■コンフェデをどう戦うべきか?

 いよいよコンフェデレーションズカップの開幕が迫ってきましたが、今回は「日本代表はコンフェデをどう戦うべきか?」というテーマで述べてみたいと思います。

日本のライバルは、開催国ブラジル・ユーロ2012準優勝国イタリア・CONCACAFゴールドカップ優勝国メキシコとなっています。

ブラジル・イタリアは日本より格上、互角に戦えそうなのはメキシコぐらいというのが当研究所の見立てです。

よってブラジルとは何としても引き分けて、イタリアにできれば勝って、メキシコ戦に望みをつなげたいところ。メキシコとの試合は「勝ち・負け・引き分け」すべての可能性があると思いますが、この試合を落としているようでは希望がなくなります。

グループリーグ2位でも良いですから突破して、おそらくもう一つのグループを首位で突破するであろうスペインと試合をやって経験値を積み重ねることができれば、ひとまず成功ではないでしょうか。

 初戦のブラジルとのゲームをどう戦うか、いろんな考え方があるとは思いますが、格下のチームが実力で勝るチームと点をとりあって4-3で勝ったというゲームを見た記憶はほとんどありません。格下が番狂わせを起こしたいなら、格上チームに先制点をやるべきではありません。

よって現実をふまえて勝負に徹するなら「固く守ってカウンター」がオーソドックスな戦略でしょう。

ブラジルが前回と同じように4-2-3-1で来るなら、こちらはバイタルエリアにアンカーを置いた4-1-4-1の守備ブロックをぶつけるのも一つの策です。(下図 クリックで拡大)

ブラジル対策 


アンカーの長谷部選手がブラジルのトップ下や、こちらのセンターバックの前のスペースに入り込んでくる他の選手をマークして、危険なラストパスやミドルシュートを防ぎます。

遠藤・本田の両選手はブラジルのダブルボランチをしっかり押さえて、両サイドハーフの乾・岡崎選手を含めた4-1-4のコンパクトなブロックで厳しくプレスをかけて、ブラジルに90分間自由とスペースを与えません。

ボールを奪ったら、遠藤・本田のどちらかと香川・乾、あるいは遠藤もしくは本田に香川・岡崎のトライアングルで、ブラジルDF陣と4対3や3対3の形をつくってカウンターを仕掛け、先制点を奪ってブラジルを慌てさせたいところです。

理想のイメージは、サンドニでフランスを沈めた香川選手のゴールですね。

 イタリア戦も同じ戦術が使えそうですし、メキシコとは普通に4-2-3-1に戻して勝ちに行っても良いでしょう。こうした戦略がうまくハマって2勝1分か1勝2分でグループリーグを突破し、スペインとやれれば理想的ですが、どうでしょうか。

皆さんが監督ならどういう戦略を立てますか?

 日本にとって、まずブラジル戦が重要になってきますが、選手の心構えとして大事なのは、戦う前から「負けを認めないこと」。

ポーランドでのテストマッチでは、日本の選手たちがブラジル代表をリスペクトしすぎていたように見えました。

ブラジルの選手にちょっと華麗な足技を見せられただけで「もう負けだ」みたいな感じで、中盤をドリブルするブラジルの選手を恐れてズルズルと下がっていき、プレスがかからないままミドルシュートをドカン!で試合が終わってしまいました。

サッカーの試合の勝敗は、足元の技術だけで決まるわけではありません。

実際ブラジル代表は、足技はなくても強いフィジカル能力でガチガチプレスをかけてくるチームを苦手にする傾向にあります。

90年代後半「ブラジル・キラー」ぶりを発揮していたのがエギル・オルセン率いるノルウェー代表で、98フランスW杯のグループリーグ最終戦において2-1でブラジルを破っていますし、97年に行われたテストマッチでもノルウェーはブラジルを破っていたはずです。

ノルウェー代表は、4-4-1-1のブロックによるゾーンディフェンスで激しくプレスをかけて、トップのトーレ・アンドレ・フローや右サイドハーフのホーバル・フローにロングボールを放り込んで、落としたボールを1.5列目のスールシャールやCMのレオナルドセン・レックダルが拾って攻撃するというサッカーでしたが、ブラジルはこういうフィジカルコンタクトを前面に押し出してくるチームを苦手にしていました。

当時ブラジルの監督だったマリオ・ザガロは試合に負けたあと「あんなものはサッカーとは言えない」と怒っていましたが、ブラジルの華麗な「フッチボウ・アルチ」もノルウェーの「ひたすらロングボール放り込み」も同じサッカーの一部なんですね。

日本代表は、平均身長185㎝以上というノルウェー代表のマネはできませんが、良いところは取り入れることができます。

足元の技術でかなわないからといって試合をあきらめる必要はありません。

日本の選手がフィジカルコンタクトをいとわず、ブラジルに厳しくプレスをかけて相手に自由を与えなければ、勝ち点を取るチャンスは十分にあると思います。

ともかく、ブラジル人選手の華麗な足技を見せられただけで「無条件降伏」しないことです。




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