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■日本代表、インドに順当な勝利

 昨日行われたアジアカップ2007予選のインド戦は、日本が3-0と順当に勝利をおさめました。

対戦相手のインドは、全員国内リーグでプレーしていると思われ、イングランド二部(実質三部)のクラブに在籍していたことがあるFWバイチュン・ブティア以外、無名の選手ばかりです。

こうした点を踏まえて、たとえアウェーでも日本が最低2~3点差をつけて勝つ実力差はあるなと考えていましたが、そのとおりの結果となりました。

それにしても会場となったバンガロールのスタジアムは、インドの巨大な人口にしてはお客さんが少ないようでした。

インドのサッカーどころと言えばなんと言っても、ブティアが所属するイーストベンガルやモフンバガンといった名門クラブが本拠地としているコルカタ(カルカッタ)ですが、バンガロール市民はサッカーよりもクリケットのほうに関心があるのかもしれません。

 さて試合展開のほうは、実力差を反映して日本がボールを支配。

前半23分、左サイドの三都主選手からグラウンダーでアーリークロスが入り、巻選手のシュートがスカッたところボールがうまく播戸選手の前にこぼれ彼がプッシュして先制。

照明灯が一基消えるアクシデントの後の44分、右から三都主のクロスに播戸がヘッドで合わせ、インドGKの手を弾いてゴール!日本2-0とします。

後半開始後の日本の攻撃が一息つくとインドが攻勢に出ます。
これに対して日本側がバタバタと慌ててしまい、多少混乱が見られました。

後半37分、この嫌な流れを断ち切ったのが中村憲選手。
ゴール左前から目の覚めるようなミドルシュートがゴールに突き刺さり、3-0。

これでインドの戦意は完全に失われゲームは決まりました。

 今回のインド戦は、デコボコのピッチ・停電や犬の乱入といった様々な障害のなか、きっちりと結果を残したのだから、そのことについてはちゃんと評価しなければいけないと思います。

内容については、収穫もありましたし課題も出た試合となりました。

攻撃では、播戸・中村憲の二人が結果を出してくれたことが収穫でした。

播戸は「俺が決めてやる」というアグレッシブな気持ちがひしひしと伝わってくるFWらしいFWです。

シュートを打つべきときにパスに逃げる日本人FWが非常に多いなか、シュートに迷いのない彼は、見ていて気持ちよいです。

中村憲も、パスのつなぎ役としてまずまず機能し、正確なミドルシュートの能力も披露してくれました。

日本人の二列目タイプの選手は、パサーというだけで自己満足してしまい消極的で得点能力が低いという問題を抱えがちですが、中村憲には、ラストパスも出せるし自分で得点もできるようなレベルの高い選手になってほしいと思います。

 課題については、ボランチと二列目のパスのホットラインの欠如をあげたいと思います。

この試合で、ボランチから二列目へパスが供給され攻撃が組み立てられるという形がほとんど見られませんでした。

それでも前半は、最終ラインから両サイドへのサイドチェンジぎみのロングパスによる攻撃が機能していたので目立ちませんでしたが、後半にインドが攻勢に出てきて、両サイドへのロングパスによる攻撃が機能しなくなると途端に、日本がチームとしてボールを落ち着いてキープできないという、問題が目に見える形であらわれてしまいました。

特に後半は、水本選手の負傷退場のせいで鈴木選手がDFラインまで下がったために、長谷部選手がボランチの位置に入ったのですが、彼が積極的に攻め上がったために、ボランチ役が誰もいないといった状況になってしまいました。

そのために、チーム全体として落ち着いてボールキープができず、インドに攻め込まれてバタバタしてしまいました。

前半でも、鈴木がボランチの位置でどっしりと構えて、相手から奪ったボールを中村憲や山岸選手に配給して、攻撃の基点になるようなプレーが欲しかったです。

ボランチは、前線に上がってシュートということだけが攻撃参加なのではなく、むしろ相手から奪ったボールを二列目や両サイドに確実に配給する、攻めの基点としての役割をしっかり果たすことの方が、大事な攻撃参加だと思います。

またボランチが攻め上がったら、二列目のうちの一人が必ず下がってスペースをカバーするという約束ごとも必要です。

ボランチと二列目のパスのホットラインの欠如という問題は、ジーコジャパン時代に国内組中心でメンバーが組まれたときにも、このブログで再三指摘しました。

これも日本サッカーにありがちな問題なのかもしれません。

 守備に関しては、まずまずだったと思いますが、前半終了間際の集中力が切れやすい時間帯に、CKからインドの選手をどフリーにしてしまって決定的なシュートを浴びたことが、一つ目の課題です。

あれが決まっていたらゲームの流れががらっと変わっていたことでしょう。

二つ目は、三都主の守備の判断ミス&手抜きです。

一度、日本の左サイドを三都主の軽率な守備応対からインドの選手に破られてシュートされたときはGK川口選手から怒鳴られていましたが、彼の守備での判断ミス&手抜きの数々は、先制点と二点目の基点となる攻撃での貢献をパーにしてしまうものでした。

私は相手が弱いからといってプレーの手抜きをするような選手は好きではありません。

 今回のインド戦は、結果をきっちりと残したことは評価できます。
あとは試合内容をいかに高めていくか、攻守両面でのプレーの質をどれだけ向上させられるかが課題になると思います。

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2006.10.11 スリーカンテラワ・スタジアム
      (バンガロール) 



  インド  0  -  3  日本

            '23 播戸
            '44 播戸
            '82 中村憲


GK ナンディ    GK  川口

DF マンジュ    DF 三都主
   スルクマル      駒野
   サンジブ       水本
   プラディープ    (長谷部 45)
   ディーパク
  (アヌパム 14) MF 中村憲
              鈴木
MF ベンカテシュ     阿部
  (アルビト 40)    今野
   マンジット      山岸
  (キヘトリ 69)
   スティーブン  FW 播戸
   レネディ      (佐藤 71)
              巻
FW バイチュン     (我那覇 67)




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