■勝ち点1を失ったイラン戦 その3

 前回のつづき

 それでは最後に今回のイラン戦全体の総括ですが、試合内容はそれほど悪くなかったと思いました。北朝鮮戦と違い、海外組が入った中盤が攻守にわたってまずまず機能していたのは明るい材料です。

逆にイラン代表は前試合にひきつづき、内容がいいとは言えませんでした。

守備はともかく攻撃がうまく機能していたとは思えません。福西の同点ゴールを浴びてからは明らかにあせって雑なプレーをしていました。

その意味でもアウェーとはいえ十分引き分けられる相手でしたが、こちらの初歩的ミスで勝ち点1を失い、イランに勝ち点2を与えてしまったのはもったいなかったと思います。

 しかし、今回の敗戦は予測したシナリオの範囲内でしたし、ホームで2点差以上つけて日本がイランに勝てば日本の方が実力は上です。

むしろ怖いのは敗戦を引きずって自信を失い、埼玉でのバーレーン戦で勝ち点3がとれなくなることです。というわけで次の試合は絶対に勝たなくてはならなくなりました。

 ただ管理人スパルタクがあまり好きでは無い言葉は、日本がアジアで苦戦したときに出てくる「アジア各国だってレベル・アップしているのだから簡単に勝てる試合は無い」とかいう言い訳です。

確かにアジア各国はチーム力を強化しているのでしょうが、イラン代表は今のままのレベルでは2006年W杯でグループリーグを突破するのは難しいと思います。その相手にアウェーとはいえ日本が勝てなかったというのは事実です。

 また代表のいわゆる”国内組”が「俺たちだってやれる!」という自信の根拠となっている2005年アジアカップ優勝にしても、

優勝それ自体はすばらしいものでしたが準優勝の中国も含めて、W杯のグループリーグを突破できるようなレベルの高いサッカーをやっていたチームは、あの大会に1チームもいなかったということもおぼえておかなければなりません。

 日本サッカー協会は「次回W杯は2002年以上の成績、ベスト8以上が目標」などと言っていたはずですが、今のままのレベルでは日本も2006年ドイツ大会でのグループリーグ突破はかなり厳しいと言わざるを得ません。

本気で前回以上の成績をドイツ大会の目標とするなら、北朝鮮戦や今回のイラン戦のようなクオリティの試合をやって苦戦して「アジアもレベルアップしているから」なんて言い訳をしても、何の意味も無いということを忘れてはならないでしょう。

その意味で言えば、「予選は2位以内に入れば良いんだ」と言っているジーコや”国内組”の選手達が満足しているサッカーのレベルというのは低すぎるのではないかと考えてしまいます。

学校のテストにたとえるなら、”アジア組”で70点とってクラスのトップになったから「俺だってやれる!」とどんなに自信を持っても、最低でも90点とることが必要とされる”W杯ベスト8組”という選抜クラスには入れてもらえないのです。

そして普段70点台しかとったことの無い生徒が、いきなり本番の選抜試験で90点以上とれるのでしょうか?

そう考えてみれば、普段から質の高いサッカーをめざし、アジア予選で高い実力を証明して、本物の自信を積み上げて行くという作業が必要なのではないでしょうか。
  

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