■2008年07月

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■新会長は犬飼基昭氏

 日本サッカー協会(JFA)は12日に評議員会を開き、Jリーグ専務理事の犬飼基昭氏を次期サッカー協会会長とすることに決定しました。

前会長の川淵氏は名誉会長に就任し、ひきつづきJFAにとどまります。

 犬飼氏の手腕どうこうは別としても、新会長の選出過程は極めて不透明だったと言わざるをえません。

前会長の川淵氏が以前から「僕は、次期会長は犬飼氏がいいと思う」と主張していて、その「鶴の一声」で犬飼氏の新会長就任が規定路線となったようです。

会長を決める投票が一応行われたようですがその結果は公表されず、「投票して民主的にやりましたよ」という体裁を繕うもの以上ではありませんでした。

独裁国家・中国でも一応選挙らしきものがあるのですが、共産党独裁に反対する人は立候補できず、候補者ひとり当選者ひとりのナンチャッテ選挙であり、JFAもそれと大差ありません。

某週刊誌が「投票によって会長職を民主的に決めよう」という声が協会内部から出たときに、川淵氏が逆ギレして協会メンバーを叱責したと報じていましたがその通りになり、JFA民主化の芽はつぶされたことになります。

 JFAはいまや年間収入156億円の、日本社会に大きな影響を与える大法人に成長しましたが、「俺様が法だ!」と言わんばかりに従業員に理不尽さを押し付ける、創業者のワンマン社長が経営する小さな町工場並に稚拙なJFAの「コーポレート・ガバナンス」に、ただただ驚かされるばかりです。

 独裁化をすすめていたロシアのプーチン大統領は、憲法規定によって三期連続で大統領になることができないため自ら首相に降格し、ロシア最高権力者の地位はメドベージェフ大統領にゆずったわけですが、はやくも「メドベージェフはプーチンのパペット(あやつり人形)」という声が国際社会から出ています。(メドベージェフ氏がこれから変節する可能性がないわけではないのですが)

一方、蒋介石と国民党による独裁政権だった台湾は、蒋介石の息子・蒋経国総統のときに副総統として李登輝氏を指名、1990年に台湾総統となった李登輝氏は憲法を改正し国民党独裁を放棄、台湾を民主国家にしました。

私は、犬飼新会長には「メドベージェフ」ではなく「李登輝」になって欲しいと強く願っています。
そしてJFAを先進国日本にふさわしい組織に改革していってくれることを希望します。

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 最近、アジアカップ・2011年ドーハ大会予選の組み合わせ&日程が発表されました。

日本・バーレーン・香港・イエメン

上位2チームが勝ち抜けです。

2009年1月14日 日本 対 イエメン
       28日 バーレーン 対 日本
    11月14日 日本 対 香港
       18日 香港 対 日本
2010年1月6日 イエメン 対 日本
     3月3日 日本 対 バーレーン


2010年W杯の三次予選・最終予選もそうなんですが、どうしてアジアサッカー連盟(AFC)は、こうもギッチギチに試合日程を詰め込むのでしょうか。

ACLとの兼ね合い等あるのでしょうが、アジアは東西に広大ですしサッカーに向かない熱帯地域・砂漠地域も含まれています。もう少し考えて欲しいもの。

そもそもW杯の2年後に開催だったアジアカップを、夏季オリンピックとずらすために一年開催を前倒しにしたこと自体が疑問で、そのしわ寄せが思いっきり2010年W杯と2011年アジアカップ予選のバッティング・超過密日程という形であらわれてしまっています。

W杯が終わったら2年以内にユーロ予選をやって本大会、次にW杯予選をやってユーロの2年後にW杯本大会という、規則正しく無理のない日程が組まれているUEFAがうらやましいかぎり。

犬飼新会長や小倉理事もAFCに改善をせまるべきです。

これでは日本の選手が壊されてしまいます。



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■プライム・スコアリング・エリア

<サッカー戦術研究・攻撃編>

 イングランドFAが、前回お話したプライム・ターゲット・エリア以上に重要視しているのがプライム・スコアリング・エリアである。(下図:クリックで拡大)




プライム・スコアリング・エリアとは、クロスやフリーキック・コーナーキックのボールが入ってくる方とは反対(ファー)側のゴールポストの前、幅3mほど、長さは7~9mほどのエリアである。

上の図は右サイドからボールが入ってくる場合だが、逆に左サイドからボールを入れる場合はプライム・スコアリング・エリアの位置も逆になる。(下図:クリックで拡大)




この場所は、流れの中からのクロスやセットプレーからのボールが直接飛んでくるのみならず、相手GK・DFのクリアボールや、敵や味方の体に当たったボールがこぼれてくる可能性の高い場所であり、ゴール正面でないだけに敵の注意も散漫になりやすい。

ファー側にボールが流れてくるのを狙ってこの場所にポジショニングし、できればヘッドやボレーなどワンタッチ・シュートすれば得点の確率は高まる。(だからプライム・スコアリング・エリア)

攻撃側のチームは得点できる可能性の高いこのエリアを見逃す手はなく、最低でも1人の選手がプライム・スコアリング・エリアにポジショニングし、シュートを狙うべきである。

 前回コーナーキックの際にプライム・ターゲット・エリアを狙う方法を紹介したが、別の定石として、
相手GKの直前に身長が高くヘッドの競り合いに強い選手を走りこませて、その選手がボールをフリック(頭をボールに薄く当てて、後ろにそらすこと)し、相手GKの頭上を超えたボールがプライム・スコアリング・エリアに落ちてきたところを待ち構えていた味方がヘッドでゴールへ押し込むという攻撃方法もある。





当然こちらが守備をする場合でも、プライム・スコアリング・エリアを相手に上手に使われないよう、注意を怠ってはいけない。

 ゴール前では、ボールがどの場所にこぼれてくるかうまく予測できれば、それが直接一点につながってくる。

マスコミも含めて日本サッカー界には「ごっつあんゴール」という言葉があるが、私はあまり好きな言葉ではない。

実際、偶然だけの「ごっつあんゴール」もないわけではないが、全部が全部、何の苦労もせずただ幸運なだけでゴールできたみたいに言っているように聞こえるし、もしそう考えているなら、プライム・スコアリング・エリアのように、ボールがこぼれてきやすい場所にあらかじめポジショニングしてシュートを狙うというクレバーなプレー、欧州サッカーの基本戦術は知りませんと告白しているようなものだからだ。



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■プライム・ターゲット・エリア

<サッカー戦術研究・攻撃編>

 流れの中からのクロス、あるいはフリーキック・コーナーキックから、まず狙うべきとされるのがプライム・ターゲット・エリアである。(下図の黄線で囲まれたエリア)



(クリックで拡大)

相手ゴールキーパーのポジショニングとの関係で言えば、相手のゴールキーパーが二アポスト側にいれば、プライムターゲットエリアを半分に分割したファーポスト側を狙ってクロスを入れ(下図)、



(クリックで拡大)

相手ゴールキーパーがファーポスト側にいれば、クロスはプライムターゲットエリアのニアポスト側に落とす。(下図)



(クリックで拡大)

クロスに飛び込んでヘディングシュートを狙う選手も、相手ゴールキーパーの位置を見ながら、上述のような共通理解のもとキッカーが狙う場所を予測してプライムターゲットエリアに飛び込む。

 ただいくら基本どおりといっても、相手GKがニアにいるからフィールドプレーヤー全員がプライムターゲットエリアのファーポスト側に飛び込めば、相手DF陣に読まれてしまうので、ヘッドをするため飛び込む場合は、プライムターゲットエリアのニア・真中・ファーをまんべんなく攻める。

これによって相手にキックの落としどころを絞らせないようにし、かつ味方キッカーのミスキックや相手に当たったボールがこぼれてきた場合でも臨機応変に対応してシュートできるようにする。

 キッカーも、GKがニアだから落としどころをファー、GKがファーならニア、という風に100%決めつけてしまうと相手に読まれてしまうから、GKがニアで落としどころもニア、あるいはプライムターゲットエリア外に入れるなど時には”奇襲攻撃”も必要である。

だが、はじめから約束事のないランダムな奇襲攻撃ばかり仕掛けてしまうと、敵はもちろん味方もどこに飛び込んで良いかわからなくなり、クロスの落下地点に味方の誰もいないのでは奇襲の意味がなくなる。

 ヘッドに飛び込む選手は、飛び込むタイミングをできるだけ遅らせて、最初はゆっくりと、それから序々にスピードを上げ、最後は全力に近いスピードで飛び込んでボールにミートする。

まずファーポスト側に走って自分の前にくっついているマーカーを外側にひきずり出しつつ、自分が飛び込むスペースを前につくり出し、ニアポスト側へ急反転して相手の前へ出てヘディングすると効果的。

ヘッドするときは、自分の狙いどおりに正確にミートすることを心がけて、ボールが進むコースを変えるだけで威力はじゅうぶん。

厚く(強く)当てればコースは急角度に変わり、薄く当てれば少しだけコースが変わる。

自分の頭を激しくブリブリ振りまわしてシュートしようとする日本人選手が多いが、ペナルティエリア内とくにプライムターゲットエリア周辺であれば、そうまでしてシュートを加速させる必要は無い。

それより頭をブリブリ振りまわすことによってヘディングシュートが不正確になり、シュートがゴールマウスから外れていくことのほうが大きな問題である。



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