■柏、初優勝

 最終節まで優勝争いがもつれたJ1は、柏が一部に昇格して即優勝という世界でも珍しい快挙を成し遂げました。

選手・監督・チームスタッフならびにサポーターの皆さん、本当におめでとうございます。

今期J1は大震災による中断の後、仙台と柏がリーグをひっぱり、最後にトップの位置にいたのは柏でした。

レアンドロとジョルジワグネルを攻撃の軸として、ベテラン北嶋選手のがんばり、そして田中順也選手や酒井宏樹選手の成長ありと、安定した強さを発揮していたと思います。
チーム内に良い意味での競争をもちこんだネルシーニョ監督の采配も実りました。

 ただ今期J1を全体的に見て気になったのは、相手ボールホルダーへのプレッシャーの弱さであったり、1対1のフィジカルコンタクトの甘さでした。

相手にボールを奪われた時、自陣にリトリートしてパスコースを消そうとはしますがプレスをほとんどかけないため、結局フリーの選手から正確なパスを出されてそこから崩されて失点というシーンが目立ちました。

名古屋ボールのセットプレーで「ケネディはヘッドが怖い」と分かりきっているのに誰も体を寄せに行かず、彼をゴール前でどフリーにしてまんまとヘディングシュートを食らって失点というケースも。

こういった傾向は、J1下位に苦しんでいたチームほど顕著でした。

2010年W杯直後に出された日本サッカー協会のリポートでは「日本人選手のフィジカルコンタクト能力の強化が急務」と指摘され、今期Jリーグでは日本人選手のフィジカル強化を目的として、「フェアな体のぶつかり合いはファールを取らない」というレフェリングの方針が示されたはずでした。

ところがリーグも中盤ぐらいからだんだんとファール判定の基準が甘くなっていき、選手が倒れたらとにかく笛を吹いとけみたいな、これまでの「選手にやさしいレフェリー」に戻ってしまった感じがします。

近年Jリーグクラブがアジアチャンピオンズリーグで勝てないのはフィジカルの弱さが最大の原因だと思いますし、日本代表選手の能力のうち唯一世界平均を下回っているのが体の当たりの強さです。

相手に体を寄せられてもバランスを崩さずボールを自分の思いどおりに扱えるというフィジカルの能力は、サッカー選手にとってきわめてベーシックな能力であり、ここを少なくとも世界平均までもっていかないとW杯なり欧州4大リーグなりで日本人選手が勝ちぬいていくのは厳しいものがあります。

ここが来期のJリーグが解決すべき最重要課題の一つでしょう。

 なおJ2から昇格を決めたのはFC東京・鳥栖・札幌の3チームとなりました。

FC東京には今野選手がおりますが、代表のセンターバックは常に手ごわいアタッカーを相手に戦って欲しいので、その意味でも昇格は良かったです。

札幌は久しぶり、鳥栖は初めてのJ1ですね。おめでとうございます。

 今年は大震災のためにリーグがしょっぱなから長期中断するなど大変なシーズンでしたが、柏の初優勝や被災地・仙台のがんばりといった勇気づけられる明るい話題も多かったですね。

C大阪の清武選手が出世頭ですが、20代前半の若くて能力の高い日本人選手がたくさん育ってきているというのも、今期Jリーグの傾向だったように思います。




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■コメント

■Re: 柏、初優勝 [名無しさん]

サッカーの審判については私もそのように思います。
amebloの にっちもさっちも、に岡田監督のことを書きました。グーグルで淡探幽情で検索すれば出ます。ぜひ読んでください
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