■2011年04月

■キリンカップ開催決定

 東日本大震災の影響で中断されていたJリーグは23日に再開されました。

注目された川崎VS仙台は、川崎サポと仙台サポによる感動的なエールの交換が行われ、試合も終了間際に仙台が逆転ゴールを入れる劇的な展開となりました。

昨日仙台はユアテックスタジアムでのホーム開幕戦に浦和を迎え、こちらも勝利しましたね。

 27日には、UEFAチャンピオンズリーグでシャルケVSマンチェスターUの対戦があり、シャルケの一員としてプレーした内田選手は日本人初のCL準決勝出場を果たしています。

残念ながらホームのシャルケが0-2で試合を落としてしまいました。

試合の方は前半だけ見れたのですが、内田選手はキックオフ直後にズルズル下がりすぎて、ルーニーとパクチソンに一度ずつかわされてシュートを許してしまいましたが、それ以降は相手との適切な間合いをつかめたのか、まずまず対応できていたのではないでしょうか。

内田選手によるペナルティエリア内でのスライディングでパクのシュートを一本阻止しましたし、攻めてもボールを持つ内田選手に向かってプレスをかけてきたパクの股を抜いてパスを決めていましたから、この二人のマッチアップでは経験の差を考えても内田選手は健闘していたと思います。

後半の出来はわからないんですが。

ただ、シャルケはマンチェスターUを少々リスペクトしすぎており、相手の雰囲気に飲まれたのかチーム全体が落ち着きを失っていて、ラウールにしろエドゥにしろバウムヨハンにしろ、何かボールが足につかない感じでつまらないミスが多かったです。

GKノイアーがファインセーブ連発で、前半だけでも3点は防いだ感じでしたね。

厳しい状況ですが、オールドトラフォードでのセカンドレグでシャルケの大逆転勝利を祈ります。

 このように日本のサッカー界も徐々に通常の状態へと戻ろうとしていますが、日本代表もようやくキリンカップの開催が決まりました。

原子力発電所の事故の影響でニュージーランド代表が来日を拒否し、3月のテストマッチはJリーグ選抜との試合になったわけですが、6月開催のキリンカップでも対戦チームが来日を渋り、交渉が難航していました。

このほどようやくキリンカップ開催の合意を取り付け、6月1日に新潟でペルー代表と、7日に横浜でチェコ代表と対戦することになりました。

良いニュースです。

ペルーと言えばシャルケで内田選手のチームメイトであるファルファンがいますし、チェコともどもベストメンバーでの来日を期待したいところです。

 ところで新潟でのキリンカップ第一戦の前座試合としてU-22日本代表対U-22オーストラリア代表との試合が組まれています。

フェイエノールトでプレーする宮市選手の召集がありそうとのことです。

ただちにこの試合がどうこうというわけではありませんが、日本人はオリンピック大好きで思い入れがとても強いようですけど、ぶっちゃけ五輪のアジア予選はゲームのレベル自体はさほど高いものではありません。

普段国内でしかプレーするチャンスが無い選手にとっては貴重な経験の場になりますが、宮市選手の場合は普段から海外で、しかもオランダリーグでレギュラーとしてプレーしているわけで、「天井効果」となることを避けるためにも、より高いレベルのゲームで経験を積ませたほうが良いのではないかというのが個人的な考えです。

この試合を落とすと日本は五輪出場権を失うからどうしても欠かせないという場合なら話は別でしょうが、宮市選手を欧州から呼んで試合に出すなら、飛び級でフル代表と一緒にワールドカップアジア予選に出場させてしまった方が良いと思います。

実際彼をフル代表に召集するかどうかはザッケローニ監督しだいですが、「宮市選手が参加できるのは五輪代表まで」と決めてかかる必要はないはずです。

若いうちからザッケローニ監督じきじきに指導してもらいながら、よりハードな環境で大人のディフェンダーに打ち勝って結果を出せれば、彼にとって絶好の成長の場となるでしょう。

宮市選手は2014年W杯において日本代表の成功のカギを握る選手となりうる存在ですが、クラブチームと違いブラジル大会のキックオフまで時間が限られています。

それにふさわしい実力があるなら、できるだけ早いうちから宮市選手をフル代表の水に慣れさせたほうが良いのではないでしょうか。




↑購読料代わりに一日一回ポチッとして頂けるとうれしいです。
  

■日本代表、コパアメリカへ

 日本サッカー協会(JFA)は12日、7月に行われるコパアメリカへの日本代表の派遣を事実上決定しました。

代表メンバーを海外組中心にし、手薄でやむをえないポジションにつき国内組の召集を認めてもらうことで、Jリーグ側からも理解を得られました。

紆余曲折はありましたが、何とか日本代表がコパアメリカに参加できそうです。

 代表のコパアメリカ出場自体はとてもうれしいのですが、それにしても何か釈然としないものが残るのも事実です。

JFAとして「東日本大震災の影響で日本代表のコパアメリカ参加は無理」という意向を南米サッカー連盟(CONMEBOL)に伝えて了承してもらい、CONMEBOLは内々にスペインやコスタリカに代替出場を打診していたと伝えられていました。

ところがJFA会長がアルゼンチンサッカー協会会長から考え直すように言われ、大逆転で日本代表の出場が決定したわけですが、日本から出場は難しいと言われたからそれを了承し、急きょ代替出場国探しを始めなければならかったCONMEBOLにも大きな迷惑をかけてしまいました。

これほど短期間に出場不可能から可能へとひっくりかえったことを見れば、日本側の当初の判断が妥当だったのか、あきらめるのが早過ぎたのではないか、日本自身のコパアメリカ出場への努力やCONMEBOLとの意見のすり合わせが足りなかったのではないかという疑問が残ります。

日本は「経済一流・外交三流」なんて言われますし、日本人は外国人との交渉に臨むにあたり「ここからは相手に絶対譲れない」という一線があいまいで、しばしば自らの感情に流され、相手に強く押されるとその意見にズルズル引きずられてしまうことが指摘されます。

今回の一件で厳しいことを言えば、JFAとJリーグ・各クラブとの国内間の調整も含めて「意志が弱く自分で物事を決められない日本」「外圧がないと国内の意見がまとめられない日本」という印象を受けたのが残念でした。

日本のサッカーはアジアNO.1の実力にもかかわらず、なぜ日本人がアジアサッカー連盟の選挙で勝てないのか、なぜアジアのサッカー外交の舞台でさえ影が薄いのかという疑問の回答としては、こういうことの積み重ねにあるのではないでしょうか。

 ともかく代表のコパアメリカ出場が決まったことは嬉しいニュースです。

貴重な強化の場ですから、2014年ブラジルW杯のアジア予選を突破し本大会で良い成績を残すために、コパアメリカを有意義に活用して欲しいと思います。





↑購読料代わりに一日一回ポチッとして頂けるとうれしいです。


過去記事 日本、FIFA理事ポスト失う



  

■コパアメリカ辞退?

 日本サッカー協会の小倉会長はパラグアイ入りして南米サッカー連盟(CONMEBOL)のレオス会長と会談、東日本大震災の影響で今年7月に開催されるコパアメリカへの出場が難しいと説明し、CONMEBOL側から了承を得たと報道されていました。

日本の代替として、スペインやコスタリカ代表をコパアメリカに招待するという話も出ています。

ところがここに来て、今年のコパアメリカ開催国であるアルゼンチン入りした小倉会長に、グランドーナ・アルゼンチンサッカー協会会長から「10日間の猶予を与えるから日本のコパアメリカ辞退を考え直してくれないか」という要請があったと伝えられています。

日本代表はコパアメリカを辞退すべきか否か、状況は混沌としてきました。

 もちろん、この秋に2014年ブラジルW杯アジア3次予選が迫っており、日本代表の強化を考える上でコパアメリカ辞退は痛いです。

私も日本代表がガチンコでアルゼンチンやブラジル・ウルグアイあたりと試合するところをぜひ見たいと思っていますが、日本サッカーの基礎は選手に給料を払うJリーグ各クラブの安定した経営にあるのは言うまでもありません。

大震災でリーグ戦やカップ戦の実施に遅れが出ていてJ各クラブの経営に打撃を与えており、苦渋の決断だがコパアメリカの開催される7月にリーグ戦を組まざるを得ないという事情も理解できます。

以上のことを考慮すれば、最悪コパアメリカ辞退という状況を受け入れざるを得ないのかもしれませんが、もし日本代表がコパアメリカに出場して賞金や大会収益の分配金を得られるならそれをすべてJリーグ各クラブに分配して、その代わりヤマザキナビスコさんに頭を下げて大震災を理由に今年はリーグカップを開催取り止め、空いたスケジュールにリーグ戦を入れて、それによって7月を日本代表のコパアメリカ出場に当てるということはできないものかと思います。

ともかく知恵と工夫を総動員して、日本代表のコパアメリカ参加問題を最善の形で解決して欲しいものです。




↑購読料代わりに一日一回ポチッとして頂けるとうれしいです。

  

プロフィール

スパルタク

  • Author:スパルタク
  • FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ






   

ブログ内検索