■2013年02月

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■日本代表、ラトビアに完勝も...

 2013年の日本代表戦スタートとなるラトビアとの試合が神戸で行われ、日本が3-0と完勝しました。

対戦相手のラトビア代表は、ロシアリーグでプレーする選手を中心とした海外組と国内組で構成されています。今回はハンブルガーSVでプレーし、現在ブンデスで8ゴールをあげているエースストライカー・ルドニェフスをケガで欠くものの、ほぼベストメンバーで来日しました。

ラトビアの試合を見るのは、ジーコジャパン時代のラトビア遠征(2-2@リガ)以来ですが、ボールを奪うとタテに速いカウンターを仕掛けるのを得意とするスタイルというイメージがあります。

当時日本と対戦したMFライザンスやFWベルパコフスキスがまだプレーしていて懐かしく思いました。

ラトビア遠征の当ブログ過去記事 

ラトビアの戦力評価はホームでもアウエーでも日本が勝利できるぐらいと見ていましたが、3-0で日本の勝利という結果は順当だったと思います。ただ試合内容の方は久しぶりの代表戦ということもあって課題の残るものでした。

それでは試合展開を振り返りましょう。

        ◇        ◇        ◇

 試合は前後半を通してほとんど日本ペースで進みました。ただボールは支配するものの、なかなかシュートできません。

ようやく21分、ロングボールから岡崎がヘッドで落としたボールを拾った長谷部がミドルシュート、大きくふかしてしまいましたがやっとシュートらしいシュートを打てました。

30分、香川から左サイドをかけあがった長友へ出たパスをクロス、岡崎がヘッドで合わせましたがGKがキャッチ。

41分、ゴール前で倒されながらも清武がねばって内田へパス、彼のシュート性のクロスに岡崎が触れてゴールイン!日本がようやく先制します。

 後半から遠藤・前田の国内組を投入。
相手の運動量が落ちたせいもありましたが、日本の攻撃が徐々に機能しだしました。

15分、左サイドから中央へ持ち込んだ香川からのパスを本田が狙いすましたシュートで2点差とします。

16分、再び香川がゴール前中央からDFラインのウラへパス、これを岡崎が受けてGK左へ叩き込み3-0。

18分、CKからのこぼれ球を香川が再三シュートしますがGKに防がれます。

20分、後半出場の乾が香川のラストパスを受けてシュートしますが、惜しくもゴール右へ。

22分、左サイドで香川・乾とパスが回って最後は長友がカットインして強烈なシュート、これはGKがナイスセーブ。

42分、左サイドから乾がカットインしシュート、こぼれ球を前田が押し込もうとしますが防がれました。

ゲームはこのままタイムアップ。日本代表は2013年を勝利でスタートしました。

        ☆        ☆        ☆

 それでは日本の試合内容を分析しましょう。まず攻撃から。

久しぶりの代表招集のせいもあったのでしょうが、特に前半はパスの出し手と受け手の呼吸があわず、ミスとなるケースが目立ちました。

アタッキングサードでは、ショートパスによる崩しが細かすぎて自分たちで不必要なほど難易度をあげた結果、ほとんどのパスが相手にひっかかったり、あまりにも受けるのが難しいパスに味方がトラップミスしたりしていました。

相手をパスで完璧に崩そうとしすぎるあまり足元への短いパスばかりで、攻撃がつまってしまっていましたね。

前半からシュートへの意識をもっともっと高めるべきでした。

昨年秋のフランス遠征で、日本のプレーぶりを見た元フランス代表のヴィルトールが、「日本の選手はボールを愛しすぎる」と言っていましたが、中盤での球離れが遅くてシュートが打てる場面でもボールを手放さず、なかなかシュートを打とうとしないということを彼なりに表現したのでしょう。

私も、これから日本が世界で勝っていくためには選手個々のパスやシュートの判断をもっともっと速く正確にすることが欠かせないと思います。

 守備に関しては、プレスをかけて相手からボールを奪うというプレーが良く機能していました。

後半の立ち上がりを除いては、コンパクトな守備ブロックの形成もまずまずで、ほとんど危なげがなかったですね。

3月のヨルダン戦に向けて、もっと質を高めていって欲しいと思います。

        ☆        ☆        ☆

 選手個々で特筆すべきは、まず2ゴールをあげた岡崎選手。
内田選手のシュート性のパスに良く足を出しましたし、2点目もウラへ抜け出して得意な形からナイスゴールでした。ただワントップとしては課題が残りました。もっと体の使い方を工夫しトラップ技術を磨いて、屈強なバックを背負っても狙ったところへボールを落とせるようにならないとワントップを張るのはちょっとキツイですね。

本田選手も狙いすましたコントロールシュートが見事でした。しかしそれ以外のプレーは体にキレがなく、トップ下としての出来はあまり良くなかったと思います。

後半ピッチ中央へまわった香川選手は好ラストパスを連発でしたが、ミドルを含めてもっと高いシュートへの意識が欲しいところ。

途中出場の乾選手はゴールにこそならなかったものの、ドリブルで左サイドから中央へカットインしてからのシュートというプレーが非常に良かったですね。左サイドハーフとしては香川選手より適役ではないでしょうか。

        ☆        ☆        ☆

 ザッケローニ監督の采配面では、後半からトップ下へまわってイキイキとプレーする香川選手を見ると、あくまでも彼の左サイドハーフ起用にこだわっている点についてはやはり疑問を感じざるをえません。

マンチェスター・ユナイテッドでの起用も多くなっていますし、こうなったら香川選手もサイドハーフもしくはウイングとしてのプレーを身につけるしかないのかもしれません。

つまり、サイドをドリブルで突破してゴール前にいる味方へ正確にクロスする能力です。

もし相手がサイドを切ってきたら、ドリブルで中央へカットインして自分でシュートを放つか、味方にラストパスしてチャンスメークします。もう一度リターンをもらってDFラインのウラへ抜けてシュートでも良いでしょう。

こうしたプレーで目に見える結果を残すことができれば、徐々に中央へカットインするプレーを自分で増やしていって、監督にもチームメイトにも「香川はなるべくピッチ中央でプレーさせた方がチーム全体の利益になるな」と思わせることができれば、代表でもクラブでもいずれトップ下のポジションがめぐってくるかもしれません。

もしそうならなかったとしても、ドルトムント2年目に相手に研究されて壁にぶち当たった時、パスによるチャンスメーク能力を身につけて現在の地位を確立したわけですから、自分のプレーの幅を広げてウイングプレーヤーとしての能力を身につけることも悪くないのかもしれません。

        ☆        ☆        ☆

 ザックジャパンの2013年は勝利でスタートとなりました。

ラトビア相手に勝利という結果は順当なものでしたが、試合内容は久しぶりの代表招集ということもあり、まだゲーム感覚が戻ってきていない感じがします。

来月にはいよいよW杯予選、勝負のかかったアウエーのヨルダン戦があります。

直前にはカタール合宿とカナダとのテストマッチがありますが、そこで万全の準備をして何としてもヨルダン戦で勝利したいですね。

ところで、試合が行われるヨルダンの首都アンマンですが、ここは中東と言ってもちゃんと冬は寒くなるところです。

合宿地のカタールはとても暖かいところですが、キャンプ地と試合会場の寒暖差に注意して、選手の体調管理をしっかりやりゲームに悪影響がでないようにして欲しいですね。

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      2013.2.6 ホームズスタジアム(神戸)

       日本 3 - 0 ラトビア

      岡崎 41'
      本田 60'
      岡崎 61'


     GK 川島        GK バニンス

     DF 長友        DF ルジンス
        今野          イバノフス
       (伊野波 66)      ゴルクシュス
        吉田          ブルビティス
        内田
       (酒井高 62)   MF ライザンス
                     (ジガイエフス 65)
     MF 長谷部         フェルトフス
        細貝          ビシュニャコフス
       (遠藤 46)      (ジュジンス 65)
        香川          カウニャ
        本田         (シニェリュニコフス 88)
       (乾 62)
        清武       FW ガウラチュス
       (前田 46)      (ベルパコフスキス 70)
                     カメシュス
     FW 岡崎
       (大津 81)




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■ラトビア戦に向けた日本代表メンバー発表

 2月6日に行われる対ラトビア戦に向けて日本代表メンバーが招集されました。
以下のとおりです。


GK 川島 永嗣 (リエージュ:ベルギー)
   権田 修一 (F東京)
   林  卓人 (仙台)

DF 今野 泰幸 (G大阪)
   吉田 麻也 (サウサンプトン:イングランド)
   長友 佑都 (インテルミラノ:イタリア)
   内田 篤人 (シャルケ:ドイツ)
   酒井 宏樹 (ハノーファー:ドイツ)
   酒井 高徳 (シュツットガルト:ドイツ)
   伊野波 雅彦(磐田)
   水本 裕貴 (広島)

MF 遠藤 保仁 (G大阪)
   長谷部 誠 (ボルフスブルク:ドイツ)
   細貝  萌 (レバークーゼン:ドイツ)
   高橋 秀人 (F東京)

FW 本田 圭佑 (CSKAモスクワ:ロシア)
   香川 真司 (マンチェスターU:イングランド)
   前田 遼一 (磐田)
   岡崎 慎司 (シュツットガルト:ドイツ)
   清武 弘嗣 (ニュルンベルク:ドイツ)
   乾  貴士 (フランクフルト:ドイツ)
   ハーフナー・マイク(フィテッセ:オランダ)
   大津 祐樹 (VVV:オランダ)



 う~ん、香川選手を呼んでしまったか~という感じですね。

ザッケローニ監督が絶対に召集が必要と判断したのであればやむをえませんが、プレミアリーグ後半戦やチャンピオンズリーグ決勝トーナメントに向けて悪い影響がでないことを祈ります。

 その他のメンバーを見てみますと、ザッケローニさんは本当に人選で冒険しない方だなと思います。

監督さんの判断を尊重しますが、いくらJリーグがオフシーズンとはいえ、海外のクラブでほとんど使われていない選手も見受けられますし、だったら昨シーズンのJリーグで実績を残した選手、好調だった選手を呼んだ方が良いのでは?というのが個人的な感想です。

 これに関連して言えば今現在、一部を除き海外組の選手にほとんど成長のあとが見られないというのは気がかりなところです。ザッケローニ監督も一部の選手について「数年前から成長していない」と率直に指摘したことがありました。

日本ですと、「結果」よりも「努力の過程」を重視したり、一度功績をあげれば後はパッとしなくてもずっと使ってもらえる「年功序列」の文化がありますので、ユースからの生え抜きスター選手や元日本代表の肩書きを持っている選手が、目に見える結果を残さなくてもレギュラーで使ってもらえたり、クラブに長いこと居て給料をもらえたりするのを見かけることがあります。

しかし、海外クラブではそんなのんびりとしたことは許されません。

特に日本人選手は「外国人助っ人」として向こうに行っているわけですから、なおさら「目に見える結果」が求められるはずです。

もちろん結果を焦ってプレーが雑になるのは良くありませんが、1日1日の練習や試合がクラブでの生き残りをかけたサバイバルの場だということを真剣に受け止め、努力と工夫を重ねてそれを「成長」と「目に見える結果」に確実につなげて欲しいと思います。

 ここでひとつ、ゴールという目に見える結果が欲しい選手にヒントを教えたいと思います。

サイドからゴール前へクロスが入ってくる局面や、ゴール前でのフリーキック・コーナーキックの場面で、ボールが入ってくる方向とは逆の、ファーポスト前方にある幅3m縦8mぐらいのスペースの中にポジショニングするのです。



イングランドでは“プライム・スコアリング・エリア”などと呼ばれますが、このスペースはクロスが入ってくる方向とは逆なのでフリーになりやすく、相手GKやDFによるクリアやシュートのこぼれ球が流れてくることが多いのです。

身長があまり高くなく、ヘッドの競り合いになかなか勝てないという選手は特にですが、このスペースで待ち構えていて、あらかじめGKのポジショニングなどを確認しておき、ボールが自分の方へこぼれてきたら迷わず、ダイレクトにゴールへ押し込みます。

あるいは、入ってくるクロスボールに出遅れて、別の味方がニアサイドへ飛び込むのが見えたら、自分はタイミングをやや遅らせてこのスペースへ飛び込むのも有効でしょう。

たとえ自分が走りこむファーポスト側へクロスが来なかったとしても、ニアサイドの味方が打ったシュートが防がれたり、あるいは敵も味方も触れなかったりしたボールがこちらへこぼれてくれば、絶好のゴールチャンスとなります。

ずば抜けてフィジカルに恵まれているわけでも技術があるわけでもないのにゴールを量産してしまう、「ゴールへの嗅覚が鋭い」と言われるFWが時々いますが、彼らの前にいつも偶然ボールがこぼれてくるわけではありません。

ボールがこぼれてくる確率の高いスペースというのを、彼らは経験から知っているのです。

努力するべきことは、何も足元の技術やフィジカル能力の向上だけではありません。頭を使って試合中のポジショニングをちょっと工夫するだけで、ゴールの確率はぐっと上がるのです。

ただし、ワンパターンでいつもこればっかりやっていてはだめですけどね。




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