■日本代表、コパアメリカへ

 日本サッカー協会(JFA)は12日、7月に行われるコパアメリカへの日本代表の派遣を事実上決定しました。

代表メンバーを海外組中心にし、手薄でやむをえないポジションにつき国内組の召集を認めてもらうことで、Jリーグ側からも理解を得られました。

紆余曲折はありましたが、何とか日本代表がコパアメリカに参加できそうです。

 代表のコパアメリカ出場自体はとてもうれしいのですが、それにしても何か釈然としないものが残るのも事実です。

JFAとして「東日本大震災の影響で日本代表のコパアメリカ参加は無理」という意向を南米サッカー連盟(CONMEBOL)に伝えて了承してもらい、CONMEBOLは内々にスペインやコスタリカに代替出場を打診していたと伝えられていました。

ところがJFA会長がアルゼンチンサッカー協会会長から考え直すように言われ、大逆転で日本代表の出場が決定したわけですが、日本から出場は難しいと言われたからそれを了承し、急きょ代替出場国探しを始めなければならかったCONMEBOLにも大きな迷惑をかけてしまいました。

これほど短期間に出場不可能から可能へとひっくりかえったことを見れば、日本側の当初の判断が妥当だったのか、あきらめるのが早過ぎたのではないか、日本自身のコパアメリカ出場への努力やCONMEBOLとの意見のすり合わせが足りなかったのではないかという疑問が残ります。

日本は「経済一流・外交三流」なんて言われますし、日本人は外国人との交渉に臨むにあたり「ここからは相手に絶対譲れない」という一線があいまいで、しばしば自らの感情に流され、相手に強く押されるとその意見にズルズル引きずられてしまうことが指摘されます。

今回の一件で厳しいことを言えば、JFAとJリーグ・各クラブとの国内間の調整も含めて「意志が弱く自分で物事を決められない日本」「外圧がないと国内の意見がまとめられない日本」という印象を受けたのが残念でした。

日本のサッカーはアジアNO.1の実力にもかかわらず、なぜ日本人がアジアサッカー連盟の選挙で勝てないのか、なぜアジアのサッカー外交の舞台でさえ影が薄いのかという疑問の回答としては、こういうことの積み重ねにあるのではないでしょうか。

 ともかく代表のコパアメリカ出場が決まったことは嬉しいニュースです。

貴重な強化の場ですから、2014年ブラジルW杯のアジア予選を突破し本大会で良い成績を残すために、コパアメリカを有意義に活用して欲しいと思います。





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