■2014年02月

■ニュージーランド戦に向けた代表メンバー発表

 3月5日に東京・国立競技場で行われる日本代表のテストマッチ、対ニュージーランド戦に召集されたメンバーが発表されました。以下のとおりです。


GK 川島 永嗣 (リエージュ:ベルギー)
   西川 周作 (浦和)
   権田 修一 (F東京)

DF 今野 泰幸 (G大阪)
   吉田 麻也 (サザンプトン:イングランド)
   長友 佑都 (インテルミラノ:イタリア)
   酒井 宏樹 (ハノーファー:ドイツ)
   酒井 高徳 (シュツットガルト:ドイツ)
   森重 真人 (F東京)
   伊野波 雅彦(磐田)
   駒野 友一 (磐田)

MF 本田 圭佑 (ACミラン:イタリア)
   香川 真司 (マンチェスター・U:イングランド)
   遠藤 保仁 (G大阪)
   清武 弘嗣 (ニュルンベルク:ドイツ)
   山口  蛍 (C大阪)
   細貝  萌 (ヘルタ・ベルリン:ドイツ)
   青山 敏弘 (広島)
   齋藤  学 (横浜M)

FW 岡崎 慎司 (マインツ:ドイツ)
   柿谷 曜一朗(C大阪)
   大迫 勇也 (1860ミュンヘン:ドイツ)
   工藤 壮人 (柏)



 今年最初に召集された代表メンバーを見てみますと、残念ながらケガで内田・長谷部両選手が外れています。

高橋秀人選手も呼ばれていませんが、駒野・青山・工藤の国内組各選手が久しぶりの召集です。1860ミュンヘンで好スタートをきった大迫選手にも期待したいと思います。

 昨年秋のベルギー遠征は、オランダ・ベルギー相手に「良い結果」を残したため、日本サッカー界になんとなく「ブラジルW杯の日本代表には期待するしかない」みたいな、甘ったるい楽観ムードがただよっているのが個人的には気になります。

代表選手本人たちにそういった気のゆるみはないと思いますが、あれはあくまでもテストマッチ。

相撲でいえば、いくら勝っても番付があがらない地方巡業みたいなもので、そこでケガをして勝敗が番付や給与に直結する本場所に出られなくなったら損だから、体勢が不利になった力士は、下手にふんばって土俵下にぶん投げられてケガを負うリスクをおかすよりは、もうダメだと思ったらあっさりと土俵を割ってしまう結果、決まり手に「寄り切り」が多くなりがちなのが地方巡業というものです。

投げ技を決める場合でも相手をケガさせないように配慮がなされているように見受けられます。それは八百長ということではなくて興行試合(エキシビション・マッチあるいはガラ・マッチ)の性格が濃いからです。

本気ではない大関(オランダ)や小結(ベルギー)に平幕の日本が、もし地方巡業で勝ったとしても、本場所(ワールドカップ)で勝てる保証は何もありません。

また日本代表自身がおかれている状況を見ても、ケガで長期離脱中の選手あり、欧州のクラブでレギュラーポジションをとれていない選手も少なくなく、決してうかれていられるような状況ではありません。

そもそもベルギー遠征にしたって、2試合で4失点とあいかわらず守備に大きな問題を抱えています。

ザックジャパン発足時に、中澤・闘莉王の両センターバックの後継者づくりが課題と指摘しましたが、あれから3年たっても、まだセンターバックのポジションが盤石といえる状況ではないのがとても残念です。

残された時間はあと三か月、手薄なセンターバックのポジションを本当に何とかしないと、ワールドカップが気がかりです。

「2点とられても3点取り返せばいいじゃないか」なんて、ワールドカップの厳しさがわかっていない甘い考えと言わざるを得ません。

 話はかわりまして、代表の新アウエー用ユニホームが発表されました。

これまでアウエー用ユニホームは白を基調としたものが使われてきましたが、今回はブラジルワールドカップを意識して蛍光イエローが採用されました。(参考記事

皆さんはどういう感想をお持ちでしょうか?

日本代表がこれを着て勝ち星を積み重ねていってくれることで、かっこいいユニホームになっていってくれることを望みますが、日本の新しいユニ(シャツ・パンツ・ソックスの順に1stユニが青・青・青、2ndユニが黄・黄・黄)は、対戦相手によってはちょっと困ったことにならないでしょうか?

コロンビア・エクアドル(黄・青・赤)やブラジル(黄・青・白)のように、世界には黄色のシャツに青いパンツの組み合わせを採用している国がいくつかあります。

たとえば、ワールドカップなどで日本がコロンビアやブラジルと対戦するとき、ゲームが対戦相手のホーム扱いとなった場合、ユニの色がかぶったときは日本が変更しなくてはなりません。

まず日本の1stユニ(青・青・青)では対戦相手とパンツの色が同じ青でかぶってしまいます。

そこで日本側が2ndユニを使おうとすれば、こんどはシャツの黄色でかぶってしまい使えません。

日本がシャツを1stの青、パンツを2ndの黄色の組み合わせにすれば対戦相手と同じ色がかぶることを避けられますが、これまで通り、青いシャツと白のパンツという組み合わせなら違和感はありませんが、青いシャツに蛍光イエローのパンツ・青いソックスの組み合わせって、ユニホームの美的センスとしてどうなんでしょうか。

そこまでをちゃんと想定して、蛍光イエロー一色の2ndユニというのは決められたんですかねえ。

コロンビアやブラジルのホーム扱いであっても日本は変えず、コロンビアやブラジル側にパンツだけ2ndの白に変えてもらえれば問題は解決されますが、それだと両国に迷惑がかかることになりますし、FIFAの判断で両チームが2ndユニホームで試合をするということも過去にありそれでも問題は解決されますが、それはそれでなんだか腑に落ちません。

あと日本の新しい1stユニホームのソックスですが、一応青いソックスという位置づけなんでしょうけれど、デザイン的に赤い部分がかなり大きいので、対戦相手が赤いソックスを履いている場合、TV画面を通してみると両チームともソックスが赤に見えるんですよね。赤いシューズをはいている日本人選手は特に。

これもワールドカップ直前になってFIFAあたりからクレームがついたりしないんでしょうか。



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■サイバー犯罪

 読者のみなさんの中には「おかしいな」と思った方もおられるでしょうが、「人気ブログランキング」の当ブログに割り当てられた“送信ping”をある人物が窃盗し、その人物が運営するブログの更新情報を、盗んだ「国際サッカー戦略研究所」の送信pingを使って送り、それによって人気ブログランキングの「国際サッカー戦略研究所」の項目には当ブログの記事ではなく、当ブログの送信pingを盗んだ人物が運営するブログ記事へのリンクが表示されるという状態になっていました。

簡単に言えば、人気ブログランキングの「国際サッカー戦略研究所」の項目は、当ブログの管理人になりすました人物に乗っ取られていたということになります。

そこで一週間以上、あえてその人物に好き放題やらせ泳がせておいて、その人物に関する情報を収集したうえで、人気ブログランキング運営部に、不正な「管理人なりすまし」行為・「乗っ取り」行為について、その人物に関する情報とともに通報いたしました。

また弁護士をやっている友人に相談したところ、その人物の行為は「不正アクセス禁止法・第四条」(他人の識別符号を不正に取得する行為の禁止)等に該当する可能性があり、それに違反した者は「一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金」が科せられるとのことです。

今後、「管理人なりすまし」行為・「乗っ取り」行為が継続するようであれば、その人物に関する情報をそえて警察のサイバー犯罪対策課に通報する準備もできています。

警察によって、「人気ブログランキング」運営部やFC2Incに対して、その人物のアクセス情報開示が要請され、さらにその人物が利用しているプロバイダーに個人情報の開示が請求されれば、個人が特定されて警察が必要な手続きを取ることでしょう。

そのためにも引き続き、当ブログの送信pingを窃盗して「管理人なりすまし」「乗っ取り」を行った人物への監視を続けたいと思います。

読者の皆さんも、サイバー犯罪にはくれぐれもお気をつけください。


  

■本田選手・香川選手のこと

 年末年始は超多忙で、このエントリーがようやく当・国際サッカー戦略研究所の2014年「仕事始め」です。

今年はいよいよワールドカップイヤーですね。
2014年が日本サッカー界と読者の皆様にとって最高の年となりますよう、心よりお祈りしております。

 さて、年末年始の話題といえば、本田圭祐選手のACミラン移籍でしたね。

ただ、セリエの厳しいフィジカルコンタクトにさすがの本田選手も手こずっているようで、ロシアリーグほどにはボールがおさまりません。

ミランでは右サイドで起用されていますが、彼はどちらかというとスピードがあるほうではありませんし、右サイドは希望のポジションではないのかもしれませんが、ボス(セードルフ監督)の指示は絶対です。適応するしかありません。

パスを受けるときに相手を背負って受けるのではなく、フェイントなどでマークをひきはがしてから、なるべくフリーでボールを受けて前を向きたいところです。

自分についたマークを強引にひきずるようにしながらカットインして、ゴール中央方向へドリブルするプレーも目立ちますが、そこは簡単にまわりへはたいて、自分は相手DFの急所となっているようなスペースへ動いた方が良いでしょう。

ミランが低迷している原因の一つなんでしょうが、攻撃の時に相手ゴール前で足を止めてボールホルダーが独力でなんとかするのを見ている選手が多いように見受けられますが、もっとパスを受けるために顔出しして欲しいと、希望を出してみてはどうでしょうか。

本田選手が熱望していたセリエAの厳しい環境にもまれて、彼がひとまわりもふたまわりもビッグな選手に成長してくれることに期待します。

 もう一人のビッグクラブのプレーヤー・香川真司選手は、スペイン代表のマタがオールドトラフォードへやってきたことで大ピンチだと、盛んに報じられております。

確かに手ごわいライバルには違いないんでしょうが、考えようによっては試合や練習でプレミアでの経験豊富なマタのプレーを間近に見ることによって、香川選手がマンチェスター・ユナイテッドで生き残っていくためのヒントを得ることができる絶好のチャンスだと思います。

さらに、パスで周りのプレーヤーを生かすプレーに秀でたマタの加入によって、仮に香川選手とマタが同時に起用され、そこにルーニーがからめば、ユナイテッドの攻撃に革命が起こる可能性もあるのではないでしょうか。

このように考えれば、イギリスのマスコミが騒いでいるように、「マタが勝者で香川が敗者」といったゼロサムゲームでは決してないと思います。

ところでモイーズ監督は「勝つためにどうしたら良いかわからない」と情けない泣き言を言っているようですが、ユナイテッドの攻撃はサイドからクロスを入れて、ゴール前で個の力でゴールするといったイングランドの古いプレースタイルで、あんまり組織的な攻撃というものを感じません。

当初、チャンピオンズリーグで大陸のチームと対戦するときは、香川選手を起用してパスサッカーをやろうとしていたようにも見受けられましたが、プレミアではサイドからのクロスを多用するイングランドスタイルで、チャンピオンズリーグでは大陸チーム対策でパスサッカーをやるというふうに使い分けようとしていたのだとしたら、それは失敗する可能性大です。

なぜならパスサッカーというのは、プレスをかけてくる敵の選手に囲まれた狭いスペースを正確なパスでボールを通していくために、出し手と受け手の高いコンビネーション能力が必要になるからです。

ほんの少しのタイミングの乱れが命取りとなります。

フィールドプレーヤーが高いコンビネーション能力を持つようにするためには、毎試合継続してパスサッカーをやらせて、チームをある程度の時間をかけて熟成させていかなければなりません。

その究極のチームがFCバルセロナだったわけです。
グアルディオラを監督に招へいしたバイエルンもすんごい感じに仕上がってきましたよね。

たとえユナイテッドの選手にチャンピオンズリーグでパスサッカーをやらせて試合に勝ったとしても、次のプレミアの試合でサイドからの放り込みを真ん中で合わせるようなサッカーをやっていたら、せっかくパスサッカーの成熟度が高まってもご破算になってしまって、また一からつくり直しになってしまいます。

ロングボールを放り込む攻撃をやっていたチームを、一定レベル以上のパスサッカーができるようにするにはそれなりの時間と手間がかかりますが、パスサッカーがようやくできるようになってきたというチームに放り込みサッカーをやらせたら、選手がパスサッカーのやり方を忘れるのはあっという間です。

もちろんパスサッカーに明らかに向かない選手は放出して、パスサッカー向きの選手をチームに揃えていくような長期を見据えた戦力プランも必要になりますが、ユナイテッドの場合、試合ごとに選手をとっかえひっかえしているので、攻撃の組織を成熟させることも困難です。

モイーズが結果を出せないのは、こういったことが原因なのではないでしょうか。

 ユナイテッドがいずれチャンピオンズリーグ優勝を目指すつもりなら、私は今のサッカースタイルではきついと思いますし、打開策として大陸的なパスサッカーをかかげるのであれば、たとえ結果が出なくてもしばらく辛抱してパスサッカーに向いた選手を使ってやって、継続的に同じサッカースタイルで戦うことでパスサッカーの成熟度を高めていかなくてはダメです。

例えば1トップのファンペルシーが外せないならその下の3人に、ルーニー・マタ・香川・ヤヌザイらのうち調子の良い選手を起用して、コンビネーションを成熟させるべく、ある程度辛抱して使ってやらないと。

モイーズ監督自身にパスサッカーを志向する意志があるかどうか、チームとしてどういった長期戦略を描いているのかという問題がありますが、ユナイテッドがかつての栄光を取戻し、再びビッグイヤーをかかげたかったら、このままではいけないのは間違いないです。




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