■男女とも決勝トーナメント進出に成功!

 ロンドン五輪のサッカー競技において、日本代表は男女とも決勝トーナメント進出に成功しました。

男子はスペインに勝利したあとモロッコにも1-0で勝ち、決勝トーナメント行きを決めています。

モロッコに1-0という結果は良かったのですが、試合内容には課題が残ったと思います。
スペイン戦よりも相手に危険なシュートチャンスを許すシーンが多かったように感じられました。

日本のプレスディフェンスがスペイン戦よりも弱かったために、モロッコの攻撃に押されぎみでしたし、ゴール前におけるセットプレーの守備が甘くなるという、五輪予選やツーロン国際大会の時にも見られた悪い癖が顔をのぞかせていました。

攻撃でも、意図してモロッコにボールを持たせていたというよりは、味方のボールホルダーへのサポートが遅かったために日本が攻撃の主導権を握れなかったという面の方が強かったように思います。

それでも試合内容が今一つなりに、永井選手のカウンター一発から決勝点をゲットして勝ち切ったというところに、選手の成長がうかがえました。

つづくホンジュラス戦は決勝トーナメントの戦いを見据えて、有利な組み合わせに入るためにも引き分け以上で首位通過が欲しい、しかも疲労がたまっている選手を休ませ、サブメンバーに実戦経験を積ませたいという決して簡単ではない目標をもって試合にのぞみましたが、0-0の引き分けでミッションはほぼ成功したといえるでしょう。

ただ先発メンバーをかなり入れ替えたこともあって、試合内容の方はやはり課題の残るものでした。

球際の競り合いでホンジュラスに押され、後半相手の足が止まるまでゲームの主導権はホンジュラスに。

モロッコ戦でも感じましたが、このチームはバックやボランチがイージーミスからボールを失い、決定的なピンチを迎えすぎです。

攻撃面でも味方のボールホルダーへのサポートが遅いために日本の攻撃が単発に終わり、なかなかシュートまでもっていけませんでした。

ようやくシュートチャンスを得ても、選手がパスを選択して得点から遠ざかってしまいましたね。

決勝トーナメント初戦の相手はエジプトになりました。

2000年シドニー大会では、決勝トーナメント初戦でアメリカと当たることになった時、なんとなく楽勝ムードが流れて、アメリカに「よもやの」PK戦負けを喫してあと2試合やれるチャンスを失ってしまいました。

エジプトも決して楽な相手ではなく、サッカーのもっとも基本的なところである球際のフィジカル争いで勝つところから、もう一度気を引き締め直してファイトしてほしいと思います。

 なでしこは、カナダに勝利したあとスウェーデンとは0-0の引き分け。

攻撃は、崩しまではまずまず良かったと思いますが、あとはゴールを決めるだけでした。

守備面では、相手にロングボール攻撃をされるとどうしてもそうなりがちですが、ボランチの戻りが遅れて陣形が間延びし、特にセンターバックの前のバイタルエリアにスペースを与えてしまっていたのが課題でしょうか。

それでも他グループの結果により決勝トーナメント進出決定。初戦の相手はブラジルに決まりました。

グループリーグ最後の対南アフリカ戦において、後半も0-0だったので佐々木監督が決勝トーナメントの組み合わせのことも考えて、引き分け狙いの指示を選手に出したことが一部で話題になっています。

東南アジアNO.1を決めるタイガーカップ1998年大会においてこんなことがありました。

グループリーグ最終戦のインドネシア対タイ戦、決勝トーナメント初戦で開催国ベトナムと当たることを嫌がった両チームはお互いまったく攻撃しようとせず時間だけが過ぎ、後半ロスタイムにこのままの結果ではベトナムと当たることになってしまうと焦ったインドネシアの選手がくるっと反転し自分のゴールに豪快にシュートを叩き込むという前代未聞の事態が発生。

インドネシア代表は「アンフェアすぎる」と非難を浴びてしばらく国際大会から追放されるということがありました。

わざと味方のGKが守るゴールにシュートして2位通過を狙うなんてことがあっては絶対にいけませんが、金メダルの確率を高めるために決勝トーナメントの相手を考えて「引き分けのままでも良い」という戦略をとった佐々木監督の決断を私は支持しますし、誰に対しても謝罪する必要はないと思います。

仮に南アと引き分けてなでしこが金メダルを取るのと、南アに勝って金メダルを逃してしまうのとどちらが良いでしょうか?

今さら言うまでもないことです。「マリーシア」の範囲内のことでしょう。

ただし、あくまでも2位通過によって理論上金メダルの確率があがったというだけで、ブラジル女子も強敵です。

なでしこにも悲願のオリンピック金メダル獲得に向け、決勝トーナメントの一戦一戦において女子W杯以後の鍛錬の集大成となるような戦いぶりを見せてほしいと思います。





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