■バーレーン戦―しょっぱい勝利 その3

前回のつづき

 またフリーキック・コーナーキックの場面をふりかえると、大半を中村選手が蹴っていたのですが、これもほとんど決まりませんでした。

中村選手は大半のキックをペナルティエリア内のもうひとつ内側の長方形のエリアである、ゴールエリア内に落とそうとしていました。
(三都主選手のクロスも同じところを狙っていたように思います)

 もちろんこれは間違いではありませんが、バーレーン側がこのエリアを集中して守っていたためにほとんどDFにはね返されたり、キーパーにそのままキャッチされていた事を考えると、キックの半分くらいは別のエリアを攻めるというオプションを考えてみても良かったのではないかと思われます。

この場合、別のエリアとはPKのとき球をセットするペナルティスポットとゴールエリアにかこまれた5.5m×18mの長方形のエリアです。

これをイングランドFAは”プライム・ターゲット・エリア”と呼んでいて、クロスを上げる時はまずこのエリアを狙うのが定石とされています。

この試合でも、もっとこのエリアを活用すべきだったのではないかと思います。

実際バーレーンのO.G.を誘ったプレーは、フリーキックからファーポスト側のプライム・ターゲット・エリアに球を落とし、これに中澤選手がとびこんで球がゴール前にこぼれたことによって生まれたものでした。

 キックの種類も強くて速く、鋭く落ちるようなものが効果的だったと思います。

逆に、やわらかくふわっと浮かせた山なりのキックは落ちてくるまで時間がかかるので、敵DFなりGKなりが余裕を持って対処できるので、あまり効果があるとは思えません。

 おさらいすると、1.シュートを増やすために攻めに時間をかけない、2.クロスやセットプレーの時の球の落としどころを再検討すること、の二点が今回の試合の教訓となったのではないでしょうか。

 この教訓をふまえて、試合後の監督や選手達のコメントをみると「フィニッシュにつながらないのが課題」と述べた、中田選手ひとりだけがこの試合の問題点を的確に指摘していたようでした。

 今回のバーレーン戦を総括すると、なにはともあれ勝ち点3がとれたことが最大の収穫でした。また、攻守にわたってMF陣がこの最終予選で一番の出来だったのも大変よかったと思います。

 最終予選の今後の展望については、以前に指摘したとおり、次のアウェーでのバーレーン戦は引き分け以上が、ピョンヤンでの北朝鮮戦は勝利が何としても必要となりました。

次の試合までしばらくあくので、その間日本代表スタッフ、各選手のすごし方が大変重要になってくるでしょう。
  

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