■日本、ブルガリアに敗れる

 ワールドカップ開幕まで、あと1ヶ月となりましたが、今日、大阪長居スタジアムで日本対ブルガリアのテストマッチが行われ、日本は1-2で敗れました。

ブルガリアはレバークーゼンでプレーするベルバトフや、フィオレンティーナでプレーするボジノフらを欠く、1.5軍から2軍といった感じのチームでした。

一方の日本も日曜にゲームのあった浦和や鹿島の選手を使えない状態で、いくぶん日本が不利だったでしょうか。 でも日本のホームですから、絶対に勝たなければならない試合でした。

 試合経過を簡単に振り返っておくと、試合開始1分もたたないうちに、ブルガリアが大きなサイドチェンジから日本の左サイドを崩してクロスをゴール前へ入れ、これをDF田中選手の前でS・トドロフが合わせて、あっという間に先制されてしまいました。

15分過ぎから日本が落ち着きを取り戻して、ゲームの主導権を握ります。

17分に阿部選手のミドルは相手GKにはじかれ、24分の玉田選手のシュートはポストに嫌われます。 37分の阿部のヘッドはうまくヒットせず、前半を0-1で折り返します。

後半も引き気味でカウンターを狙うブルガリアに対して、日本がボールをほとんど支配してゲームを進めます。

後半11分にゴール前へ飛び込んだ玉田に阿部がスルーパスを供給、フィニッシュまでいくもワクをとらえず。
25分には、小野選手のミドルシュートをGKがはじき、小笠原選手がつめるも相手DFにクリアされます。

31分に三都主選手の強烈なロングシュートが相手DFと巻選手に当たってゴールイン!日本がようやく同点に追いつきます。

その後はブルガリアも前に出てきて一進一退の状態になったロスタイムの46分、ブルガリアの左サイドからのFKで、蹴ったボールがゴール前でバウンド、これを宮本選手も川口選手もクリアできずにそのままゴール、日本は1-2でキリンカップの初戦を落してしまいました。

 試合内容の方ですが、まず攻撃から見ていくと、中盤の組み立ては前回のエクアドル戦に続き、なかなか良かったと思います。

スタメンの中盤は遠藤・福西・阿部の三選手という急造の組み合わせで、少しギクシャクしたのはやむをえなかったですが、それでもまずまず機能していました。

後半15分すぎから小野と小笠原が入ると、さすがに展開力がアップしました。

中盤が機能したおかげで、中央からもサイドからも質の高いチャンスを数多く創ることが出来たと思います。

チャンスメークはかなり良かったのですが、問題はフィニッシュ。 特にフリーでシュートを打てたにもかかわらず、はずしてしまったという場面を何度も見ました。

フリーでシュートの場面を確実にものにしていれば、前半だけで1-1か2-1になっていたはずです。

 守備に関しては、プレスがかなり甘かったですね。

前半15分までにブルガリアが攻めに出たとき、相手の早いパス回しに対応できていませんでした。 特にチームに慣れていないのか、阿部のプレスの甘さはちょっと気になりました。

失点の場面は、先制点は田中が簡単に相手に前をとられたのが敗因でしたし、決勝点は、残念ながら川口のミスと判断せざるを得ません。

今日の川口は珍しくハイボールの応対が不安定だったように思います。

日本のように、特別攻撃力があるわけではないチームが守備も不安定なのでは、ワールドカップの上位進出は望めません。

11人が組織的に連動して、相手を自由にさせないようにガチガチいくような、しまった守備組織を本番までに構築して欲しいです。

 今回のブルガリア戦を総括すると、相手のゴール前と自分のゴール前という得失点に直接からんでくる大切なエリアでの個人プレーで、負けてしまったという感じでした。

ブルガリアの先制点をのぞけば、フリーのシュートシーンで何本も外し続け、相手のセットプレーでGKがミスといった具合に、相手が強かったというよりはむしろ自滅したと言った方がよいでしょう。

中盤を組織的にして攻守の主導権を握るのは、攻撃では相手のゴール前でのプレー、守備では自分のゴール前でのプレーを有利にするためですが、この肝心のエリアでミスったのでは、意味がなくなります。

試合内容は悪くないので、結果については気にしていませんが、フリーで打つシュートは出来るだけ決める、自軍ゴール前では、相手選手へのマークのズレやGKのキャッチミスを絶対に起こさないということをもう一度チーム全体で確認するということが、本番に向けての課題として浮かび上がってきたと思います。

個人では玉田が運動量豊富に相手守備陣をかきまわして、良いプレーをしていたのが目立ちました。 あとはゴールを決めるだけだったのですが...。

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2006.5.9 大阪長居スタジアム


    日本  1  -  2  ブルガリア

 '76 巻       '1 S・トドロフ
            '90+ ヤネフ


GK 川口       GK コレフ

DF 宮本       DF キリロフ
   中澤          トプザコフ
   田中          アンゲロフ
  (小笠原 61)      ミラノフ
              (V・イリエフ 46)
MF 加地
   村井       MF ヤンコビッチ
  (三都主 44)     (G・イリエフ 26)
   福西          ワグネル
  (小野 61)       テルキスキー
   遠藤         (カラスラボフ 90+)
   阿部          M・ペトロフ
  (長谷部 83)     (ヤネフ 86)

FW 玉田       FW S・トドロフ
   巻          (ドモフチスキー 63)
  (佐藤 77)       Y・トドロフ


  

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