■キリンカップを戦う代表メンバー発表!

 キリンカップ(対ペルー1日@新潟、対チェコ7日@横浜)を戦う日本代表メンバーが発表されました。


GK 川島 永嗣 (リールス:ベルギー)
  西川 周作 (広島)
  東口 順昭 (新潟)

DF 今野 泰幸 (F東京)
  吉田 麻也 (VVV:オランダ)
  栗原 勇蔵 (横浜M)
  長友 佑都 (インテルミラノ:イタリア)
  内田 篤人 (シャルケ:ドイツ)
  伊野波 雅彦(鹿島)
  槙野 智章 (ケルン:ドイツ)
  安田 理大 (フィテッセ:オランダ)

MF 遠藤 保仁 (G大阪)
  長谷部 誠 (ボルフスブルク:ドイツ)
  細貝 萌  (アウグスブルク:ドイツ)
  家長 昭博 (マジョルカ:スペイン)
  森脇 良太 (広島)
  柴崎 晃誠 (川崎)
  西 大伍  (鹿島)

FW 本田 圭佑 (CSKAモスクワ:ロシア)
  岡崎 慎司 (シュツットガルト:ドイツ)
  前田 遼一 (磐田)
  李 忠成  (広島)
  関口 訓充 (仙台)
  興梠 慎三 (鹿島)
  宇佐美 貴史(G大阪)


 ざっと見るとドルトムントの香川選手の名前がありませんが、大けがから回復したばかりなので、大事を取って今回は召集見送りのようです。そのかわりといっては何ですが、柴崎・西・宇佐美の3選手が代表初選出となりました。

アジアカップを戦ったメンバーをベースに、関口選手など再開後のJリーグで良い動きをしている選手が選ばれています。

後はザッケローニ監督が記者会見で述べていたように、4-2-3-1をベースとして3-4-3や4-3-3といったシステムへの柔軟な変更ができるように、伊野波選手や槙野選手、今回新たに呼ばれた西選手のように中央もサイドも守れるユーティリティプレーヤーを好んで召集しているところも相変わらずですね。

おそらくザッケローニ監督は日本代表が世界と戦う上で、特に強豪国と対戦する時の切り札として可変型の3-4-3システムを考えているのだと思います。

ザッケローニ監督の3-4-3は以前の記事でお話したように、守備の時には4バックになる可変型システムなのですが、2~3年前にガスペリーニ監督がジェノアで使いローマやミランといった強豪クラブを破って評判になった可変型3-4-3システムの影響を受けているような気がします。

このシステムだとバックはサイドもセンターもそつなくこなせるユーティリティタイプでないと機能しませんから、ザッケローニ監督もそういうタイプの選手を好んで召集しているのでしょう。

日本が強豪国に一泡ふかせるためのオプションとして3-4-3システムを持つのは悪くないと思いますが、まずセンターバックなりボランチなり真中でしっかりと守れることが大前提で、その大前提がクリアされてこそのユーティリティだと個人的には考えています。

システムにもよりますが、GK-センターバック-ボランチ-トップ下-センターフォワードの「チームの背骨」がしっかりしていないチームはダメだと私は考えているので、吉田選手はまだ一人立ちしておらず栗原選手は久しぶりの召集と特にセンターバック陣がまだ磐石とは言えない状況で、代表に呼ばれるユーティリティプレーヤーの代表格である槙野選手がケルンでレギュラーを取れていない点は少々気になります。

またアジアカップではやや失点が多かったように思いますので、まず4-2-3-1の守備組織をしっかりと再整備して2010年のレベルまで回復させてほしいところです。

そのあたり、攻守のバランスの取り方はザッケローニ監督も重々承知でしょうから、「釈迦に説法」かもしれませんが。

 FW陣ではG大阪の宇佐美選手がどれだけやれるか楽しみなところですが、個人的には甲府のハーフナー・マイク選手も見たかったなと思います。

ザッケローニ監督が「宇佐美はまだA代表のレベルには無い」と言っているように、ハーフナー選手もまだそのレベルにはないのかもしれませんが、現在の代表にはいないタイプのFWなので、将来性を買って経験を積ませながら育てても良いのではないでしょうか。

 最後にフェイエノールトの宮市選手についてですが、彼のエールディビジ初挑戦は3ゴール3アシストという結果に終わりました。

18歳という年齢を考えれば素晴らしい成功と言えますが、もちろんまだまだ覚えなければならないこともたくさんあります。

フェイエノールトの監督さんの育成方針なのか「あれもやれ、これもやれ」と欲張らず、ボールを受けたらシンプルにサイドで1対1の勝負をするということを宮市選手に徹底させていました。

しかし相手に研究されるとボールを受けることすら難しくなり、宮市選手も味方からパスを引き出す動きを工夫することで最初の試練を乗り越えようとしていました。

これからは、縦へのドリブルだけでなくパスも使えるようになるとプレーの幅が広がってドリブルがもっと生きるでしょうし、突破した後シュート・ゴールへの意識をもっと強く持ってほしいと思います。

そのような課題が残されていることを踏まえ、今回はフル代表には呼ばれなかったのかなと推測します。

まだ若いですし、焦らずに一つ一つ課題を着実にクリアしていけばいいことですが、ハーフナー選手とともにちょっと見たかった気もします。

 秋にはブラジルW杯アジア予選がスタートしますが、テストマッチの機会は今回のキリンカップを含めてたった3試合しかありません。

限られた時間を最大限有効に使って、W杯予選のために万全の備えをしてほしいです。






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■コメント

■Re: キリンカップを戦う代表メンバー発表! [名無しさん]

教えなきゃいけないことが多いなら自分で教えればいいのに(笑)

岩政が選ばれなくて槙野が選ばれたのは意外だったなぁ、槙野・森脇・安田・・・・・考えただけで笑えてくるお調子者トリオだな(笑)

カナダ世代がんばってほしいねぇ・・・。

それと家長も、彼も宮市同様の驚きでした。
彼の魔女のプレー見てもぱっとしないし、本田・長友・岡崎の同世代にバイタリティーの強さを注入されて覚醒してほしい。
いまのところ本田に10番を付けさせないためのアディダス枠にしか思えない。
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