■2005年11月

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■シュート決定力をあげるには?

前回のつづき

 今回はシュートの決定力の問題について、お話したいと思います。

さて今年最後の代表Aマッチとなったアンゴラ戦では、多くのシュートをはずした高原・柳沢両選手に「決定力が無い」「もっと早く決まっていれば、あんなに苦戦せずにすんだ」と批判が集まりました。

 しかしスパルタクは前回の試合終了後の記事で、決定力の問題にはふれませんでしたし、これまでの記事でもシュートをはずした選手を狙い撃ちにして、きびしく批判するような事はしてきませんでした。

それはなぜかと言えば、たとえばポジショニングのミスだと戦術眼の低い選手は、自分がミスをした事すら気づかずに試合が終了してしまうことも珍しくありません。

しかし、打ったシュートがゴールからはずれれば、シュートを打った本人も、ピッチ上の敵味方選手も、ベンチの監督も、TVの解説者も、スタンドのサポも、み~んながミスったことがわかります。

いい加減な気持ちでテキトーにシュートを打ったのならともかく、世界的に見れば、きまじめな性格の日本人で、わざとはずそうと思ってシュートを打つ選手はいないでしょう。

だから打ったシュートがはずれれば、批判されなくたって当の本人が自分がミスったことを痛いぐらいに感じているはずです。

もちろんシュートははずれるより、ゴールになった方が良いに決まっています。

しかし「あいつ、決定力なさすぎ」とミスった選手をただ叩いたところで、いったい日本サッカー界の誰が得をするのでしょうか。

 フランスW杯のジャマイカ戦でシュートをはずした城章二選手に対して「シュートをはずしておいてヘラヘラするな」といった感情的なバッシングがありましたが、そういったバッシングが無意味であることは、いまだに「日本人選手のシュート決定力の向上が課題」と言われている事からもおわかりだと思います。

 むしろそうした感情的なバッシングは、日本人選手がシュートチャンスをむかえた時に「自分がシュートを打ってはずすと、マスコミやサポから叩かれるから、誰かに押しつけちゃえ」と瞬間的に考えて、別の選手にパスをしたら、戻ってきた敵DFにカットされて、せっかくの得点チャンスをつぶしてしまった、といった日本サッカー界全体にとって大変なマイナスになるような結果を生み出す可能性があります。

 実際、スパルタクは「日本人選手はシュートをなかなか打たないという事に関しては世界トップレベルだ」と考えています。 昔に比べるとだいぶ良くなったとは思うのですが。

「自分の前にゴールマウスがぽっかりと口を開けていて、あとはボールを流し込むだけ」といったプレッシャーが低い状況が生まれないと、日本人選手はなかなかシュートを打ちたがりません。

敵ペナルティエリア内に侵入しているにもかかわらず、ゴールマウスにGKがたった1人張り付いているだけで、もうシュートをあきらめてパスコースを探し始める日本人選手がいます。

また日本人選手のほとんどが、ゴールへの角度が狭くなって45度を切ると、ほぼ100%パスを選択してしまいます。

 日本人選手は、テクニックは比較的高いのに自分のプレーに自信が無く、心に余裕が無いのかもしれません。 

そのために、プレッシャーのかかる場面でシュートの決定力が低くなったり、シュートそのものから逃げてしまったりと非常に消極的になってしまいがちです。

 「消極的になりがち」という日本人選手のメンタル面での弱点を克服しないと、シュート決定力の問題だけでなく、ワールドカップやチャンピオンズリーグの大舞台で日本代表や日本人選手が活躍するのは、難しいように思います。

 以上のことをふまえると「シュートをはずした選手を批判するのは、いったい何のためか?」という事を一番に考えなくてはいけません。

「シュートをはずした選手を批判するのは、決定力をあげるため」であるならば、ただ感情的になってバッシングするのではなく、シュートがうまくなるためのメンタル面・技術面でのアドバイスでなくてはいけないと思います。

もちろん、いい加減な気持ちでプレーしてシュートをはずした選手がいたなら批判は必要ですし、プロですから、シュート決定率の高い選手がレギュラーになって、低い選手はベンチにまわるというのも当たり前の事です。

 スパルタクは日本人選手のシュート決定率を上げるには、打って打って打ちまくって、経験を積んでいくしかないと思います。 決まってもはずれても、実戦で数多くシュートを打って経験を積まなければ、シュートがうまくなるわけありません。

他の選手に「俺にボールをよこせ!」とアピールして、シュートをど~んとはずした後、「シュートがはずれた?だからどうした、文句あんのか?」ぐらいの図太い神経を持つというのも、FWに必要とされる才能なのかもしれません。

(なんか、去年フィオレンティーナで中田英選手の同僚だったファブリツィオ・ミッコリを思い出しますが)

 逆に叩かれるのが嫌だからといって、シュートチャンスでパスを選択しつづけたら、永久にその選手のシュート決定率が上がることはないでしょう。

むしろ感情的にバッシングすることで、選手がシュートから逃げることの方が、日本サッカーに与える害は大きいのではないでしょうか。 だからスパルタクは感情的なバッシングはしたくありません。

 イングランド・プレミアリーグの試合を見ていると良く分かるのですが、昔から選手がシュートを打つと、たとえそれがはずれてもスタンドのサポから大きな拍手が起こります。

おそらく「得点チャンスでシュートを選択して、良いチャレンジだったね」という激励・はげましの意味での拍手だと思うのですが、とても素晴らしい習慣だと思います。

スパルタクもスタジアムで観戦する時、選手の打ったシュートがワクに飛んだ時たとえそれがはずれても(バーやポストに当たって跳ね返った時も含めて)拍手するようにしています。

 ただ、一点だけ問題点を言わせてもらえれば、日本人選手のふだんのシュート練習への姿勢です。

日本代表の合宿やJリーグの試合のキックオフ直前に行われるシュート練習を、スパルタクは双眼鏡でじっくりと見るのですが、これが本当に入らないんですよね。

「普段の練習でシュートが入らない選手がプレッシャーのかかる本番でバシバシ入る」という事も有り得ないと思うのですが。

シュート練習をやる時は、選手ごとに決定率のデータをとってシュート決定率でスタメンを決めるなどしないと、だら~とした練習のための練習になってしまうのではないかと思います。

日本代表やJリーグ各チームの監督・コーチはシュート練習の方法を見なおす必要があるでしょう。
(シュートを打つときにも基本セオリーがあるのですが、別の機会にでも述べたいと思います。)

 それでは最後に、ちょっと興味深いデータをご紹介したいと思います。

今から10年以上前のちょっと古いデータなのですが、イングランドサッカー協会の調査によると、

W杯や欧州主要リーグでの1チームが1試合に打つ平均シュート数は13~14本、
そのうちの半分はゴールマウスをはずれ、ワク内に飛ぶのは約7本、
ワク内に飛んだシュートのうちゴールとなるのは、3本に1本だそうです。

つまり世界最高レベルのサッカーチームでさえ、1ゴール決めるのに平均で6本もシュートをはずしているのです。

どんな名監督といえども、選手に高度な戦術をさずけてチーム全体のシュート数を増やしてやる事はできますが、選手の代わりにシュートを打ってやることはできません。

カペッロやモウリーニョがピッチに乱入して選手の代わりにシュートを打つことはできないのです。 まあ、乱入できたとしてもカペッロやモウリーニョの放つシュートが百発百中とも思えませんが。

 というわけで、日本代表選手がシュートを打ったときは、「ナイス・チャレンジ!」という意味であたたかい拍手をお願いしたいと思います。
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■ワールドフットボールバランス(欧州)2005.11.16現在

☆2006W杯・ヨーロッパ予選・プレーオフ

2005.11.16

プラハ

チェコ 1-0 ノルウェー
(ロシツキー 35)
(二試合合計 2-0 でチェコが本大会出場)

ブラチスラバ

スロバキア 1-1 スペイン
(ホロスコ 50 : ヴィジャ 70)
(二試合合計 6-2 でスペインが本大会出場)

イスタンブール
トルコ 4-2 スイス
(トゥンジャイ 22,36,89, ネジャティ 52 :
フライ 1, ストレラー 84)
(二試合合計 4-4 アウェーゴール2倍ルールでスイスが本大会出場)

----------------------------------

◆チェコはホームで順当にノルウェーを下し、90年イタリア大会以来の本大会出場。

 スペインも、曲者スロバキアとアウェーで手堅く引き分けて、ドイツ行きのキップをゲット。

 トルコは、試合開始そうそう先制され苦しい展開も攻撃力爆発で逆転、ホームで順当に勝利するも、アウェーゴールの差で涙をのんだ。

トルコを破ったスイスも攻守に高い組織力を持ち、早いプレスとダイレクトパスの攻撃が特徴の良いチームだった。

しかし前回W杯三位のトルコや、ユーロ2004優勝国・ギリシャが本大会に出られないなんて、ヨーロッパ予選のレベルは本当に高い。


これでW杯ドイツ大会ヨーロッパ代表は、ドイツ、オランダ、ウクライナ、ポルトガル、フランス、イタリア、イングランド、ポーランド、セルビア・モンテネグロ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、チェコ、スイスとなった。

トルコやデンマーク、アイルランドは出ないが、ヨーロッパの強豪・ビッグネームがほとんどそろったのではないだろうか。

前回の2002年大会は、アジアの蒸し暑さにやられたのか、ヨーロッパのチームはイマイチだったが、来年のドイツでは自分たちが慣れている気候でやれる”ホーム”となる。 審判の不可解なジャッジも無くなるだろう。

強豪国が出揃って楽しみな反面、日本はよほどがんばらないとヨーロッパのチームに苦戦しそう。


ワールドフットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

UEFA(欧州)2005.11.16現在

AA  チェコ -スウェーデン フランス

A   オランダ スイス デンマーク -イスラエル
    スペイン ボスニア トルコ ドイツ
    ルーマニア ギリシャ 
    イングランド イタリア -アイルランド
    クロアチア ポルトガル  セルビアM

BB  ウクライナ +スコットランド ベルギー
    オーストリア ポーランド スロバキア
    ハンガリー アルバニア +ロシア 
    フィンランド ノルウェー -ブルガリア 
    -スロベニア

B   グルジア +エストニア リトアニア
    アルメニア 北アイルランド  ウェールズ
    ラトビア ベラルーシ

CC  +マルタ カザフスタン アゼルバイジャン
    モルドバ +アイスランド +マケドニア
    -キプロス

C   +リヒテンシュタイン -アンドラ
    +フェロー諸島

DD  -ルクセンブルク -サンマリノ

  

■ワールドフットボールバランス(北中米)2005.11.16現在

☆2006W杯・北中米カリブ-アジア地区プレーオフ

2005.11.16

マナマ

バーレーン 0-1 トリニダード・トバゴ
(ローレンス 49)

(二試合合計 1-2 でトリニダードが本大会出場)

--------------------------------------

◆第一戦をバーレーンにしぶとく引き分けられて、ハンデを負った形で臨んだ第二戦だったが、トリニダードがローレンスのゴールで勝利、うれしいW杯初出場を決めた。

カリブ海地域からは98年フランス大会のジャマイカ以来、久しぶりの出場となる。

これでW杯ドイツ大会北中米カリブ代表は、アメリカ、メキシコ、コスタリカ、トリニダード・トバゴの四カ国となり、前回より一カ国増。


ワールドフットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

CONCACAF(北中米カリブ)2005.10.16現在

BB -メキシコ アメリカ -コスタリカ

B  トリニダード カナダ ホンジュラス

CC キューバ ジャマイカ +グアテマラ

C  +ハイチ エルサルバドル -マルティニク 
   パナマ

DD スリナム -バミューダ +グアドルーペ
   +Stビンセント

D  ベリーズ グレナダ アンティル バルバドス
   仏領ギアナ -カイマン諸島 ニカラグア
   Stルシア

EE プエルトリコ -Stクリストファー
   +英領バージン諸島 -米領バージン諸島
   -タークスカイコス -ドミニカ共和国
   アンティグア

E  ドミニカ国  ガイアナ シントマルテン バハマ
   アンギラ モンテセラト アルバ

  

■ワールドフットボールバランス(アジア)2005.11.16現在

☆2006W杯・アジア-北中米カリブ地区プレーオフ

2005.11.16

マナマ

バーレーン 0-1 トリニダード・トバゴ
(ローレンス 49)

(二試合合計 1-2 でトリニダードが本大会出場)

--------------------------------------

◆第一戦を引き分けて、有利かと思われたバーレーンだったが、ホームで負けてしまっては何の意味もない。

バーレーンの勢いのピークは、今年のはじめぐらいまでだったような気がする。

W杯ドイツ大会アジア代表は、日本、サウジアラビア、イラン、韓国、となった。


ワールド・フットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

AFC(アジア)2005.11.16現在

BB 日本 イラン

B  -タイ オマーン +ウズベキスタン 韓国 
   +サウジ イラク -バーレーン

CC -レバノン +カタール ヨルダン 
   -タジキスタン シリア +中国 
   +北朝鮮 UAE クウェート

C  -トルクメニスタン +キルギス

DD +イエメン インドネシア パレスチナ -香港
   +ミャンマー ベトナム

D  +シンガポール +スリランカ 台湾 +インド
   マレーシア

EE -マカオ カンボジア +モルジブ ラオス 
   -ブルネイ -ブータン +バングラデッシュ
   東ティモール ネパール アフガニスタン

E  グアム フィリピン モンゴル パキスタン

  

■ワールドフットボールバランス(南米)2005.11.16現在

☆2006W杯・南米-オセアニア予選・プレーオフ

2005.11.16

シドニー

オーストラリア 1-0 ウルグアイ
(ブレシアーノ 34)

(二試合合計 1-1 PK戦4-2でオーストラリアが本大会出場)

----------------------------------

◆南米予選最終戦のアルゼンチン戦に勝利してプレーオフ出場権を得て、第一戦を1-0で勝利していたウルグアイだったが、アウェーで0-1と不覚の敗戦。
PK戦にも敗れ、万事休す。

これでドイツW杯・南米代表は、ブラジル、アルゼンチン、エクアドル、パラグアイの四カ国となり、前回2002年より一カ国減となった。


ワールドフットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

CONMEBOL(南米)2005.11.16現在

A  -アルゼンチン ブラジル -ウルグアイ

BB エクアドル -パラグアイ 

B  ペルー ベネズエラ コロンビア ボリビア 
   チリ


  

■ワールドフットボールバランス(オセアニア)2005.11.16現在

☆2006W杯・オセアニア-南米予選・プレーオフ

2005.11.16

シドニー

オーストラリア 1-0 ウルグアイ
(ブレシアーノ 34)

(二試合合計 1-1 PK戦4-2でオーストラリアが本大会出場)

----------------------------------

◆ホームの利を生かし健闘、90分で1-0の勝利をもぎとったオーストラリアだったが、延長戦では決着がつかず、PK戦へ。

そしてプレッシャーがかかる中でPK戦を制したのは、GKの神がかり的セーブ連発だったオーストラリアだった。

 これで4回連続のプレーオフ出場(過去の対戦相手は、アルゼンチン、イラン、ウルグアイ)にして、オセアニア代表として久しぶりのW杯行きを決めた。

 しかし次回W杯予選からオーストラリアはアジア地区に入るわけだが、いまだにスパルタクは納得がいかない。

AFCのバカ。残されたフィジーやクック諸島など、オセアニア・サッカーの将来はどうなる?


ワールドフットボールバランス(世界サッカーランキング)by国際サッカー戦略研究所

OFC(オセアニア)2005.11.16現在

B  +オーストラリア

CC ニュージーランド



DD 

D  パプアニューギニア バヌアツ フィジー
   +ソロモン諸島

EE タヒチ ニューカレドニア

E  トンガ サモア 米領サモア クック諸島

  

■松井のゴールで日本代表、アンゴラに辛勝

 日本代表、今年最後の総決算の試合となったアンゴラ戦は、松井選手のゴールで1-0の辛勝となりました。

まず、いつものように試合を振り返ってみましょう。

 立ちあがりは、ショートパスをつないでくるアンゴラに対して日本はロングパスで対抗しますが、ゲームの主導権はアンゴラに握られてしまいました。

しかし、5分過ぎから日本も中田英選手が基点となって、グラウンダーのパスで中盤を組み立て、一旦サイドに開いてからアーリークロスという形で何度も良いチャンスを作り出し、ゲームの流れを取り戻しました。

7分の、クロスをペナルティエリア(以後P.A.)内で高原選手が胸トラップし、続けざまにシュートしたシーンを皮切りに、

左サイドからの三都主選手の精度の高いアーリークロス、右サイドからの駒野選手のクロスや、中村選手のセットプレーからのキックが、P.A.の中にいる日本の選手にぴたりぴたりと合います。

これは日本の選手のクロスが正確だっただけではなく、アンゴラの守備選手がサイドからのクロスボールに決定的に弱く、日本の選手をマークするのではなくボールウォッチャーになってしまうといった、守備の基本が全然出来ていない事が原因でした。

しかし、中盤の組み立て・ラストパスまではまずまずうまくいって、質の高いチャンスを数多く作り出したのですが、高原・柳沢両選手が足・頭をフルに使って放ったシュートが残念ながらことごとく決まりませんでした。

前半終了間際、日本にヒヤっとする場面がありましたが防ぎきって、後半へ。

 後半に入ると、日本の気候に慣れたのかアンゴラが攻勢に出てきます。
何度か危険な形をつくられましたが、フィゲイレドを中心にアンゴラ代表のシュートの精度が低くて日本は助かりました。

これに対して日本代表はがっくり運動量が落ち、攻撃がほとんど機能しなくなります。 

 中盤にフレッシュな選手が欲しいところでしたが、ジーコ監督はやっと20分をすぎてから松井を投入、松井はがむしゃらに守備をして相手からボールを奪い返すなどしてチームを活性化、ゲームの流れを再び引き寄せて、アンゴラと五分と五分の展開に持ちこみます。

 そして試合終了間際、右サイドから中村のクロスを左サイドにいた柳沢が逆サイドにヘッドで折り返し、アンゴラの選手が完全に振られたところをノーマークになった松井がヘッドでボールをゴールに叩きこんで、これが決勝点となりました。

 まず対戦相手のアンゴラについて、今回、管理人スパルタクは初めてアンゴラのサッカースタイルを観たのですが、昨日の試合をみるかぎりにおいては、ショートパスを使った攻撃はまずまずでしたが、守備の組織力はかなり低いとみました。

FWからDFラインまでかなり間延びして、最終ラインがずるずると下がってしまうために、センターバックの前に大きなスペースを作ってしまい、

また、選手がボールウォッチャーになってしまうために、サイドからのクロスに決定的に弱いという、守備の弱点を抱えていました。

 そのアンゴラに日本はホームで勝つ実力はあるというのは昨日の試合で証明されましたが、試合のレベルそのものをみると、このままではよほどクジ運が良くない限り日本もアンゴラも来年のドイツW杯でグループリーグ突破は厳しいと思います。

 次に日本代表をチェックしますが、今年スパルタクは、日本代表の最大の問題点は「いかにその局面局面で正しいポジショニングがとれるかだ」と、ずうーっと繰り返し言ってきました。

(日本代表カテゴリーの過去ログをどうぞ。)

それは「いかに正しくスペースを使うか」と言いかえる事もできます。

その問題点は残念ながら今年中には修正されなかったようです。

 日本代表の試合内容が悪い時は、攻撃も守備もたいてい”ポジショニング”が原因だとスパルタクは思います。

ポジショニング能力の高い選手がカウンター攻撃すれば、たった2人で1点稼ぎ出すこともできますが、ポジショニング能力が低いと、2人ですむところを3人、3人ですむところを4人いなければ攻撃のパスが回らないといった事が起こります。

そして前にムダな人数をかければかけるほど、ボールを奪われた時カウンターから失点する確立が高くなるのです。

守備においてもポジショニング能力が高ければ、より少ない人数で失点を防ぐ事ができます。

ジーコ監督はこのことに気づいているのでしょうか? 気づいているのだとしたら何故修正できないのでしょうか?

 そうした問題点を含めて、まず攻撃から詳しく見ていきますが、今回のアンゴラ戦は今年最悪の内容の試合の一つだったウクライナ戦よりだいぶ良くなってきましたが、まだショートパスの組み立てがギクシャクしています。

昨日の試合は中央のMFが3人だったわけですが、中田英がボールを受けてルックアップした時、横にいるボランチの稲本選手が三歩動いて顔をのぞかせて、球を受けられるような正しいポジショニングをとってくれれば、もっとスムースにボールが回ったのですが、その三歩が動けません。

稲本に限らず日本人選手の多くは「正しいポジショニングのとり方」を今まで教わってこなかったためでしょうか、試合中に死ぬほど走り回るにもかかわらず意味の無い動きが多く、逆に大切な三歩が動けないのです。

ジェフ千葉のオシム監督が「今なぜ走らなかったのか?」と「今なぜ走ってしまったのか?」を考えさせ、正しいポジショニングを徹底的に選手に教え込んだと聞きましたが、それも納得です。

稲本が三歩動いて中田英からパスを受け、それをトップ下の中村に基本のインサイド・キックでつなぐだけで、日本の攻撃はぐっとよくなるのです。

それができていないから彼はプレミアでレギュラーポジションがなかなか取れないのでしょう。

 また、個人レベルだけでなくチーム全体でも「正しいポジショニング」や「スペースの使い方」がわかっていません。

今回の相手・アンゴラはFWからDFまで間延びしていて、最終ラインがずるずると下がるチームだったのは前に述べた通りですが、間延びしたチームの最終ラインがずるずると下がっているということは、DFラインの後ろではなく前に広いスペースがあるというのは当たり前の論理です。

逆にヨーロッパのチームのようにFWからDFまでコンパクトにして押し上げている場合は、DFラインの裏に広いスペースがあるはずです。

つまり相手によってセンターバックの前のスペース、あるいはバックの後ろのスペースの広さは違っていて一定ではないのだという事です。

 しかし日本代表選手でそれに気づいている人がいるのかいないのか、多くの場合2トップが狭くなっているDFラインの裏でボールを受ける事ばかり狙っていて、敵センターバックの前に広大なスペースが空いている局面で、そこを使って相手を崩すといったシーンは少なかったように思います。

中村も後ろに下がったりサイドに流れたりしすぎで、本来のトップ下のポジションにもっと長い時間いるべきでしょう。

センターバック-ボランチ-トップ下-センターフォワードの縦のラインはチームの背骨であり、これを長い時間崩すのはよくありません。

 中田英がボールを受けてルックアップした時に、敵センターバックの前にできている広大なスペースに、中村が走りこむ、あるいは稲本が中田英を追い越してオーバーラップして球を受ける、あるいは2トップのうち1人が下がってきて受ける、

そしてボールを受けたらターンをして相手ゴールを向き、前にいる選手・自分を追い越す選手に対してスルーパスを狙う、DFの前でフェイントしてシュートするなど、いくらでも形はつくれます。

 また、相手が間延びした事によって、こちらもつられて間延びして、ショートパスのつなぎに必要なコンパクトさを失った事もギクシャクした原因でしたし、以前にも述べたとおり、中盤で時間をかけ過ぎて1人1人のボールを持つ時間が長すぎるという問題も攻撃のリズムを失わせていたように思います。

 中央からの攻撃はあまり良くありませんでしたが、サイド攻撃は非常に良くなっていました。
特に三都主の精度の高いアーリークロスが効果的で、何度もビッグチャンスを作り出していました。

三都主は1対2とか1対3の局面でムチャなドリブル突破をして球を失うのを繰り返すよりは、相手をぬく前に精度の高いアーリークロスを多く出した方が彼の持ち味が出るとスパルタクは言ってきましたが、それが証明されたような試合だったと思います。

どうか本大会までそれを継続して欲しいと思います。

 守備については、相手の精度の低いシュートにだいぶ助けられた面もありましたが、まずまず良かったのではないでしょうか。

ただ、一点だけ問題点をあげるとするならばプレスのかけ方です。

日本のゴールに背を向けてボールを保持しているアンゴラの選手にプレスをかけるとき、ボールを奪おうとしてアンゴラの選手の正面(つまりアンゴラ・ゴール側)に周りこんだ瞬間、アンゴラの選手にボールをキープしながらターンされて、まんまと日本の選手が抜かれてしまう、というパターンが試合中何回もみられました。

 これも守備のポジショニングの基本を習ってこなかった事が原因だと思いますが、

守備の時のポジショニングは、ボールを持っている敵選手と自軍ゴールを一直線に結んで、その線上で敵選手より数メートル自軍ゴール側に立って、自軍ゴールを隠すようにするのが、基本です。

なぜなら、敵のボールを持っている選手は必ず自軍ゴールめがけてドリブルしたりシュートしたりしてくるからです。(当たり前)

 もし自軍ゴールと反対方向、つまり敵ゴールに向かってドリブルする敵選手がいても、こちらにとっては基本的に危険な存在ではありませんし、真横にドリブルする選手も、それほど危険な存在ではありません。

危険なのは敵選手が前を向いて、タテのドリブルやパスを狙う時です。だからそのようなポジションをとることが守備の基本とされるのです。

 しかしこの基本がわかっていないと、背中を向けているアンゴラ選手の向こう側にボールを取りに行った瞬間、相手にターンされて抜かれてしまい、そのまま日本のゴールへ向かってドリブルされてしまう、といった事が起こります。

日本のゴールに背を向けている敵選手は前を向いている選手ほど、危険な存在ではありません。 ですから前を向かせないように、背中側から密着マークするだけでよいのです。

 今回のアンゴラ戦も日本代表は現状維持で、新たに成長した部分を我々にみせてくれるような事はなかったように思います。

コンフェデのブラジル戦でみせてくれた、あの質の高いパフォーマンスはいつでも出せるんだというところを見せて欲しかったのですが...

 2006年W杯は、”日本代表黄金世代”の総決算ともいうべき大会になります。ここで失敗すれば、ここ5年以上の日本サッカーの努力が報われないことになってしまいます。それではあまりにも、もったいないのでは無いでしょうか。

誰かが言う「攻撃サッカーで勝つ」といった抽象的な解決策ではなくて、私はチームの組織力、いいかえれば1人1人のポジショニング能力のアップに全力をあげる事が今一番必要だと思います。

それが可能になれば、ドイツ大会の決勝トーナメントで日本が勝ちぬいていく事も不可能ではないと考えています。

 まだ本大会まで時間は残されています。
来年こそ、個の能力と高いチーム組織力が融和した、ハイレベルの日本代表を見せて欲しいと思います。

 (あれ、決定力の無さが問題じゃなかったの?という方がおられるかと思いますが、その話は次回にしましょう。)

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  2005.11.16 東京国立競技場

   日本  1 - 0 アンゴラ

 松井 90+

GK 川口能活    GK ジョアン・リカルド

DF 田中誠     DF ジャシント
  (松井大輔 66)    ジャンバ
   宮本恒靖       アレックス
   中澤佑二       デルガド

MF 三都主     MF フィゲイレド
   駒野友一      (シモン 87)
   中田英寿       ミロイ
   中村俊輔       メンドンサ
   稲本潤一      (ゼ・カランガ 79)
  (阿部勇樹 80)   
           FW アクワ
FW 高原直泰      (ロベ 62)
  (大黒将志 79)    エジソン
   柳沢敦       (サンタナ 89)
              マウリト
             (フラビオ 69)
  

■アンゴラ・サッカー情報

アンゴラ共和国

面積:124万7千k㎡(日本の約3.3倍)
人口:約1300万人
首都:ルアンダ
言語:ポルトガル語ほか
宗教:カトリック・土着信仰
通貨:クワンザ

アンゴラサッカー協会

・FIFAランキング60位(日本16位)
2005年10月現在

国際サッカー戦略研究所格付け:BB(日本:BB)
2005年10月9日現在

・代表ホームスタジアム

エスタディオ・シダデラ(ルアンダ)60000人収容

・代表ユニホーム(シャツ・パンツ・ソックス)
1st.赤・黒・赤 2nd.白・白・白

日本戦に召集された、アンゴラ代表メンバー

GK ジョアン・リカルド (モレイレンセ:ポルトガル)
   ラマ (A.P.ルアンダ)

DF ジャシント (A.S.A.)
   ジャンバ (A.S.A.)
   アレックス (サグラダ・エスペランサ)
   ロコ   (ルアンダ・ベンフィカ)
   マルコ・アイロサ (バレイレンセ:ポルトガル)
   デルガド(8月1日)

MF フィゲイレド (バルジム:ポルトガル)
   メンドンサ (バルジム:ポルトガル)
   ミロイ   (インテルクルべ)
   シモン   (A.S.A.)
   ゼ・カランガ (A.P.ルアンダ)

FW アクワ (アル・ワクラ:カタール)
   エジソン (パッソス・フェレイラ:ポルトガル)
   フラビオ (アル・アリ:エジプト)
   ロベ  (A.S.A.)
   マウリト (アル・ワーダ:UAE)
   サンターナ (サグラダ・エスペランサ)
   チチ (クレルモンフェラン:フランス)


国内1部リーグ-14チーム 

2005シーズン最終成績

1. サグラダ・エスペランサ (ドンド)初優勝
2. A.S.A.        (ルアンダ)
3. A.P.ルアンダ
4. 8月1日      (ルアンダ)
5. 5月1日       (ベンゲラ)
6. ルアンダ・ベンフィカ
7. ペトロレオス・デ・カビンダ
8. ペトロレオス・ド・ナミベ
9. G.D.インテルクルベ  (ルアンダ)
10. P.A.サムビザンガ   (ルアンダ)
11. C.D.ウイラ      (ルバンゴ)
-------------------------------------------
12. A.P.ウアムボ          降格
13. A.P.ロビト           〃
14. ペトロレオス・ド・ビエ (クイト)〃


クラシコ(伝統の一戦)

A.P.ルアンダ(優勝13回)対 8月1日(8回)
  

■ワールドフットボールバランス(オセアニア)2005.11.12現在

☆2006W杯・南米-オセアニア予選・プレーオフ

2005.11.12

モンテビデオ

ウルグアイ 1-0 オーストラリア
(ロドリゲス35)

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◆南米5位とオセアニア代表とのプレーオフは、南米代表ウルグアイが苦戦しながらも最小得失点差で勝利。

オーストラリアはシドニーで16日行われるホームゲームに、悲願のW杯出場をかける。

ワールドフットボールバランス(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

OFC(オセアニア)2005.11.12現在

B  オーストラリア

CC ニュージーランド



DD 

D  パプアニューギニア バヌアツ フィジー
   +ソロモン諸島

EE タヒチ ニューカレドニア

E  トンガ サモア 米領サモア クック諸島

  

■ワールドフットボールバランス(南米)2005.11.12現在

☆2006W杯・南米-オセアニア予選・プレーオフ

2005.11.12

モンテビデオ

ウルグアイ 1-0 オーストラリア
(ロドリゲス35)

------------------------------------

◆南米5位とオセアニア代表とのプレーオフは、南米代表ウルグアイが苦戦しながらも最小得失点差で勝利。

第二戦はオーストラリアのシドニーで16日行われる。

ワールドフットボールバランス
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CONMEBOL(南米)2005.11.12現在

A  -アルゼンチン ブラジル ウルグアイ

BB エクアドル -パラグアイ 

B  ペルー ベネズエラ コロンビア ボリビア 
   チリ


  

■ワールドフットボールバランス(北中米)2005.11.12現在

☆2006W杯・アジア-北中米カリブ地区プレーオフ

2005.11.12

ポートオブスペイン

トリニダード・トバゴ 1-1 バーレーン
(バーチャル77 : H.サルマン72)

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◆アジア5位と北中米4位が最後のドイツ行きキップをかけて戦うプレーオフ。

第一戦は、先制したバーレーンが有利に試合を進め、しぶとくドロー。トリニダードにとっては痛い引き分けとなった。 第二戦は16日バーレーンの首都・マナマで開催される。


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CONCACAF(北中米カリブ)2005.10.12現在

BB -メキシコ アメリカ -コスタリカ

B  -トリニダード カナダ ホンジュラス

CC キューバ ジャマイカ +グアテマラ

C  +ハイチ エルサルバドル -マルティニク 
   パナマ

DD スリナム -バミューダ +グアドルーペ
   +Stビンセント

D  ベリーズ グレナダ アンティル バルバドス
   仏領ギアナ -カイマン諸島 ニカラグア
   Stルシア

EE プエルトリコ -Stクリストファー
   +英領バージン諸島 -米領バージン諸島
   -タークスカイコス -ドミニカ共和国
   アンティグア

E  ドミニカ国  ガイアナ シントマルテン バハマ
   アンギラ モンテセラト アルバ

  

■ワールドフットボールバランス(アジア)2005.11.12現在

☆2006W杯・アジア-北中米カリブ地区プレーオフ

2005.11.12

ポートオブスペイン

トリニダード・トバゴ 1-1 バーレーン
(バーチャル77 : H.サルマン72)

------------------------------------------

◆アジア5位と北中米4位が最後のドイツ行きキップをかけて戦うプレーオフ。

第一戦は、先制したバーレーンが有利に試合を進め、しぶとくドローを勝ち取った。 第二戦は16日バーレーンの首都・マナマで開催される。


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AFC(アジア)2005.11.12現在

BB 日本 イラン

B  -タイ オマーン +ウズベキスタン 韓国 
   +サウジ イラク バーレーン

CC -レバノン +カタール ヨルダン 
   -タジキスタン シリア +中国 
   +北朝鮮 UAE クウェート

C  -トルクメニスタン +キルギス

DD +イエメン インドネシア パレスチナ -香港
   +ミャンマー ベトナム

D  +シンガポール +スリランカ 台湾 +インド
   マレーシア

EE -マカオ カンボジア +モルジブ ラオス 
   -ブルネイ -ブータン +バングラデッシュ
   東ティモール ネパール アフガニスタン

E  グアム フィリピン モンゴル パキスタン
  

■ワールドフットボールバランス(欧州)2005.11.12現在

☆2006W杯・ヨーロッパ予選・プレーオフ

2005.11.12

マドリッド

スペイン 5-1 スロバキア
(ガルシア8,16,72, トーレス65PK,78 :
ネメト48)

ベルン

スイス 2-0 トルコ
(センデロス41, ベフラミ86)

オスロ

ノルウェ- 0-1 チェコ
(シュミチェル32)


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◆H&A方式の2回戦で決まる、W杯ヨーロッパ予選・プレーオフが始まった。

スペインはホームにスロバキアを迎え撃ち、予選でのうっぷんを晴らすかのような大勝で、スロバキアを撃破。 第二戦を有利に迎えられる。

スイスはホームで順当に勝利、チェコもアウェーで手堅く勝利、実力差どおりの結果となった。

第二戦は16日に行われる。

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UEFA(欧州)2005.11.12現在

AA  チェコ -スウェーデン フランス

A   オランダ スイス デンマーク -イスラエル
    +スペイン ボスニア トルコ ドイツ
    ルーマニア ギリシャ 
    イングランド イタリア -アイルランド
    クロアチア ポルトガル  セルビアM

BB  ウクライナ +スコットランド ベルギー
    オーストリア ポーランド スロバキア
    ハンガリー アルバニア +ロシア 
    フィンランド ノルウェー -ブルガリア 
    -スロベニア

B   グルジア +エストニア リトアニア
    アルメニア 北アイルランド  ウェールズ
    ラトビア ベラルーシ

CC  +マルタ カザフスタン アゼルバイジャン
    モルドバ +アイスランド +マケドニア
    -キプロス

C   +リヒテンシュタイン -アンドラ
    +フェロー諸島

DD  -ルクセンブルク -サンマリノ


  

■アンゴラ戦に向けた日本代表・招集メンバー発表

16日に東京・国立競技場で行われる、アンゴラ戦に臨む日本代表召集メンバーが発表されました。

GK 土肥洋一 (F東京)
   川口能活 (磐田)
   楢崎正剛 (名古屋)

DF 田中誠  (磐田)
   宮本恒靖 (G大阪)
   三都主A. (浦和)
   中沢佑二 (横浜M)
   坪井慶介 (浦和)
   加地亮  (F東京)
   駒野友一 (広島)
   茂庭照幸 (F東京)

MF 中田英寿 (ボルトン:イングランド)
   中村俊輔 (セルティック:スコットランド)
   小笠原満男 (鹿島)
  稲本潤一 (ウェストブロミッジ:イングランド)
   村井慎二 (磐田)
   遠藤保仁 (G大阪)
   松井大輔 (ル・マン:フランス)
   阿部勇樹 (千葉)

FW 柳沢敦  (メッシーナ:イタリア)
   高原直泰 (ハンブルガーSV:ドイツ)
   玉田圭司 (柏)
   大黒将志 (G大阪)

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 日本代表の今年最後の国際Aマッチとなるアンゴラ戦の召集メンバーが発表されました。

まずGK陣はいつもの顔ぶれ。

 DF陣には中沢・宮本両選手といったレギュラークラスがとりあえず復帰しています。 ケガをしたばかりの宮本が試合に出られるかはわかりませんが、ともかく心強いです。

あと加地選手も戻ってきました。

 MF陣はケガの影響で召集されなかった小野選手と前試合でレッドをもらった中田浩選手を除く、海外組が呼ばれました。 東欧遠征でまずまずの動きを見せた松井選手もしっかり残っています。

国内組からは小笠原・遠藤両選手が久々の召集です。
しかし最近、磐田の福西選手が呼ばれないのは何故なんでしょうか?

「最近日本代表の失点が多いのは、福西がボランチに入らなくなったせいもあるんじゃないのか?」とひそかに思っているのですが... 今回呼ばれたMFを見ても、高い技術を持っていて攻撃が好きなタイプの選手ばかりなんですよね。

「フィジカルの強い守備の本職」といったタイプがいないと、センターバックの負担が重くなりすぎだと思います。

マケレレをはずして、ジズー・フィーゴ・ベッカムといった選手を中盤にズラリと並べたために守備の崩壊を起こして沈んでいった、ちょっと前のレアルを思い出してしまいます。

ジーコ監督はどうも「80年代のブラジル代表の攻撃サッカー」を現代の日本代表で再現したくて仕方ないようですが、チーム全体の攻守のバランスということを考えてもらわないと。

 FW陣は柳沢・高原両選手の海外組は不動で、大久保・鈴木両選手がはずれ、玉田選手が復帰しましたが、どうも...

リーグ戦で結果を出し、リーグカップ優勝も果たした、選手にチャンスを与えた方が論理的だと思うのですが。

皆さんは今回の代表召集はどうお感じになったでしょうか?

 今回の対戦相手であるアンゴラは、最近の成績を考慮しても、ホームという状況を考えても、日本代表は絶対に勝たなければならないレベルの相手です。

東欧遠征、特にウクライナ戦では不調だった攻撃の組織力回復は急務ですし、最近ピリッとしない守備の引き締めも必要です。

W杯本大会までフルメンバーがそろうチャンスはそうありませんし、時間が残り少なくなっている今、コンビネーション不足がどうの組織力不足がどうの、
といった話は正直聞きたくありません。 

ジーコが監督を任されて3年以上もたっているのですから。

はやいとこ攻守における組織力のベースを整えて、W杯本大会の決勝トーナメントを勝ち進んでいけるようなレベルへとチーム力をひきあげるといった、
次のステップへと前進してほしいものです。

代表選手には今年一番の出来であった、コンフェデ・ドイツ大会のブラジル戦・ギリシャ戦の感覚をはやく思い出して欲しいですね。

そして攻守における高い組織力と個の能力のバランスがうまくとれた日本代表をみたいものです。
  

■初タイトルおめでとう!ジェフ千葉

 5日におこなわれた、リーグカップ(ナビスコカップ)決勝はPK戦の末、ジェフ千葉が初優勝を果たしました。

千葉の選手ならびにサポの皆さん、おめでとうございます。

巻選手のおなか?シュートは、文句なくゴールだと思うんですけどね~。

 管理人・スパルタクは、ジェフ千葉のような絶対的なスター選手はいないけれども高い組織力を持つチームが結果を出すというのは、日本サッカーにとって本当に重要な事だと思います。

これまでのJリーグでは、個の能力とりわけ足技の高さが重視されすぎていて、日本のサッカーがややバランスを欠いていたようでした。

でも、ジェフ千葉のオシム監督がかかげる「走るサッカー」で、組織力の大切さを日本人に再認識させてくれたのは、本当にありがたいことです。

組織力が高ければ、たとえアラウージョ選手や大黒選手といった能力の高い個の力が無くても、互角以上に戦えるということを証明してくれました。

ある新聞で読んだのですが、オシム監督は千葉の選手たちに、その局面局面で「なぜ走らなかったのか?」と「なぜ走ってしまったのか?」を徹底して考えさせ、修正して、みっちりと組織サッカーを教え込んでいったようです。本当に素晴らしいですね。

 以前スパルタクは「オシム氏を日本代表の監督に!」と言いましたが、あらためて四年間ぐらい時間をあげて、じっくりと代表を任せてみたくなりました。

ともかくジェフ千葉の関係者のみなさん、本当におめでとうございます。

ところでオシム先生、私が千葉がらみの試合を見に行くとかなり高い確立で活躍する林丈統選手は、なぜスタメン・レギュラーではないのでしょう?
  

■日本代表東欧遠征・雑談(その3)

前回のサッカー中継のアナウンサーの話題の次は、解説者について。

 日本代表の東欧遠征のTV中継放映権を獲得したのが、TV朝日系列だったのは以前お話したとおりです。

その試合中継の解説を担当したのがTV朝日の看板解説者・松木安太郎氏だったわけですが、ラトビア戦終了後のネットをのぞいてみると、彼への非難ごうごうでした。

スパルタクもずっと以前から感じていたんですが、いつのころからか彼は解説者というより単なる一サッカーファンに成り下がってしまっています。

サッカーの解説を放棄した松木氏が試合中に発する、「あーっ危ないー!」とか「うおー!ラッキー」といった絶叫は不快そのものです。

あれでプロの解説者としてのギャラを受け取るのは犯罪に近いです。 スタンドに座っている代表サポの兄ちゃんを連れてきて語ってもらった方がよっぽどいいかもしれません。

視聴者からの抗議でもあったのか、次のウクライナ戦ではおとなしくしていたようですが...

 はっきり言ってTV朝日の解説陣では、松木氏よりセルジオ越後氏の方が力量は上です。しかし何故かTV朝日解説陣ではセルジオ氏が二番手なんですよね。

私の記憶ではW杯アジア予選の初期には、セルジオ氏と松木氏のダブル解説だったと思いますが、ある試合を境に松木氏メインになってしまったようです。

どの試合だったか忘れてしまいましたが、放送中に松木氏が「試合終了までまだ5分あるから追加点を狙ってどんどん日本代表は攻めて欲しいですね!」みたいな解説をしたところセルジオ氏が、

「いや、この時間帯はセーフティーにいって勝ち点3を取ることが重要です。逆襲をくらって勝ち点1では日本代表は失敗です」みたく反論したんです。

それからというもの二人の間に気まずいムードが流れ、その後の放送でも二人の解説がことごとく正反対となり気まずいムードに輪をかけた状態に。

その試合以後まもなく解説者一人体制に変更されてしまいました。

 しかし純粋にサッカーのセオリーからみてセルジオ氏の言っていることの方が正しいですし、やはりプロの解説者としての力量はセルジオ氏の方が上ですから、松木氏をメインで起用しつづけるTV朝日は不可解です。

ある若手サッカー解説者が、「TV解説者として仕事をゲットするには元日本代表というブランドが必要不可欠。自分は代表歴が無いので、なかなか仕事がまわってこない」とボヤいていました。

「セルジオ氏は日本代表歴が無いから、代表歴のある松木氏より解説者として劣る」とTV朝日が考えているのだったら相当アホです。

名前はあえて伏せますが、「こいつの言ってる事アホだな~」と感じさせられる、ある元日本代表のサッカー解説を何度も聞いた事がありますし。

少なくとも私のような代表サポはサッカーの解説を聞きたいのであって「あーっ」とか「うおー」なんて意味不明な雄叫びを聞きたいのではありません。

 さらに言えばTV朝日だけがやっている?川添孝一氏のピッチ解説も個人的にはいらないと思います。 特に放送席にいる解説者との「サルミーン泣いてますよ!」みたいな雑談が必要とは思えません。

最後にTV朝日は(いくつかの他局も)画面の右上の方に「日本代表アジア最終予選」みたいな今さらわかりきった事が書かれた字幕を試合中出しっぱなしにしてますが、あれもジャマ!!

あそこらへんにパスが出ると、どうなったか見えね~んだよ(怒)


失礼、取り乱してしまいました(反省)

TV朝日なのかは知りませんが、誰があんな頭の悪い字幕を出す事を思いついたんでしょうか。 ともかく、あんな今さらわかりきった情報が書かれた字幕を出しっぱなしにする必要はみじんもありません。

即刻削除するか、10分おきに数秒だけ出すとか頭を使って欲しいものです。

というわけで解説者と、話が脱線してわけのわからないTVの字幕についても述べてしまいましたが結論としては、

TV朝日さん、日本代表サポを助けると思って、もう日本代表中継から降りてください。 伏してお願いします。
  

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