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■日本代表、ガーナにくやしい敗戦

 横浜の日産スタジアムで行われた日本対ガーナ戦は、0-1で日本が敗れました。

今回の対戦相手は、アフリカの古豪ガーナでした。
ガーナはドイツW杯で旋風を巻き起こし、近年の絶不調から華々しい復活をとげた国です。 試合前にマスコミも「W杯ベスト16のアフリカ最強国」と盛んにあおっていました。

ただ私は、選手個々には素晴らしいタレントがそろっているものの、チーム全体のまとまりとしてはそれほどでもなく、ホームでなら日本も十分勝機ありと考えていました。

実際のゲームを見た感想も、監督が変わったばかりで、しかも長旅の疲労・時差ボケもあったのか、イージーなパスミス・シュートミスが少なくなく、マスコミが大騒ぎするほど「とんでもなく強い」ということではなかったと思います。

 試合展開は、前半は日本がやや押し気味で、巻選手が決定的なチャンスを二度ほど外してしまいましたが、このうち一本でも決まっていれば、試合展開はがらっと変わったことでしょう。

後半はやっとエンジンがかかってきたガーナが日本を押し込みます。
日本のゴール前の危険な位置でFKを与えてしまいましたが、川口選手のファインセーブでしのぎきりました。

ところが、ガーナの攻勢を乗り切ったと思った瞬間、決勝点を奪われてしまいます。

後半28分、右サイドのスローインから途中出場のピンポンがシュートぎみの高速クロスを入れ、これまた交代したばかりのハミヌがゴール前へ走りこんで豪快に決められてしまいました。

 日本はたまらず中村憲剛選手を投入すると、停滞していた中盤が急に活気づき、ガーナを一方的に攻め立てて、攻撃の形がようやくでき始めましたが、時すでに遅しでした。

 さて、いつもならガーナ戦の試合内容を攻守別に分析するのですが、今日はまず選手起用についてお話したいと思います。

オシム・ジャパンの初戦となったトリニダード戦からガーナ戦まで、フレッシュな選手が次々と代表に呼ばれ、チャンスが与えられてきたわけですが、正直これから相当忍耐が必要だなと思いました。

忍耐が必要な点は二つです。

まず選手個人個人の経験が圧倒的に不足しており、若手選手が成長して”もの”になるまで相当忍耐が必要だということ。 技術力・状況判断力・戦術理解力といった各分野で、経験がまだまだ足りません。

二点目は、オシム監督の組織戦術が選手全員に浸透し、高度な組織サッカーができるようになるまで多くの時間が必要であり、それまで忍耐しなければいけないということです。

この点は、オシムも「オートマティズムはすぐには完成しない」と言っていますね。

 ただ、オシムの選手起用について、一点だけ疑問があります。
それは本来のポジションではないところに、選手を起用することです。

オシムはその理由として「選手は複数のポジションができなくてはならない」とか「そのポジションに良い人材がいない」と言っています。

現代サッカーでは一人の選手が複数のポジションをそつなくこなしたり、ゲーム中で激しくポジションチェンジするような能力が要求される、マルチロール化がすすんでいるから、オシムの言うことは良くわかります。

しかし例えそうだとしても、まず本来のポジションに入れてやって本職で合格点をとることが先決で、二つ目三つ目のポジションが出来るようになるのは、それからでも遅くないと思うのです。

「選手は複数のポジションができなくてはならない」ということで、本来のポジションではないところに選手を起用している良い例は、代表の二列目でしょう。

オシムジャパンになってから数試合、二列目に本来はサイドの三都主選手やボランチだった遠藤選手を入れていましたが、私には成功しているように見えませんでした。

(遠藤は現在クラブチームで攻撃的な役割を担っていますが)

三都主はもう二列目には入らないようですし、ガーナ戦で遠藤と交代で中村憲が入ったとたん日本の攻撃が機能しだしたのを見て、ちょっと遠藤には申し訳ないですが、彼に限界を感じてしまいました。

遠藤はときおり目を見張るような素晴らしいプレーをするのですが、試合中輝いている時間があまりにも短すぎ、攻守の局面で関係のないところをトボトボ歩いていて”消えている時間”が長すぎるのです。

だったら前述の中村憲や長谷部選手・小林大悟選手・中村直志選手のような、いかにも二列目にふさわしい攻撃的な選手にチャンスを与えてほしいと思います。海外組では松井選手もいますし。

 また「そのポジションに良い人材がいない」と言うのであれば、北京五輪世代なりユース世代なりから、伸びしろが大きそうな若い選手をA代表にひっぱってきてオシムが育ててしまえば良いと思います。

「そのポジションに良い人材がいない」ということで本来のポジションではないところに選手を起用している例は、センターバックでしょう。

現在A代表でセンターバックタイプが極端に不足していますが、五輪世代やユース世代にセンターバックタイプが一人もいないということはないのですから、そっちからA代表に選手を引っ張ってきてオシムのもとで経験を積ませ、必要に応じて五輪代表やユース代表に返してやれば良いのではないでしょうか。

その点、ガーナ戦で水本選手が起用されましたが、とても良いと思います。

そのポジションで日本最高の選手が20代前半の若い選手であるならば、その選手をA代表で使ったほうが、本職ではない選手をそのポジションに無理にねじこむよりは、よっぽど良いのではないでしょうか。

世界を見渡せば、20代前半の若い選手がバリバリのA代表レギュラーというのは珍しくありません。

逆に日本のA代表は高齢すぎるくらいです(笑)

次回につづきます



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■コメント

■ [インスタント・コーヒー]

「適材適所」は確かに大事なことですよね。

本職ではない選手を使うくらいなら、まだ次のワールドカップまで十分時間があるので本職の選手を使って欲しいものです。

今野選手にあのポジションは適性がないとは言いませんが本職のボランチより力が落ちるという印象を受けました。

■インスタント・コーヒーさん [スパルタク@管理人]

>今野選手にあのポジションは適性がないとは言いませんが本職のボランチより力が落ちるという印象を受けました。

直接失点に結びつきそうなミスが二回はありましたよね。

やっぱり今野選手は、ボランチに入れたほうが生きるように思います。
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