートしますがクロスバーの上。

5バックぎみに守る相手にボールを圧倒的にポゼッションし、手数をかけて攻撃するものの、その割には決定的なシュートが少なく、ようやくペナの中で質の高いシュートチャンスをつくっても外してしまう日本。

 後半キックオフから本田・柿谷を投入しますが、さっそく試合が動きます。

5分、長谷部のパスから長友が左サイドを切り裂き、逆サイドへクロス、ファーサイドの本田が頭で合わせて日本が待望の先制ゴール。

20分、本田がゴール前やや左に浮き球のパス、抜け出した香川がダイレクトで中央へ折り返し、柿谷が落としたボールを本田がシュートしますがGKが必死のセーブ!!

24分、ショートコーナーから長谷部がゴール前へスルーパス、香川がこれを受けてクロスすると、ゴール前へ飛び込んだ工藤が倒れながらゴールを決めて2-0。

30分、香川OUT、今野INで日本は3-4-3へフォーメーション・チェンジ。

31分、ゴール前中央で日本のFK。遠藤の蹴ったボールはジャンプした相手選手の背中に当たり、左へ動いたGKの逆をついてゴールイン。日本が3-0と試合を決定づけました。

そしてタイムアップ。日本が久しぶりの勝利をあげました。

        ☆        ☆        ☆

 それでは試合内容を見ていきましょう。まずは注目された守備から。

相手の攻撃力がそれほど高くなかったせいもありますが、ウルグアイ戦よりも改善されていました。

タテ・ヨコにコンパクトな守備ブロックをまずまずつくれていましたし、ボールを失った直後にすぐ相手からボールを奪い返す、攻守の切り替え(トランジション)にも改善がうかがえます。

ただ、W杯で決勝トーナメントに進出してくるようなチームに通用する守備となると、もっともっとレベルをアップさせていく必要があります。

吉田ー森重で初めて組んだセンターバック・コンビも、まずは無難な出来。ガーナにどれだけ通用するか注目されます。

監督さんからすぐ注意があったと思いますが、本田・柿谷両選手が投入された後半キックオフから約10分間は、チーム全体の意識が攻撃ばかりにいってしまい、ボールを失っても攻撃の選手が後ろへ戻らなくなり、守備ブロックがタテに間延びして大変危険な状態になっていました。

相手の攻撃レベルが低かったので致命傷にこそなりませんでしたが、ワールドクラスのチームが相手なら、いつ失点してもおかしくない時間帯でした。

中盤のボールの競り合いで、決してレベルの高くないグアテマラが相手でもフィジカルコンタクトで劣勢で、競り負けてボールを奪われるシーンがチラホラあったのも気になります。

 攻撃に関しても、まずまず良かったと思います。

選手ひとりひとりの球離れも早くなり、パスがワンタッチ・ツータッチで良く回っていました。

シュートへの意識も以前より高くなり、ミドルシュートを積極的に使おうという姿勢もうかがえましたが、ペナに侵入してもなお細かいパスで、手数をかけて相手を崩そうとしすぎていて、中央を固める相手DFにボールをひっかけるなどしてシュートチャンスを失っていました。

そのため、圧倒的にボールをポゼッションした割には、決定的なシュートチャンスが少なかったように思います。

相手DFはもちろんGKもパスでかわして、あとは無人のゴールに流し込むだけという「完璧な崩し」を望んでいるのかもしれませんが、それより前の段階でシュートチャンスがあれば、迷わず打って良いのではないでしょうか。

バイタルエリア中央でのパスによる崩しも悪いわけではありませんが、相手選手に囲まれた味方の足元ではなく、スペースへパスを出そうとするなど混乱が見られます。

バイタルエリアのような相手DFが密集している狭いスペースでは、味方の足元ではなくスペースにパスを出せば、高い確率でボールに先に追いつくのは敵選手です。

相手DFラインのウラへ出すスルーパスは別としても、バイタルエリア中央にいる味方へのパスは足元が基本です。

 コンフェデからウルグアイ戦にかけて、攻守両面において相手より日本代表の方が先に足が止まってしまうという問題点が出ていましたが、この試合はコンディションが改善されたのか、後半キックオフから10分間だけ足が止まりかけたものの、あとは良く走れていたと思います。

これからも継続していって欲しいです。

試合の終盤3-4-3を試しましたが、時間が短かったせいもあるのでしょうが、やはりパッとしない出来だったということを書き添えておきます。

        ☆        ☆        ☆

 選手個々で特筆すべきは先制ゴールをあげた本田選手。決定力の高さはさすがですし、チャンスメークでも活躍。ただ守備のとき戻りが遅かったのは問題です。「失点は個人の責任だけではなくチーム全体で守備意識を高める」というのがザッケローニ監督が設定した課題でしたし、コンディションに問題があるのであれば無理をせず、「試合に出られない」と監督に言うべきでしょう。

工藤選手は、相手につぶされながらもしぶとくゴールした点が評価できます。あとはもっとゴール決定力をあげることが課題。

長谷部選手は、相手の急所をつくスルーパスや、自分のドリブルで局面を打開してチャンスメークするなど、攻撃の基点として活躍。あとは前の選手にボールを当てて、リターンをもらって自分でシュートというプレーがあると、セントラルMFとしてもっとプレーの幅が広がります。

清武選手はシュートへの意識が前より高くなり、実際目の覚めるようなミドルシュートもありました。あとはゴールを決めるだけですね。

香川選手もアシストなどチャンスメークは良かったのですが、決定的なシュートチャンスをものにできなかったところが残念。

 逆に長友選手はアシストがあったものの、相手との一対一で何度も競り負けてボールをロストしたりミスプレーも多く、今一つの出来。

西川選手はバックパスの処理にもたつき、2人の敵選手のほんのわずかな隙間を通すパスを出すなど、一歩間違えば失点に直結する危ういプレーぶり。リスクマネジメントをしっかりして、無駄にハイリスクをおかすのではなく、大きく前へ蹴れば何でもないケースでした。

        ☆        ☆       ☆

 グアテマラとのテストマッチは3-0という結果は順当でしたし、試合内容もまずまずで、崩壊した守備も「リハビリ完了」といったところでしょうか。

この試合良かったところはどんどん継続していって、攻守両面でより高いレベルを目指し、アフリカのトップチームの一つ、ガーナから勝利をあげて欲しいと思います。

 これは余談ですけど、遠いところからはるばる来日してくれたグアテマラ代表の皆さんには申し訳ないのですが、純粋に代表の強化を考えると、相手として物足りなさが否めませんでした。

メキシコを別にすれば、中米はホンジュラス・コスタリカ・パナマの三強で、グアテマラはそれよりワンランク戦力が落ちます。

W杯北中米予選で「三強」を呼べないのだとしても、まだエルサルバドルの方がグアテマラより上だと思います。

エルサルバドルも都合がつかなかったとか、あまり強いところとばかりやっていると日本のFIFAランキングが下がるとか事情があったのでしょうか。

 あと、長居でグアテマラ代表というのは既視感があったのでもしやと思ったのですが、原代行監督時代の2010年9月7日に、やっぱり長居でゲームをやっているんですよね。(日本2-1グアテマラ)

次に横浜で対戦するガーナも、オシムジャパン時代の2006年10月4日に、同じ横浜国際でやっています。(日本0-1ガーナ)

特に地方のサポは代表戦を生で見るチャンスがそれほどあるわけではないのに、大阪のサポはグアテマラ戦しか見ちゃいけないとか、横浜のサポはガーナ戦しか観戦しちゃダメとか、日本サッカー協会内で俺様ルールとかあるんですか?何のために?

以前、「壮大なマンネリズム」という記事でも指摘しましたが、カメルーン戦は大分で2度、ペルー戦は新潟で2度、チェコ戦は横浜で2度、パラグアイ戦は埼玉で2度、ベルギー戦は国立で2度と、代表戦は同じカードが同じスタジアムで組まれるケースが大変多いのです。

こうなると、もはや単なる偶然ではすまされませんが、「どのスタジアムでどういうカード組むか考えるのめんどくさいから、開催地は前にやったとこでいいや。グアテマラは大阪。ガーナは横浜。ペルーは新潟で決まり」みたいに、いい加減な理由で決めているなら本当にやめて欲しいです。

それとも「日本対グアテマラ(長居スタジアム)」と書かれた看板が、何度も使い回しできるからでしょうか?
もしそうならケチでセコすぎると思います。

何度も繰り返しますが、決して安くないチケットにお金を払ってスタジアムに足を運んでくれる代表サポのためにも、日本代表の強化のためにも、対戦カードがマンネリ化しないよう、ちゃんとマッチメークをお願いします。
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        2013.9.6 大阪市長居陸上競技場

       日本 3 - 0 グアテマラ

      本田 50'
      工藤 69'
      遠藤 76'


     GK 西川       GK パレデス

     DF 長友       DF カストリージョ   
        吉田          バスケス
        森重          ガジャルド
        酒井
                  MF J.ロペス
     MF 遠藤          トルヒージョ
       (青山 79)      (トーレス 62)
        長谷部        マルケス
        清武          R.モラレス
       (本田 46)       コントレラス
        香川         (アリオラ 77)
       (今野 75)
        岡崎        FW ミランダ
       (工藤 62)       (オルドニェス 62)
                      M.ロペス
     FW 大迫          (ペレス 89)
       (柿谷 46)




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