■日本代表はバーレーン戦をどう戦うべきか?

 いよいよ2006年W杯ドイツ大会のアジア予選、日本対バーレーン戦が日本時間であすの深夜25:30キックオフ(予定)とせまってきました。

そこで日本代表は、こんどのバーレーン戦をいかに戦うべきかについて考えてみたいと思います。

 まずリーグ戦全体からみると、日本はバーレーン戦・北朝鮮戦で最低勝ち点4がとれれば、2位以内はほぼ確実となるでしょう。

それではこの二連戦でどうやって勝ち点4をとるかですが、やはりこのグループで一番力の劣る北朝鮮との試合は中立地での開催でもありますし、確実に3を取らなければなりません。 できれば二点差以上つけての勝利が欲しいところです。

もちろん、イランやバーレーンがピョンヤンでの北朝鮮戦で勝ち点3を確実にゲットしているからです。

 となるとバーレーン戦は、勝ち点1とることが最低ノルマです。
「勝ち点1では志が低い」という話も一部で出ていますが、バーレーンは今まちがいなく、イランと並んで中東サッカー界のトップ集団を形成していると言えます。

最近のテストマッチで、バーレーンはアウェーのリヤドでサウジと戦い、1-1でキッチリ引き分けていますが、現時点の実力では、かつて中東の雄と言われたサウジを追い抜いています。

イランもアウェーのバーレーン戦は引き分けていますし、日本が今度のバーレーン戦を引き分けたとしても何ら恥ずかしいことはありません。
胸を張っていい「勝ちに等しい引き分け」です。

 それでは今度のバーレーン戦についてですが、バーレーンには2通りの戦い方があると思います。

ひとつめは、あくまでも2位以内をめざして、リスクをおかして積極果敢にガンガン攻めに出るやりかた、

もうひとつは、確実に3位をキープしてプレーオフを目指すために、リスクをおかさず、埼玉スタジアムでのように守って守って、相手のスキをみてのカウンター攻撃で、確実に勝ち点1ゲット、あわよくば勝ち点3を狙うやりかたです。

対する日本として忘れてはならないのは、キリン・カップで連敗しようが何だろうが、日本は直接対決の第一戦に勝利しておりバーレーンより有利な立場にいる、バーレーンが日本より上に行くにはリスクをかけて攻めに来なければならないということです。

ですから日本としては、バーレーンがどちらの戦い方で来ても有利な立場にいることを自覚してあわてない、あせらないことがまず重要となります。

 その上で日本としては勝ち点1以上を確実にとることが望まれますが、「守備のメンタリティーが無い」日本サッカーの性格からすれば、はじめから0-0を狙うような受身で消極的な試合運びをすれば失敗する可能性は高いでしょう。

攻めの気持ちで守備を行い、中盤やサイドで、球が奪えても奪えなくてもプレスをかけて相手のミスを誘うか、相手のボール保持者を危険の少ないサイドへと誘導する、

日本の陣内の危険なエリアではマークを確実にして絶対に敵をフリーにしない、50/50のボールは、こぼれる方向を常に予測して準備しておき、必ず日本のものとするといった姿勢が絶対必要です。

そして自陣深くではドリブル突破・ヒールパスなどの危険な”サーカス・プレー”を避けて、ボールを大切にしすぎない、クリアするところはするといったリスク・マネジメントが不可欠です。

また日本代表はトップから最終ラインまでの距離を一定に保つことが大変苦手で弱点となっています。

例えば、3-4-2-1でいくならDF最終ライン・ボランチライン・二列目ライン・トップラインの四つのラインの距離がなるべく等間隔になるよう、試合中に各選手は常に自分の前後のラインの距離に注意する必要があります。

特に、前へ前へと攻撃をあせる2-1と、裏を取られるのを恐れズルズル下がる守備の3-4の4と2の間にポッカリとスペースが空きやすくなりますし、ボランチが攻めに気を取られすぎると3と4の間も空いてしまいますから要注意です。

 攻めに関しては、何しろバーレーンは暑いですから、1対1の個人プレーに走って、チームがバラバラに攻めたのでは、体力を無駄に消耗するばかりですので、攻める時間帯が来たらチーム全体の意識を統一して、ひとつの組織として一斉に動き出し、

シンプルにパスをつないで、オーパーラップやワン・ツーをからめた中央突破と、サイドからアーリークロスを”プライム・ターゲット・エリア”にシンプルに入れて味方にヘッドを狙わせるサイド攻撃を上手に組み合わせると効果的でしょう。

もしバーレーンがガンガン攻める戦い方で来た場合は、前述したようにこちらも気持ちは”攻め”で、あわてずさわがず、キッチリと守備の基本のやるべきことをやってガマンしたうえで逆襲を狙う、

相手が3位ねらいで、攻めに来ず守ってカウンターでくるのであれば、あわてて人数をかけて攻めるのではなく、日本はリスクを避け、じっくりと構えて様子を見つつ時間を使って、あわよくば得点を狙うやり方で良いでしょう。

 どちらにしろ一番やってはいけないことは、相手に先制点を取られることです。

相手は日本よりフィジカルが強く、守って守って、ひとつのFK・CKといったセットプレーからヘッドで競り勝って一点を奪い、あとはひたすら守るというやり方が出来るチームですから、十分注意しなければなりません。

もし先制されてもそこで終わりではなく、同点・引き分けとすれば再び日本がリードするのですから、慌てず騒がず落ち着いて同点を狙って攻撃すればよいでしょう。

ただし、0-1より悪い結果は、どんなことがあっても絶対に、絶対に許してはなりません。

このようなやり方であわよくば勝ち点3を取れれば理想ですが、試合の前半は0-0でもOKですし、できれば後半に日本が先制してバーレーンを慌てさせ、たとえ終盤に追いつかれても日本にとっては勝ちに等しい勝ち点1がとれれば成功といえるのではないでしょうか。
  

■コメント

■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 



管理人多忙につき、マメにレスを差し上げられません。
ゴメンナサイ。
もちろん、すべてのコメントは拝見させていただきますが、サイトポリシーに違反したものは、予告なく削除します。
悪しからずご諒承ください。

プロフィール

スパルタク

  • Author:スパルタク
  • FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ






   

ブログ内検索