■2005年12月

■ワールドフットボールバランス(アジア)2005.12.26現在

☆アジアカップ2007・予備予選

2005.12.22 ダッカ

バングラデッシュ 0-0 パキスタン

2005.12.26 カラチ

パキスタン 0-1 バングラデッシュ
(ホサイン 84)

(二試合合計1-0で、バングラデッシュが本予選進出)

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◆四年に一度開催される、代表チームのアジア王者を決める大会であるアジアカップの予選が開始されました。

本来ならワールドカップと二年ずらして開催されるのですが、オリンピックと重なるのを嫌がったのか、AFCは一年ずらして2004年大会の次を2007年としました。

2007年大会のホスト国はタイ・ベトナム・インドネシア・マレーシアの四カ国で、これらの国々は予選免除となりました。

いくらなんでも共同開催国が四カ国ですべて予選免除とは、多過ぎではないでしょうか。

おかげで前回優勝国で予選免除のはずの日本が、予選を戦わなければなりません。

また今回の予選にはオーストラリアが参加します。 AFCはいったい何を考えているのやら。

 予備予選から参加するのはバングラデッシュとパキスタンのみ。

第一戦は、パキスタンが大健闘で引き分けるも、第二戦で力尽き、地力に勝るバングラデッシュが本予選に参加決定です。

本予選の組み合わせ抽選会は、年明けの1月4日に予定されています。


ワールド・フットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

AFC(アジア)2005.12.26現在

BB 日本 イラン

B  -タイ オマーン +ウズベキスタン 韓国 
   +サウジ イラク -バーレーン

CC -レバノン +カタール ヨルダン 
   -タジキスタン シリア +中国 
   +北朝鮮 UAE クウェート

C  -トルクメニスタン +キルギス

DD +イエメン インドネシア パレスチナ -香港
   +ミャンマー ベトナム

D  +シンガポール +スリランカ 台湾 +インド
   マレーシア

EE -マカオ カンボジア +モルジブ ラオス 
   -ブルネイ -ブータン +バングラデッシュ
   東ティモール ネパール アフガニスタン

E  グアム フィリピン モンゴル パキスタン

  

■トヨタカップ・世界クラブ選手権は、サンパウロ優勝で幕

1回戦

アルイテハド(アジア) 1-0 アルアハリ(アフリカ)
(ノール78)

シドニーFC(オセアニア) 0-1 D・サプリサ(北中米)
(ボラニョス47)

準決勝

アルイテハド 2-3 サンパウロFC(南米)
(ノール33, モンタシャリ68 :
アモローゾ16,47, セーニ57)


D・サプリサ 0-3 リバプールFC(欧州)
(クラウチ3,58 ジェラード32)

5位決定戦

アルアハリ 1-2 シドニーFC
(モタブ45+ : ヨーク35, カーニー66)

3位決定戦

アルイテハド 2-3 デポルティボ・サプリサ
(カロン28, ジョブ53 :
サボリオ13,85, ゴメス89)

決勝

サンパウロFC 1-0 リバプールFC
(ミネイロ27)

 年末はいろいろと忙しいのでUPが遅くなりましたが、今回はトヨタカップ・世界クラブ選手権の話題をとりあげます。

昨年までのトヨタカップは、欧州チャンピオンズリーグの王者と南米リベルタドーレス杯の王者が一発勝負で戦って、クラブ世界一を決めていたのですが、今年から他の大陸のクラブ選手権王者も加わって、真のクラブ世界一を決めようということになりました。

 でも決勝戦は、やはり欧州対南米のこれまで通りの対決となってしまいました。

前半は互角の戦いに見えましたが、前半の半ばあたりからリバプールのヒーピアを中心とするバック陣が、サンパウロの選手を捕まえきれなくなり、バタバタしはじめました。

リバプールはこの試合までに連続無失点記録を11試合に伸ばしていましたが、本調子ではなかったのでしょうか、この試合の前半に関しては守備ラインが少し不安定に感じました。

そして前半27分、後方からオーバーラップしてきたミネイロに絶妙のパスが渡ってリバプールの最終ラインを突破、これを彼が落ち着いて決めました。

後半はリバプールの猛攻撃にサンパウロが耐える展開となり、リバプールにも惜しいチャンスがありましたが、サンパウロが逃げ切って1-0という決勝戦らしいスコアで試合は終了しました。

 しかし南米のクラブのこの大会にかける意気込みというか「勝ちたい」という気持ちは毎回すごいですね。 サンパウロFCの選手ならびにサポの皆さん、おめでとうございます。

管理人スパルタクが選ぶ大会ベストゴールは、サプリサ戦でみせてくれた、リバプールのスティーブン・ジェラードの美しすぎるボレーシュートにしたいと思います。 クラウチのゴールも含めて、プレミアの選手は本当にボレーシュートがうまいです。

 あとは、我らがキング・カズがいるシドニーFCも5位とまずまずの健闘を見せてくれました。 残念ながら”カズ・ゴール”は見られませんでしたが、惜しいシーンもあって元気なプレーをみせてくれました。

 唯一さびしかったのは日本のクラブが参加していないことですが、今のところ来年の大幅戦力ダウンが予想されるG大阪は、次回アジア・チャンピオンズリーグを勝ちぬいて、この大会のキップをゲットできるでしょうか?
  

■W杯の組み合わせ決定!

 本日(ドイツ時間では昨日)2006年ワールドカップドイツ大会の組み合わせ抽選会が行われました。

日本(BB)はF組に入り、

初戦から順に、オーストラリア(B+) クロアチア(A) ブラジル(A)と対戦します。(カッコ内は当国際サッカー戦略研究所格づけ)

 皆さんはこの組み合わせどう見ましたか?

一部マスコミから楽観論が出ているようですが、どういう根拠でそんな話になっているのでしょうか?

 オーストラリアは実力的にほぼ互角で、日本がちょっとだけ上回るかといったところ、

クロアチアは98年大会以来の対戦となりますが、シューケル、ボバン、プロシネツキがいた当時のチームはW杯優勝も狙えるチームでしたが、今回のクロアチアもイブラヒモビッチがいるスウェーデンを押さえて、トップで予選通過してきたチームですから、相当手ごわいとみてよさそうです。

そしてブラジルはいわずもがなの優勝候補ということで、ハードな組に入ってしまったことは間違いありません。

 唯一救いなのは対戦順ではないでしょうか。

日本にとって今回のワールドカップは、大会の入り方がまず第一に重要になってきます。

第一戦のオーストラリアには何が何でも勝って、勝ち点3をとらなければなりません。できれば1点でも多く、得失点差をつけておきたいところです。

第二戦のクロアチア戦が事実上のグループリーグ最終戦となるかも。 クロアチアが第一戦のブラジル戦でどういう結果を出すかによっても違ってきますが、日本がこの試合で勝って2連勝とすることができれば、ほぼ勝負は決まります。 最悪でも歯食いしばって、引き分けにしておかなければなりません。

第三戦のブラジル戦ですが、日本としてはブラジルが既に2連勝してグループリーグ突破を決めていてくれることを祈るばかりです。 もしそうなればメンバーを落として主力を温存し、”流し”に入ったブラジルと戦うことができます。

1勝2分が”合格最低ライン”でしょう。1勝1分け1敗だと得失点差の争いになりそうで、日本にとっては厳しいと思います。

 それでは他の組もみてみましょう。

A組 ドイツ(A) コスタリカ(BB-) ポーランド(BB) エクアドル(BB)

B組 イングランド(A) パラグアイ(BB-) トリニダード・トバゴ(B) スウェーデン(AA-)

C組 アルゼンチン(A-) コートジボワール(B+) オランダ(A) セルビア・モンテネグロ(A)

D組 メキシコ(BB-) イラン(BB) アンゴラ(BB) ポルトガル(A)

E組 イタリア(A) ガーナ(C+) アメリカ(BB) チェコ(AA)

F組 日本(BB) ブラジル(A) クロアチア(A) オーストラリア(B+)

G組 フランス(AA) スイス(A) トーゴ(B+) 韓国(B)

H組 スペイン(A) ウクライナ(BB) チュニジア(B) サウジアラビア(B+)

 ざっとみてみるとAランクのチームがひとつの、開催国ドイツが入ったA組とスペインのいるH組は、第1シード国にとって、割合戦いやすい組となっています。

その他の組はまずまず均等に振り分けられたと言えるのではないでしょうか。

例外なのがC組。 当研究所でAランクの格づけを与えているチームが3つも入った上に、ドログバのいる新興勢力のコートジボアールも勢いに乗っていてあなどれない存在です。 アルゼンチンはここのところ”死のグループ”に良く入りますね。

 大会まで半年あまり。ドイツ大会は日本代表・黄金世代の総決算の大会となります。 日本代表各選手は、高い志(こころざし)と甘えを絶った厳しい心を持って、残り少ない準備の時間を大切に使って欲しいと思います。
  

■W杯ドイツ大会のシード国決まる!

 来年ドイツで開催される2006年ワールドカップのシード国が決定されました。

第一シード(ポッド)に入った国は以下のとおりです。(カッコ内は当国際サッカー戦略研究所の最新格付け)

ドイツ(A) ブラジル(A) アルゼンチン(A-) フランス(AA) イングランド(A) イタリア(A) メキシコ(BB-) スペイン(A)

抽選会では第一シードは同じポッドに入れられて、グループリーグ戦で対戦することはありません。

 第二~四ポッドの振り分けも決定しています。

第二ポッド

オーストラリア(B+) アンゴラ(BB) コートジボワール(B+) エクアドル(BB) ガーナ(C+) パラグアイ(BB-) トーゴ(B+) チュニジア(B)

第三ポッド

クロアチア(A) オランダ(A) ポーランド(BB) ポルトガル(A) チェコ(AA) スウェーデン(AA-) スイス(A) ウクライナ(BB)

第四ポッド

日本(BB) サウジアラビア(B+) イラン(BB) 韓国(B) アメリカ(BB) コスタリカ(BB-) トリニダード・トバゴ(B)

特別ポッド

セルビア・モンテネグロ(A)

特別ポッドのセルビアMは、同一グループにUEFA(欧州)の三カ国がいっしょにならないようにするため、第一シードが欧州以外の国の組に入ることが決定しています。

 各ポッドへの振り分けは最近のW杯での成績やFIFAランキングの順位が考慮されて決定されたようです。抽選会は9日(日本時間10日)に行われます。

 これまでスパルタクは、「日本が第一シードだった2002年とは違って、2006年は厳しい戦いになる。よほどがんばらないと前回以上の成績どころか、グループリーグ突破も難しい。」と言ってきたのですが、こうしてシード国が決定するとそれがより一層はっきりとします。

第一シードに関してはどれも実力者ばかりですが、ポルトガルやオランダ、チェコあたりも十分第一シードに入るだけの実力がありますから、これらの国が第一シードからもれたことは、現在の力関係からすればちょっと異議ありです。

 第二ポッドには南米・アフリカ・オセアニアの国々が入っていますが、実力のばらつきが大きいと思います。当たりはずれの差がデカそうです。

第三ポッドには欧州諸国が入りましたが、こちらも優勝候補からグループリーグ突破ぎりぎりのチームまでちょっとばらつきがあります。

日本が入った第四ポッドはまあ、こんなもんでしょう。

 日本が”死のグループ”に入ってしまった場合、最低でもAランク以上の国を一カ国は抜かないと決勝トーナメント進出は不可能になります。

さて抽選会当日はどうなりますことやら。ドキドキしますね。
  

■ガンバ大阪、激闘の2005Jリーグを制す!

 まれにみる混戦となった2005年Jリーグは、最終節を残して勝ち点1差の間に、セレッソ大阪、ガンバ大阪、鹿島、千葉の4チームがひしめき、最後までわからない展開となりました。

 そして昨日開催された最終節の各ゲームは、G大阪、鹿島、千葉がそれぞれ勝ったものの、首位のC大阪が後半44分に痛すぎる同点ゴールをあび、G大阪の逆転初優勝で今シーズンの幕はおろされました。

おめでとうございます。G大阪の選手ならびにサポの皆さん!

これで関西のチームとしては初めてJ1リーグ優勝を果たしたわけですが、Jリーグ発足当初は、お荷物と呼ばれていた(失礼!)G大阪と浦和が1位と2位ですから、時代は変わりましたね。

1 G大阪  18 6 10  60 82-58 +24 初優勝
2 浦和   17 8 9  59 65-37 +28
3 鹿島   16 11 7 59 61-39 +22
4 千葉   16 11 7  59 56-42 +14
5 C大阪  16 11 7  59 48-40 +8
6 磐田   14 9 11 51 51-41 +10
7 広島   13 11 10  50 50-42 +8
8 川崎   15 5 14  50 54-47 +7
9 横浜M  12 12 10  48 41-40 +1
10 F東京  11 14 9  47 43-40 +3
11 大分   12 7 15  43 44-43 +1
12 新潟   11 9 14  42 47-62 -15
13 大宮   12 5 17  41 39-50 -11
14 名古屋  10 9 15  39 43-49 -6
15 清水    9 12 13  39 40-49 -9
.........................................................................
16 柏     8 11 15  35 39-54 -15 入替戦
-------------------------------------
17 東京V   6 12 16  30 40-73 -33 降格
18 神戸    4 9 21 21 30-67 -37 〃


 今期をざっとふりかえると、出だしは鹿島が首位に立って順調に飛ばしたもの、22節にガンバ大阪が鹿島を追いぬいて首位奪取。

しかし何節でしたか、西野監督が「勝ち点が×差あれば鹿島から逃げ切れる」とコメントしてから選手に優勝のプレッシャーがかかったのでしょうか、G大阪の調子がおかしくなったように思います。

そしてG大阪が連敗をはじめるも鹿島も追いつけず、両チームがモタモタしているうちに破竹の快進撃でC大阪が首位へ踊り出て、G大阪を追いぬきます。

 しかししかし、最終節を前に首位にたったC大阪も優勝へのプレッシャーからか、後半44分のセットプレーから失点を許し(長居の悲劇?)、優勝皿はするりとセレッソの手から逃げていき、ガンバの元へと旅立ちました。

 今期のJリーグは大混戦で最後の最後まで順位が入れ替わり、4-2とか3-3など3点4点入るのは当たり前の試合も割合多かったような印象があります。

見ているほうとしては大変面白かったのですが、首位に立ったチームが次々とプレッシャーで自滅していく一方で、昨年降格争いをしていたセレッソ大阪がいきなり怒涛の7連勝を開始して首位争いに加わるなど、日本のチームや選手はメンタル面でものすごく不安定な感じがします。

精神的に充実していて自信があるときは勝ち続けるけれど、何かのきっかけで自信が崩れるとあっという間に連敗といった具合で、実は各チームともそれほど戦力の差が無く、その時その時のメンタル面の好不調が成績に大きく影響しているように管理人スパルタクには見えます。

前回の日本代表のゴール決定力不足のところでも言いましたが、日本のサッカー選手には技術は高いのに自分の能力に自信が無いタイプの人が多いのかもしれません。

 あと、得点が沢山入るのも見ていて面白いのですが、逆にいえば日本のサッカー界は「攻高守低」と言えるのではないでしょうか。

Jの試合を見ていると、「相手チームでこいつしか点とるやついないじゃん」という選手をゴール前で簡単にフリーにして、バカスカ点を取られているパターンを良く見ます。

来年は世界クラブ選手権出場をめざしてアジアチャンピオンズリーグに挑むことになるガンバ大阪、あるいは日本代表に選手をおくりこむJリーグ各チームといった具合に、世界をにらんでこの問題を考えると、「試合が面白かったからそれで全部OK!」とは思えません。

 日本サッカーが世界に飛躍するためには、「日本人選手のメンタル」の問題と「攻高守低」の問題をクリアすることは絶対に欠かせないと思います。
  

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