■2005年06月

■ワールドフットボールバランス(アフリカ)2005.6.19現在

☆2006W杯・アフリカ最終予選 兼 
2006アフリカネーションズカップ予選

2005.6.11~19

1組

セネガル 2-2 トーゴ
(ニャン 14, カマラ 30 :
オルファデ 11, アデバヨール 73)

ザンビア 2-1 マリ
(チャルウエ 27, ムベスマ 85 : クリバリ 72)

リベリア 0-2 コンゴ共和国
(ベベイ 3, 73)

1.トーゴ     8  5 2 1  14-6  17
2.ザンビア    8  5 1 2  11-9  16
3.セネガル    8  4 3 1  17-8  15
4.コンゴ共和国  8  3 1 4   8-9  10
5.マリ      8  1 2 5   9-11  5
6.リベリア    8  1 1 6   3-19  4

2組

ブルキナファソ 2-0 コンゴ民主
(パナンデティグイリ 4, ダガノ 68)

南アフリカ 0-2 ガーナ
(アモア 59, エシエン 90)

ウガンダ 1-0 カボベルデ
(セルンクマ 36)

1.ガーナ     8  4 3 1  11-4  15
2.南アフリカ   8  5 0 3  9-9   15
3.コンゴ民主   8  3 3 2  10-7  12
4.カポベルデ   8  3 1 4  7-9   10
5.ブルキナファソ 8  3 0 5  9-10  9
6.ウガンダ    8  2 1 5  4-11  7

3組

カメルーン 1-0 リビア
(ウェボ 27)

コートジボアール 2-0 エジプト
(ドログバ 42, 49)

1.コートジボアール 8  6 1 1  15-3  19
2.カメルーン    8  5 2 1  14-7  17
3.エジプト     8  4 1 3  21-13  13
4.リビア      8  3 2 3  8-9   11
5.スーダン     7  0 2 5  4-19   2
6.ベナン      7  0 2 5  7-18   2

4組

ガボン 3-0 ルワンダ
(ジシカディエ 11, ロンド 56, ズエ 60)

ナイジェリア 1-1 アンゴラ
(オコチャ 5 : フィゲレイド 60)

アルジェリア 2-2 ジンバブエ
(ヤヒヤ 17, ダウード 48 : 
カウォンデラ 33, ヌドゥルブ 87)

1.アンゴラ   8  4 3 1  8-6  15
2.ナイジェリア 8  4 3 1  11-4  15
3.ジンバブエ  8  3 3 2  9-8  12
4.ガボン    8  2 3 3  11-10 9
5.アルジェリア 8  1 4 3  6-10  7
6.ルワンダ   8  1 2 5  5-12  5

5組

チュニジア 2-0 ギニア
(クレイトン 36PK, チェドリ 79)

ケニア 0-0 モロッコ

マラウイ 1-3 ボツワナ
(ムワフリルワ 48 :
モルワントワ 10, セロルワネ 40, モトルハバンクェ 87)

1.モロッコ   8  4 4 0  14-5  16
2.チュニジア  7  4 2 1  20-7  14
3.ギニア    8  3 2 3  10-8  11
4.ケニア    7  3 1 3  8-11  10
5.ボツワナ   8  3 0 5  9-15  9
6.マラウイ   8  0 3 5  8-23  3

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1組は前回W杯で旋風を巻き起こしたセネガルがトーゴ相手に痛い引き分け。
下位との対戦を残すトーゴが俄然有利になった。W杯初出場なるか?

2組は三試合ともアップセット(番狂わせ)。
特にガーナがアウェーで南アフリカを破ったのは大きい。
ガーナとしては初のW杯出場権を獲得して、古豪復活ののろしを上げたい。

3組の天王山の第一ラウンド、コートジボアール対エジプトは、初出場にもえるコートジボアールが勝利。エジプトは脱落か。
9/2のコートジボアール対カメルーンで全てが決まる。

4組はナイジェリアがアンゴラに痛い引き分け。
アンゴラが首位をキープ。アンゴラとナイジェリアのデットヒート、下位との対戦を取りこぼした方が負ける。

5組はチュニジアがギニアを撃破。ギニアが脱落。
チュニジアとしては、ケニアとの二連戦をどう乗り切って、最終節の天王山モロッコ戦を迎えるかがポイントとなる。

ワールドフットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

CAF(アフリカ)2005.6.19現在

BB +アンゴラ カメルーン エジプト

B  チュニジア モロッコ +トーゴ 
   +コートジボアール セネガル
   コンゴ共和国 ナイジェリア

CC ケニア -南アフリカ -アルジェリア
   +ジンバブエ ガボン ガンビア
   ザンビア ギニア マリ
   -コンゴ民主 リビア

C  ギニアビサウ タンザニア ルワンダ チャド
   ソマリア +モーリタニア -レソト +ガーナ
   ボツワナ -ベナン シエラレオネ
   -中央アフリカ -マラウイ -スーダン
   -モザンビーク エチオピア モーリシャス
   -リベリア -カボベルデ +ブルキナファソ

DD マダガスカル ブルンジ +エリトリア
   ウガンダ -ナミビア スワジランド
   -ニジェール

D  -サントメ 赤道ギニア

EE +セーシェル +ジブチ    
  

■日本代表、ブラジル相手に大健闘もグループリーグ敗退

 コンフェデレーションズ・カップ決勝トーナメント進出をかけた直接対決となったブラジル戦。

結果はブラジルと引き分けたものの、健闘空しく日本は次のラウンドへと進むことはできませんでした。 いつものようにゲームを振り返ります。

 試合は序盤から日本とブラジルが激しく攻め合う展開。
4分に加地選手のゴールがオフサイドで幻となったあとの10分、日本のCKがクリアされ、そこからロナウジーニョとロビーニョのカウンターで崩されて失点。

その後のブラジルの攻撃をしのぐと、日本ペースになり、柳沢選手のバック・ヘッドのシュートが惜しくも外れた後の27分、中村選手が素晴らしいミドルをブラジルゴールへ叩き込み、同点とします。

しかし30分すぎ、すばやい中盤での組み立てからカカが左サイドに球をはたくと、ロビーニョが中央へ折り返し、走りこんだロナウジーニョに決められて再び突き放されました。

その後ブラジルは自陣内で球回しをして時間を使い、もし日本が前に出てくれば、カウンターでその裏を突いて追加点をとる作戦に切り替え、前半終了。

 後半立ち上がりに二回続けて、日本に惜しいチャンスがありましたが決められず。

ブラジルは後半攻守ともにややスローダウンし、アドリアーノとカカを下げて、このまま2-1のスコアでもよし、日本があせって前へ出てくれば薄くなった裏を突いてトドメをさそうとします。

しかし、よく言えば要領良く、悪く言えばおうちゃくをして相手の攻撃に受身になってしまうのは、ブラジルが苦戦するパターン。

日本も後半は攻めのリズムが悪くなったものの試合終了間際の88分、中村の素晴らしいFKが惜しくも外れてポストに跳ね返ったところを大黒選手がつめて再度同点に。

その後少しあわてたブラジルでしたが、そのまま逃げ切ってブラジルが決勝トーナメント進出となってしまいました。

 まず日本の攻めから分析すると、ギリシャ戦に引き続いて、各選手が正しいポジショニングをとって、ワンタッチ・ツータッチでどんどんパスを回し、ブラジルの守備陣をほんろうしてチャンスを作り出していました。

しかし試合の後半になると、一人一人の距離が開いてしまい、一本一本のパスの距離が長くなると、チーム全体でパスが回らなくなり、攻撃のリズムが悪くなってしまいました。

90分間2トップと最終ラインの間がコンパクトに一定の距離になるように、一人一人の選手の間をあけすぎないようにすることが大切です。

日本のすばやいパス回しによる中盤4人を中心とした組み立ては、世界で十分通用すると思います。 今後はそのプレーが90分間持続するように、そしてプレーの正確性を今よりももっと上げることが必要になってきます。

 個人では中村の動きが光りました。 やはり彼はゴールに近いところで時間を使ったりボールを持つべきで、センターサークルより自陣側でドリブルしたりフェイントで抜きにかかったりして時間をムダにするべきではありません。

また、パスばかりでなくシュート能力も素晴らしく、出し惜しみしないでどんどんシュートして得点すべきです。
これらの点に注意すれば彼はワールドクラスのプレイヤーにもっと近づけると思います。

大黒のポストに球が当たって跳ね返ることを予測してつめていたプレーも素晴らしいものでした。これぞ点取り屋の動きです。 得点の匂いをかぎつけてあらかじめポジショニングしておくFWはスパルタクは好きです。(くどいようですが、何で彼はベンチスタートなのでしょう)

あと加地の好調ぶりも相変わらずチームの攻撃を活性化させています。

 守備面では、中盤でのプレスがギリシャ戦よりもゆるかった様に思います。 技術が高いブラジルの選手に対して飛び込むのを恐れ、彼らのプレーを見てしまったからでしょう。

相手にはかならず体を寄せる、それが難しいのなら内を切って、相手をわざと外側へと誘導して時間を使わせるようなプレスの工夫が必要に思います。

もう一点感じたのは、日本の守備選手はブラジルの攻撃の選手との1対1において明らかに劣勢であるという事です。

これはしょうがありません。 ゲームの流れの中で、相手と2対2といった同数や、2対3といった数的優位を与えるような情況を作らないようにすることで、対応するしかないでしょう。

そして一人が相手に応対に行き、もう一人はその味方選手をカバーするということを忠実にやっていくしか方法はありません。

ですから試合展開をにらみながら、セットプレーを含めた攻めにおいて、前線に上がる人数をどれくらいにするのか、どのポジションの選手にするのかの適切な判断が求められます。

また中田英選手・福西選手の両ボランチの攻撃から守備に切り替わった後のボジショニングが気になりました。

相手の攻めになった瞬間、日本のセンターバックの前のスペースにボランチが一人もいないという状況が何回か見られましたが、相手の攻撃力がこちらの守備力より上の場合、これは特に危険です。

ゲーム中ボランチがサイドに展開したり、二列目へ上がるのは一人だけと決めておいたり、もしボランチが一枚上がったら、誰がカバーするのか、チームの約束ごととして決めておくべきでしょう。

 この試合の総括としては、日本が素晴らしい内容でブラジルから引き分けをもぎ取ったのは間違いありません。

特に攻めのクオリティは高く、今後は今できていることを忘れずに、しっかりと土台にして、攻守のクオリティをさらに高めていくことが目標となります。

「今度の試合はブラジルより弱い相手だから手(足?)をぬこう」では無く、常に高いクオリティを保ちながら、そこを踏み台にしてさらに高いところを目指してほしいと思います。

 ただ忘れてはならないのは、日本とブラジルは、この試合における目標が同じではなかったということです。

日本はブラジルに勝つ事だけを考えて全力でぶつかっていったのに対し、ブラジルの目標はあくまでもこの大会の優勝にあり、日本戦のゲームプランは、疲れている主力を休ませながら、いかにして決勝トーナメントに進めるだけの勝ち点を取るかにありました。

ですから、ブラジルとしては日本に勝たなくても決勝トーナメントにいければOKだったわけで、そのことは忘れるべきでありません。

五輪の陸上の400m競走の準決勝に例えれば、ブラジルは途中まで全力で走って、決勝へ進出できる順位をキープしながらゴール前は流していました。

逆に日本は最後まで全力で走って、決勝のために体力を温存してゴール前を流しているブラジルにあともう少しのところまで迫りましたが追い抜けず、決勝進出はなりませんでした。

日本とブラジルの一見小さくて実は大きな差の意味を、W杯本大会までしっかりと覚えておくべきでしょう。

 この大会全体を通じた日本代表を総括すると、ギリシャ戦・ブラジル戦と攻守に高いクオリティをみせて、大健闘したと思います。

しかし、大会への入り方を失敗してしまい、初戦のメキシコ戦で実力を出し切れなかったのが後々まで響いて、決勝トーナメント進出を逃してしまいました。 このことは大変悔やまれます。

来年のW杯ドイツ大会では、初戦がいきなり決勝T進出のヤマ場となることもありうるという良い教訓となりました。

 今後、W杯本大会までのすごし方ですが、日本サッカー協会の収入が多少減っても、強豪国の二軍を日本に招待してやるようなテストマッチを減らして、強豪国がぶざまな試合ができない相手のホームに日本代表が乗り込んでやるテストマッチを増やすべきだと思います。

そのような、なるべく真剣勝負のテストマッチで常に高いクオリティを我々代表サポに見せてくれるよう期待したいと思います。

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2005.6.22 

ライン・エネルギー・シュタディオン(ケルン)

   日本  2 - 2  ブラジル

 ’27 中村      ’10 ロビーニョ
 ’88 大黒      ’32 ロナウジーニョ

GK 川口     GK マルコス 

DF 田中     DF シシーニョ
   宮本        ルシオ
   三都主       ジュアン
   加地        レオ

MF 中田英    MF カカ
   小笠原      (レナト 62) 
  (中田浩 46)    ロナウジーニョ
   中村        ゼ・ロベルト
   福西       (エドゥ 78)
             ジルベルト
FW 玉田
  (大黒 46)  FW ロビーニョ
   柳沢        アドリアーノ
  (鈴木 73)     (J・バプチスタ 61)


B組最終成績  試  勝 分 敗 点 得失  GD

1.メキシコ  3  2 1 0 7 3-1  2
2.ブラジル  3  1 1 1 4 5-3  2
----------------------------------------
3.日本    3  1 1 1 4 4-4  0
4.ギリシャ  3  0 1 2 1 0-4 -4
  

■コンフェデ対策、ブラジル・サッカー基本情報

ブラジル連邦共和国

面積 851万km2(日本の23倍)
人口 1億8000万人
首都 ブラジリア
言語 ポルトガル語
宗教 カトリック
通貨 レアル

ブラジルサッカー協会

・FIFAランキング1位(日本18位)2005年6月現在

国際サッカー戦略研究所格付け:A
(日本:BB)2005年6月8日現在

・代表ホームスタジアム
エスタディオ・マラカナン(リオ・デジャネイロ)
10万3千人収容

エスタディオ・モルンビー(サンパウロ)
8万人収容
など

・代表ユニホーム(シャツ・パンツ・ソックス)
1st.黄・青・白 2nd.青・白・青

・コンフェデに召集された代表メンバー

GK ジダ (ACミラン:イタリア)
   マルコス (パルメイラス)
   ゴメス (PSV:オランダ)

DF マイコン (ASモナコ:フランス)
   ルッシオ (B・ミュンヘン:ドイツ)
   ロッキ・ジュニオール (レバークーゼン:ドイツ)
   ジルベルト (ヘルタ・ベルリン:ドイツ)
   シシーニョ (サンパウロ)
   ジュアン (レバークーゼン:ドイツ)
   ルイゾン (ベンフィカ:ポルトガル)
   レオ (サントス)

MF エメルソン (ユベントス:イタリア)
   カカ (ACミラン:イタリア)
   ロナウジーニョ (バルセロナ:スペイン)
   ゼ・ロベルト (B・ミュンヘン:ドイツ)
   ジルベルト(アーセナル:イングランド)
   ジュニーニョ (リヨン:フランス)
   レナト (セビージャ:スペイン)
   ジュリオ・バプチスタ (セビージャ:スペイン)
   エドゥ (バレンシア:スペイン)

FW ロビーニョ (サントス)
   アドリアーノ (インテル:イタリア)
   リカルド・オリベイラ (ベティス:スペイン)

・国内一部リーグ―26の州と1連邦区ごとに一部リーグが存在する。

2005シーズン全国選手権成績(6/18現在)

1.ボタフォゴ (リオ)
2.ポンチプレッタ (カンピナス)
3.フルミネンセ (リオ)
4.コリンチャンス (サンパウロ)
5.ジュベントゥージ (カシアス・ド・スル)
6.サントス (サントス)
7.サンカエタノ (サンカエタノ・ド・スル)
8.クリチーバ (クリチーバ)
9.インテルナシオナル (ポルト・アレグレ)
10.サンパウロFC (サンパウロ)
11.クルゼイロ (ベロオリゾンテ)
12.ゴイアス (ゴイアニア)
13.パルメイラス (サンパウロ)
14.パラナ (クリチーバ)
15.フラメンゴ (リオ)
16.フォルタレザ (フォルタレザ)
17.ヴァスコ・ダ・ガマ (リオ)
18.パイサンドゥ (ベレム)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
19.ブラジリエンセ (ブラジリア)
20.フィゲイレンセ (フロリアノポリス)
21.A・ミネイロ (ベロオリゾンテ)
22.A・パラナエンセ (クリチーバ)

・クラシコ(伝統の一戦)

各州選手権ごとに存在する。

・リオ・デジャネイロ州選手権
フルミネンセ(優勝30回)フラメンゴ(28回)ヴァスコ(22回)ボタフォゴ(18回)同士の対戦

・サンパウロ州選手権
コリンチャンス(優勝25回)サンパウロFC(22回)パルメイラス(21回)サントス(15回)同士の対戦

・ミナスジェライス州選手権
アトレチコ・ミネイロ(優勝38回)対クルゼイロ(33回)

・リオグランデ・ド・スル州選手権
インテルナシオナル(優勝37回)対グレーミオ(33回)

など
  

■日本代表、欧州王者に快心の勝利!

 グループリーグ突破のためには勝たなくてはならなかったギリシャ戦は、日本代表が久しぶりに高いクオリティの試合内容をみせて、快心の勝利と勝ち点3をゲットしました。

 試合は前半から日本ペースで、中盤でのダイレクト・パスが面白いようにつながり、ギリシャDF陣を何度も崩しました。 しかしシュートの精度を欠き、得点できず。

 ギリシャはセットプレーを中心に反撃を試みますが、日本が守備でがんばりをみせて、得点を許しません。

レーハーゲル監督は戦局を打開するために30分すぎ、中盤にツァルタスを投入するとやっと攻めが少し改善しますが、日本の固い守備を崩せず。

 後半も日本がやや押し気味で展開しますが、一進一退は変わらず。

しかし、後半20分に大黒選手を投入すると、日本の一方的展開になります。

そして30分すぎに、相手ゴール前へ福西選手がパスを送り、それをギリシャDFがカットするとボールは中村選手の前へこぼれてきます。 それをゴール前へ走りこんだ大黒へダイレクトでスルーパスを出し、彼が合わせたボールはそのまま、ゴールへ!

これが決勝点となり、日本は欧州王者から快心の勝利を得ました。

 日本代表の試合内容を分析すると、まず攻めでは前回のメキシコ戦で露呈した、各選手の悪いポジショニングどりが見事に修正されていました。

その結果、中盤の組み立てが格段に良くなり、ワンタッチ、ツータッチでどんどんパスがつながって相手を崩し、何度もシュート・チャンスをつくりだしていました。 

また加地選手のサイドからの突破と三都主選手の速いクロスも効果的でした。

2000年のアジアカップは、日本のぶっちぎりでの優勝となりましたが、その時の日本代表の中盤におけるダイレクト・パスによる組み立ては、アラブのプレスから”日本製精密コンピューター”と呼ばれるほど、素早く正確で大変美しいものでしたが、当時のクオリティがようやく戻ってきたような気がします。

 守備も試合終盤こそややゆるんだものの、中盤からのプレスは効果的に相手の攻撃をつぶし、ゴール前でのマーキングもほぼ完璧の出来でした。

 対するギリシャはモチベーションが上がらないのか、コンディション調整に失敗したのか、プレスがゆるく攻撃も単調でユーロ2004で優勝した時の勢いがありませんでした。

試合会場の気温が30度を超えていてヨーロッパの6月としては暑い方でしたが、こういう条件では高温多湿の過酷な条件でサッカーをやっている、我々アジア人の方がスタミナ面で相当有利なのかもしれません。

 最後に、中盤の組み立てとチャンスメークはよかったのですが、課題としてシュートの精度をあげておきます。

左右45度以下の角度の無いところからでもシュートをどんどん打つ積極的な姿勢は評価できますが、シュートがワクに入らないことには何もおこりません。

ワクに入ればたとえGK正面でも、GKがトンネルする、前へこぼして自分や味方がつめてゴールするなど、可能性が広がります。

どこへ打ったら良いかどうしても迷ってしまうのならシュートの基本・定石通り、ファーポスト側のワク内へグラウンダーのシュートを強めに打つと、ある程度決めておいてもかまわないと思います。

 守備面での課題は、自陣深くでマイボールを大切にしすぎないことです。相手に囲まれたら思いきってけり出して、一旦ゲームを切ると良いでしょう。

 選手の起用法では、やはり大黒をベンチに置いておくということが、どうしても納得できません。

大黒を投入してから日本の攻撃がはっきりと良くなりましたし、現時点ではシュートの決定力で玉田選手より上なのは明らかです。 北朝鮮戦での2ゴールやギリシャ戦での決勝弾と、はっきりと結果も残しています。

 最後にまとめとして、ギリシャ戦の日本代表のクオリティはかなり高く、攻撃面では創造的で美しいプレーが随所に見れました。 なぜメキシコ戦からこのプレーができなかったのかと悔やまれます。

Bグループのもう一つの試合でメキシコがブラジルを破ったために、日本はブラジルに勝たないとグループリーグ突破はできなくなりました。

ブラジル戦は困難な戦いになりますが、高いクオリティのプレーで勝利という結果を残し、グループリーグ突破を勝ちとることを期待したいと思います。

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2005.6.19
コメルスバンク・アレナ(フランクフルト)


  日本  1 - 0  ギリシャ

’76 大黒

GK 川口    GK ニコポリディス

DF 田中    DF タブラリディス
   宮本      (ツァルタス 31)
   三都主      キルギアコス
   加地       フィッサス

MF 中田英   MF バシナス
   小笠原      ジャンナコプーロス
  (遠藤 74)    ハリステアス
   中村       カラグニス
  (中田浩 89)   カツラニス
   福西       ラキス
           (パパドプーロス 59)
FW 玉田
  (大黒 65) FW ブリザス
   柳沢       (ゲカス 46)
  

■コンフェデ対策、ギリシャ・サッカー基本情報

ギリシャ共和国

面積 13.2万k㎡(日本の約3分の1)
人口 1100万人
首都 アテネ
言語 ギリシャ語
宗教 ギリシャ正教
通貨 ユーロ

ギリシャサッカー協会

・FIFAランキング13位(日本18位)2005年6月現在

国際サッカー戦略研究所格付け:A-
(日本:BB)2005年6月8日現在

・代表ホームスタジアム
スタディオ・スピロス・ルイス(アテネ)
七万六千人収容

・代表ユニホーム(シャツ・パンツ・ソックス)
1st.青・白・青 2nd.白・青・白

・コンフェデに召集された代表メンバー

GK A・ニコポリディス (オリンピアコス)
   K・ハルキアス(ポーツマス:イングランド)
   M・シファキス(OFI)

DF G・セイタリディス(ディナモ・モスクワ:ロシア)
   L・ヴィントラ(パナシナイコス)
   E・タヴラリディス (リール:フランス)
   S・キルギアコス(レンジャース:スコットランド)
   P・フィッサス (ベンフィカ:ポルトガル)
   G・ゴーマス (パナシナイコス)
   M・カプシス (ボルドー:フランス)

MF A・バシナス(パナシナイコス)
   T・ザゴラキス (ボローニャ:イタリア)
   S・ジャンナコプーロス(ボルトン:イングランド)
   V・ツァルタス(ケルン:ドイツ)
   P・カフェス(オリンピアコス)
   G・カラグーニス(インテル:イタリア)
   K・カツラニス(AEK)
   V・ラキス  (AEK)

FW A・ハリステアス(アヤックス:オランダ)
   D・パパドプーロス(パナシナイコス)
   Z・ヴリザス (セルタ:スペイン)
   I・アマナティディス(カイザースラウテルン:ドイツ)
   T・ゲカス(パナシナイコス)

・国内一部リーグ―16チーム

2004/2005シーズン最終成績

1.オリンピアコス (ピレウス)優勝(33回目)
2.パナシナイコス (アテネ)
3.AEK     (アテネ)
4.クサンティ (クサンティ)
5.PAOK (テッサロニキ)
6.アイガレオ (アテネ)
7.イラクリス (テッサロニキ)
8.ハルキドナ (ニケーア)
9.カリテア
10.イオニコス (ニケーア)
11.パニオニオス(アテネ)
12.アポロン (カラマリアス)
13.OFI (イラクリオン)
-----------------------------------------
14.アリス (テッサロニキ)    降格
15.エルゴテリス (イラクリオン) 降格
16.ケルキーラ (ケルキーラ)   降格

・クラシコ(伝統の一戦)

オリンピアコス(優勝33回)
    対 
パナシナイコス(優勝19回)
  

■基本の差をみせつけられたメキシコ戦

 W杯ドイツ大会の予行演習ともいうべき、コンフェデレーションズ・カップが開幕しました。

日本は第1シードにブラジルがいる組に入り、本番に向けての格好のシミュレーションとなりますが、初戦のメキシコ戦は厳しい結果となりました。

 試合をざっとふりかえると、終始ボールを組織力に勝るメキシコに支配される苦しい展開でした。

しかし先制したのは日本。 前半12分に右サイドの加地選手の突破からの速攻を柳沢選手がゴール前で上手く合わせてゴールを奪います。

メキシコは先制されてもあわてずゲームを引き続き支配すると、39分にジーニャの技ありのミドルシュートで追いつきます。 日本は一番気をつけなければならない時間帯に失点してしまいました。

後半開始後もメキシコペース。 日本の失点は時間の問題と思われた19分に右サイドから正確なクロスを入れられて、ゴール前の一番危険なエリアにいたフォンセカのヘディング・シュートが決まり逆転されます。

その後日本の攻撃はほとんど機能せず、タイムアップとなりました。

 この試合で一番感じたのは、基本能力の差でした。

サッカーの基礎のひとつに、「自分達が攻撃するときはフリーでプレーし、守備のときは相手をフリーにさせない」というものがありますが、この基礎が局面局面で8割以上できていたメキシコに対して、日本は5割もできていない感じでした。

フリーでプレーするというのは、言いかえれば敵選手の手足の届かない範囲でプレーする、そういった敵の間合いの内側ではプレーしないということです。

 メキシコの攻撃面、特に中盤の組み立てを見てみると、メキシコの選手ひとりひとりが局面局面でフリーでプレーできるような正しいポジショニングが常にとれており、その結果パスを出す選手も簡単なインサイドキックで、パスの受け手の選手がフリーのうちに、どんどん球を供給していました。

パスが出しやすい正しいポジショニングがとれている
           ↓
だから簡単なインサイドキックで正確なパスが出せる
           ↓
だからトラップミスが少なくダイレクトパスも出しやすい
           ↓
だからチーム全体としてどんどんパスが回せる

という好循環です。

メキシコの逆転ゴールの場面も、日本の右サイドからシンプルにプライム・ターゲット・エリア(以下 P.Tエリア)にクロスを入れ、

P.Tエリア内の、茶野選手と三都主選手それぞれが受け持っていたゾーンディフェンス・エリアのちょうど中間点(いわゆるゾーンディフェンスのギャップ)という、フリーでプレーできるお約束のスペースで待ち構えていたフォンセカにヘッドを決められるという、サッカーの教科書のお手本通りの形で日本はやられてしまいました。

 逆に日本の中盤の組み立ては、日本の選手ひとりひとりが局面局面で正しいポジショニングがとれていないために、

パスの出し手が難しいキックをしなければならない
          ↓
だから質の悪いパスあるいはミス・パスの可能性が高くなる
          ↓
パスの質が悪いからトラップが難しくダイレクトパスもミスになりやすい
          ↓
結果としてチーム全体でパスがほとんど回らない、ボールを保持する権利は相手チームに渡ってしまう

という悪循環です。

 これは以前から感じていたのですが、日本の選手が世界から最も遅れをとっているのはポジショニング能力です。別の言いかたをすればスペースをどう使えばよいのかの創造力です。さらに言えば、チーム全体としての組織力です。

おそらくジーコ・ジャパンがスタートして、日本サッカー界全体で「個の自由」が叫ばれ、「”個の能力”の高さがあれば何でもOKじゃん」といった安易なムードが流れた、そのツケでしょう。

試合中、日本代表のパスの受け手が彼をマークしている敵の選手のすぐそばにいて、平気で並んで歩いているのをよく見ますがこれは論外です。

また、パスの出し手も、こういう時は味方の足元にパスを出すべきとか、このような時はスペースにパスを出して味方を走らせるプレーを選択してはイケナイといった判断力の基礎さえ出来ていないようです。

スペースにパスを出して味方を走らせるなら、敵よりも味方が最初に追いつけるようにボールをスペースに送り込まなければならないのは基本中の基本ですが、味方よりも敵選手に近い方へ平気でボールを送り込む選手がいます。

敵選手に囲まれた狭いスペースにいる味方に対しては、足元へのパスという選択肢しかとってはイケナイのは、この理由からですが、

このような局面で足元以外のところへパスを出せば、言いかえれば味方より敵に近いほうへパスを出せば、パスカットされるのは当たり前の事実なのですが、メキシコ戦ではこのような場面が何度となく見られましたし、以前からも見うけられました。

 守備面でも基本をおさえた、組織的守備をみせるメキシコに対して、日本はあいかわらず基礎が出来ていません。
キリンカップのペルー戦・UAE戦と同じ理由からの失点シーンをこのメキシコ戦でも見させてもらいました。

守備の基本として、ボールを持って自陣に侵入してくる相手選手に対しては、相手と自軍ゴール中央との間に一直線のラインをひき、常にそのライン上の相手より1~2m前にポジショニングして、ボールを持った相手選手に絶対にゴールマウスを見せないというのは鉄則となります。

しかし同点ゴールを浴びた場面では、ペナルティエリア前のゴールまで20m付近までドリブルで上がるジーニャに対して、誰も応対に行かず、ゴールマウスは丸裸となってしまい、フリーのジーニャに正確なミドルシュートを食らいました。

アジアではこのような距離からシュートしてもゴールになるのは、交通事故のようなわずかな確率でしょうが、世界レベルでは5割かそれ以上の確立でゴールになってくるのではないでしょうか。

実際、南米のDFはゴール前では絶対にゴールマウスを見せないようポジショニングしてきますが、その理由がよくわかります。

また日本代表の中盤のプレス・ディフェンスについても、プレスすること自体は大切なのですが、相手と自軍ゴール中央との間に一直線のラインをひき、常にそのライン上の相手より1~2m前にポジショニングするという鉄則を忘れてしまう、あるいはそれを知らないために、

無我夢中でプレスしている内に、ボールを持った敵選手と位置が入れ違ってしまい、結果としてプレスがかからない、中盤で簡単に突破されてしまうというようなことになってしまいました。

 選手個々では、加地選手のキレのある突破と、ゴールを決めた柳沢選手のポジショニング能力と積極性が光っていました。 引き続き、よいプレーを代表サポに見せてくれることを期待したいです。

 今回の試合で、管理人スパルタクはメキシコ代表から「サッカーの基本・教科書とはこうだよ」と、サッカーのレッスンを受けてしまいました。

ジーコ監督が、私や日本代表の選手にサッカーのレッスンをするのは大いに歓迎しますが、

ジーコ監督自身が私のような一サッカー・ファン、日本代表の選手と一緒になって、メキシコ代表のサッカー・レッスンを受けてどうするつもりなのでしょう?

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2005.6.16 AWDアレナ(ハノーファー)

   日本  1 - 2  メキシコ
  
 ’12 柳沢      ’39 ジーニャ
             ’64 フォンセカ
    
GK 川口     GK サンチェス

DF 田中     DF ガリンド
   茶野        サルシド
  (玉田 82)     オソリオ
   宮本        カルモナ

MF 中田     MF トラド
   小笠原       (ペレス 46)
  (大黒 68)     ジーニャ
   中村        パルド
  (稲本 59)     ロサーノ
   福西        (ピネダ 46)
   三都主      
   加地     FW ボルヘッティ
             フォンセカ
FW 柳沢        (ロドリゲス 86)

  

■コンフェデ対策、メキシコ・サッカー基本情報

メキシコ合衆国

面積 127万k㎡(日本の5倍)
人口 1億230万人
首都 メキシコ・シティ
言語 スペイン語
宗教 カトリック
通貨 ペソ

メキシコサッカー協会

・FIFAランキング6位 (日本18位)2005年6月現在

国際サッカー戦略研究所格付け:BB
(日本:BB)2005年6月8日現在

・代表ホームスタジアム
エスタディオ・アステカ(メキシコ・シティ)十万五千人収容

・代表ユニホーム(シャツ・パンツ・ソックス)
1st.緑・白・赤 2nd.白・白・白

・コンフェデに召集された代表メンバー

GK オスワルド・サンチェス (グアダラハラ)
   モイセス・ムニョス (モレリア)
   ホセ・デ・ヘスス・コロナ (UAG)

DF アーロン・ガリンド (クルス・アスル)
   カルロス・サルシド (グアダラハラ)
   ラファエル・マルケス (バルセロナ:スペイン)
   リカルド・オソリオ (クルス・アスル)
   ウーゴ・サンチェス (ティグレス)
   マリオ・メンデス (トルーカ)
   サルバドール・カルモナ (クルス・アスル)

MF ヘラルド・トラード (R・サンタンデール:スペイン)
   アントニオ・N・”ジーニャ”(トルーカ)
   パベル・パルド (アメリカ)
   エリベルト・ラモン・モラレス(グアダラハラ)
   ゴンサロ・ピネダ(UNAM)
   ファン・パブロ・ロドリゲス(UAG)
   ハイメ・ロサーノ(UNAM)
   ルイス・エルネスト・ペレス(モンテレイ)

FW ハレド・ボルヘッティ(パチュカ )
   オマール・ブラボ(グアダラハラ)
   ラファエル・マルケス・ルーゴ(モレリア)
   フランシスコ・フォンセカ(クルス・アスル)
   アルベルト・メディーナ(グアダラハラ)

・国内一部リーグ―18チーム

2004/2005シーズン最終成績

前期

1組
1.アトランテ(メキシコC.)予選突破
2.UNAM(メキシコC.)予選突破
3.モレリラ(モレリラ)
4.アメリカ(メキシコC.)
5.クリアカン(クリアカン)
6.UAG(グアダラハラ)

2組
1.トルーカ(トルーカ)予選突破
2.アトラス(グアダラハラ)予選突破
3.グアダラハラ(グアダラハラ)予選突破
4.ティグレス(モンテレイ)
5.プエブラ(プエブラ)
6.クルス・アスル(メキシコC.)

3組
1.ヴェラクルス(ヴェラクルス)予選突破
2.パチュカ(パチュカ)予選突破
3.モンテレイ(モンテレイ)予選突破
4.ネカクサ(メキシコC.)
5.サントス・ラグーナ(トレオン)
6.ハグアレス(チアパス)

決勝トーナメント

優勝  UNAM
準優勝 モンテレイ

後期

1組
1.モレリラ(モレリラ)予選突破
2.アメリカ(メキシコC.)予選突破
3.UAG(グアダラハラ)予選突破
4.クリアカン(クリアカン)
5.アトランテ(メキシコC.)
6.UNAM(メキシコC.)

2組
1.クルス・アスル(メキシコC.)予選突破
2.ティグレス(モンテレイ)予選突破
3.グアダラハラ(グアダラハラ)
4.トルーカ(トルーカ)
5.プエブラ(プエブラ)
6.アトラス(グアダラハラ)

3組
1.ネカクサ(メキシコC.)予選突破
2.サントス・ラグーナ(トレオン)予選突破
3.モンテレイ(モンテレイ)予選突破
4.ハグアレス(チアパス)
5.パチュカ(パチュカ)
6.ヴェラクルス(ヴェラクルス)

決勝トーナメント

優勝  アメリカ
準優勝 UAG


・クラシコ(伝統の一戦)

グアダラハラ(優勝10回)対 アメリカ(優勝10回)

他に、グアダラハラ対アトラス、アメリカ対UNAMなどの地域クラシコもあり。
  

■コンフェデにのぞむ日本代表メンバー発表

 FIFAコンフェデレーションズカップ・ドイツ2005にのぞむ日本代表の召集メンバーが既に発表されています。


GK 土肥 洋一(F東京)
   川口 能活(磐田)
   楢崎 正剛(名古屋)

DF 三浦 淳宏(神戸)
   田中  誠(磐田)
   茶野 隆行(磐田)
   宮本 恒靖(G大阪)
   三 都 主(浦和)
   坪井 慶介(浦和)
   加地  亮(F東京)
   茂庭 照幸(F東京)

MF 福西 崇史(磐田)
   中田 英寿(フィオレンティーナ:イタリア)
   中村 俊輔(レッジーナ:イタリア)
   小笠原 満男(鹿島)
   本山 雅志(鹿島)
   中田 浩二(マルセイユ:フランス)
   稲本 潤一(ウエストブロミッチ:イングランド)
   遠藤 保仁(G大阪)

FW 鈴木 隆行(鹿島)
   柳沢  敦(メッシーナ:イタリア)
   玉田 圭司(柏)
   大黒 将志(G大阪)


6月16日(木)18:00 日本対メキシコ(ハノーバー)
6月19日(日)18:00 日本対ギリシャ(フランクフルト)
6月22日(水)20:45 日本対ブラジル(ケルン)
6月25日(土)18:00 準決勝 A組1位 vs B組2位
            (ニュルンベルグ)
6月26日(日)18:00 準決勝 B組1位 vs A組2位
              (ハノーバー)
6月29日(水)17:45 3/4位決定戦 (ライプツィヒ)
       20:45 決勝戦  (フランクフルト)

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 アジアカップ優勝の”ごほうび”として、16日からコンフェデにおける日本代表の戦いがはじまります。

日本と同じ組には、ブラジル・ギリシャ・メキシコがいます。

すべてのチームがフルメンバーがそろえ、モチベーション100%で来ると仮定した場合、日本代表とメキシコの戦力は互角、ブラジル・ギリシャは格上と管理人スパルタクは分析しています。

 ただ、相手が格上だからといって過剰にリスペクト(尊敬)しないで欲しいですね。

思い出されるのは、2004年最後の親善マッチとなった日本対ドイツ戦。

前半は、時差のせいもあるのか決して内容の良くないドイツとほぼ互角の展開をみせながら、後半クローゼに先制されると、「さすがW杯優勝3回のドイツだ。もうかなわないや」とばかりに戦意喪失。

がっくりと運動量がへり、あれよあれよという間に2失点。結局0-3で完敗を喫しました。

ドイツは長距離遠征のせいか動きが悪く、先制されて0-1となってもホームの日本が落ち着いて攻撃すれば、十分同点あるいは逆転の可能性があったと思いますが、それができなかったのは、ドイツをリスペクトしすぎて、ファイティング・スピリットを失った結果でした。

日本代表はどうも、ドイツ・ブラジル・アルゼンチンといった”ブランド”に弱いですね。 彼らと試合をすると実力差以上の点差がつくような気がします。

 W杯アジア1次予選で当たったオマーンと日本がちょうど逆の関係にありました。

オマーンは海外でプレーするGKを除いて全てアマチュア選手でした。そのためミラン・マチャラ監督をはじめチーム全体が、「欧州で活躍するプロをそろえた日本には絶対かなわないや」というムードで、オマーンは日本をリスペクトしすぎていました。

もしこのようなメンタル面での問題が無ければ、日本をもっと苦しめていたはずです。

 日本代表もブラジルやドイツなど世界の強豪をリスペクトしすぎて、先制された程度であっさり負けを認めて戦意喪失するのではなく、「1点かえせば同点でしょ」ぐらいのふてぶてしく、ずぶとい神経で絶対にあきらめず、がむしゃらにファイトして欲しいと思います。

このようなメンタル面での改革ができなければ、アジアでは勝てても、ハイレベルの強豪が集まるワールドカップといった世界の舞台で生き残ることは絶対に出来ないでしょう。

もちろん、精神論だけではダメで、選手個人のフィジカル・テクニック・ポジショニング能力・判断力とチーム全体の組織力といった実力のアップが欠かせませんが。

 というわけで、今回のコンフェデは、ブラジル戦を迎えるまでに1勝1分、できればギリシャに勝って2勝をあげておけば、余裕を持って決勝トーナメント進出できるのではないでしょうか。
  

■ワールドフットボールバランス(欧州)2005.6.8現在

☆2006W杯・ヨーロッパ予選 (その2)

7組

2005.6.4

セルビア・モンテネグロ 0-0 ベルギー

スペイン 1-0 リトアニア
(ルケ 68)

サンマリノ 1-3 ボスニア・ヘルツェゴビナ
(セルバ 39 : サリハミジッチ 17,38, バルバレス 75)

2005.6.8

スペイン 1-1 ボスニア・ヘルツェゴビナ
(マルチェナ 90+ : ミシモビッチ 38)


1.スペイン    7  3 4 0  10- 2  13
2.セルビア.M  6  3 3 0  10- 0  12
3.リトアニア   6  2 3 1   7- 3   9
4.ベルギー    6  2 2 2   7- 7   8
5.ボスニア.H  6  1 4 1   7- 8   7
6.サンマリノ   7  0 0 7   2-23   0


8組

2005.6.4

ブルガリア 1-3 クロアチア
(ペトロフ 72 : 
バビッチ 19, トドゥル 57, クラニカル 80)

アイスランド 2-3 ハンガリー
(グジョンセン 17, シグルドソン 68 : 
ゲラ 45,56, フスティ 73)

スウェーデン 6-0 マルタ
(ヨンソン 6, スベンソン 18, ヴィルヘルムソン 29,
イブラヒモビッチ 40, リュングベリ 57, エルマンデル 81)


2005.6.8

アイスランド 4-1 マルタ
(トルバルドソン 27, グジョンセン 33,
グディムンドソン 74, グンナーソン 84 : 
サイード 58)


1.クロアチア  6  5 1 0  16- 3  16
2.スウェーデン 6  5 0 1  23- 2  15
3.ハンガリー  6  3 1 2   9-11  10
4.ブルガリア  6  2 2 2  11-11   8
5.アイスランド 7  1 1 5  10-18   4
6.マルタ    7  0 1 6   2-26   1


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7組は、スペインとセルビア・モンテネグロの上位陣がいずれもホームで苦戦。 特にスペインは一試合多いだけに、痛かった。

8組は、ブルガリアが脱落。クロアチアとスウェーデンの一騎打ちの様相を呈してきた。

ワールドフットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

UEFA(欧州)2005.6.8現在

AAA スウェーデン チェコ

AA  ポルトガル

A   +オランダ スイス デンマーク ベルギー
    フランス -フィンランド ドイツ
    +スロバキア -スペイン -ギリシャ 
    イングランド イタリア アイルランド
    +ウクライナ

BB  +トルコ ルーマニア ラトビア +イスラエル    オーストリア +ポーランド +ボスニア
    +クロアチア アルバニア ロシア セルビア
    -ベラルーシ ノルウェー -ブルガリア
    +スロベニア

B   グルジア エストニア リトアニア
    ハンガリー +スコットランド 北アイルランド
    ウエールズ

CC  アルメニア マルタ -フェロー諸島
    -カザフスタン -アゼルバイジャン
    モルドバ アイスランド マケドニア キプロス

C   リヒテンシュタイン アンドラ

DD  -ルクセンブルク サンマリノ
  

■ワールドフットボールバランス(欧州)2005.6.8現在

☆2006W杯・ヨーロッパ予選 (その1)

1組

2005.6.4

アルメニア 1-2 マケドニア
(マヌチャリアン 55 : パンデフ 29PK,47)

チェコ 8-1 アンドラ
(ロクベンツ 12,90+2, コラー 30, スミチェル 37,
ガラセク 52, バロシュ 79, ロシツキー 89,
ポラク 86 : リエラ 36)

オランダ 2-0 ルーマニア
(ロッベン 26, カイト 47)

2005.6.8

チェコ 6-1 マケドニア
(コラー 41,45,48,52, ロシツキー 73, バロシュ 87 
: パンデフ 13)

フィンランド 0-4 オランダ
(ファン・ニステルローイ 36, カイト 76, コク 85,
ファン・ペルシー 87)

ルーマニア 3-0 アルメニア
(ペトレ 29, ブクル 40,78)

1.オランダ    8  7 1 0  20- 3  22
2.チェコ     8  7 0 1  28- 7  21
3.ルーマニア   9  5 1 3  15-10  16
4.フィンランド  7  3 0 4  13-14   9
5.マケドニア   9  2 2 5  10-16   8
6.アルメニア   9  1 1 7   5-20   4
7.アンドラ    8  1 1 6   4-25   4


2組

2005.6.4

アルバニア 3-2 グルジア
(ターレ 6,55, スケラ 33 : 
ブルドゥリ 85, コビアシビリ 90)

トルコ 0-0 ギリシャ

ウクライナ 2-0 カザフスタン
(シェフチェンコ 18, アフデイエフ 83OG)

2005.6.8

デンマーク 3-1 アルバニア
(ラルセン 5,47, ヨルゲンセン 55 : ボグダニ 73)

ギリシャ 0-1 ウクライナ
(グシン 82)

カザフスタン 0-6 トルコ
(ファティ 13,85, イブラヒム 15,
トゥンカイ 41,90, ハリル 88)


1.ウクライナ  9  7 2 0  15- 3  23
2.トルコ    9  4 4 1  19- 7  16
3.ギリシャ   9  4 3 2  12- 7  15
4.デンマーク  8  3 3 2  13- 8  12
5.アルバニア  9  3 0 6   7-16   9
6.グルジア   7  1 2 4  10-16   5
7.カザフスタン 7  0 0 7   2-21   0


3組

2005.6.4

エストニア 2-0 リヒテンシュタイン
(ステパノフ 27, オペル 57)

ポルトガル 2-0 スロバキア
(メイラ 21, クリスティアーノ・ロナウド 42)

ロシア 2-0 ラトビア
(アルシャビン 56, ロスコフ 77PK)

2005.6.8

エストニア 0-1 ポルトガル
(クリスティアーノ・ロナウド 32)

ラトビア 1-0 リヒテンシュタイン
(ブレイデリス 17)

ルクセンブルク 0-4 スロバキア
(ネメト 5, ミンタル 15, キセル 54, ロイター 60)


1.ポルトガル     8 6 2 0  24- 4  20
2.スロバキア     8 5 2 1  22- 7  17
3.ロシア       7 4 2 1  15-10  14
4.ラトビア      8 4 1 3  15-14  13
5.エストニア     9 3 2 4  12-15  11
6.リヒテンシュタイン 8 1 1 6   9-19   4
7.ルクセンブルク   8 0 0 8   4-32   0


4組

2005.6.4

フェロー諸島 1-3 スイス
(ヤコブセン 70 : ビッキー 25, フレイ 72,84)

アイルランド 2-2 イスラエル
(ハート 5, キーン 11 : 
イェミエル 39, ニムニ 45+1)

2005.6.8

フェロー諸島 0-2 アイルランド
(ハート 51, キルベーン 59)


1.アイルランド 7  3 4 0  11- 4 13
2.スイス    6  3 3 0  13- 4 12
3.イスラエル  7  2 5 0  10- 8 11
4.フランス   6  2 4 0   5- 1 10
5.キプロス   6  0 1 5   4-12  1
6.フェロー諸島 6  0 1 5   3-17  1


5組

2005.6.4

ベラルーシ 1-1 スロベニア
(ベルケビッチ 18 : チェフ 17)

ノルウェー 0-0 イタリア

スコットランド 2-0 モルドバ
(デイリー 52, マクファーデン 88)

2005.6.8

ベラルーシ 0-0 スコットランド


1.イタリア    6  4 1 1   9- 5  13
2.ノルウェー   6  2 3 1   6- 3   9
3.スロベニア   6  2 3 1   6- 5   9
4.ベラルーシ   6  1 4 1  10- 7   7
5.スコットランド 6  1 3 2   3- 4   6
6.モルドバ    6  0 2 4   1-11   2


6組

2005.6.4

アゼルバイジャン 0-3 ポーランド
(フランコウスキ 28, クロス 58, ズラウスキ 81)

1.ポーランド    7 6 0 1  22- 5  18
2.イングランド   6 5 1 0  13- 3  16
3.オーストリア   6 3 2 1  11- 8  11
4.北アイルランド  6 0 3 3   5-13   3
5.ウェールズ    6 0 2 4   5-11   2
6.アゼルバイジャン 7 0 2 5   1-17   2

----------------------------------------

1組は、近年名勝負をくりかえしてきた、オランダ・チェコの一騎打ちとなってきた。 どちらとも下位チームにいかに取りこぼしをしないか、そしてチェコホームの直接対決の結果で全てが決まる。

死のグループとなった2組は、前回W杯3位のトルコ、ユーロ2004優勝のギリシャが苦しみ、ウクライナが独走態勢。 初の本大会出場なるか。

3組は強敵スロバキアをホームで下し、安定した強さをみせるポルトガルがリード。

4組は引き分けが多くなっているグループ。まだ予断を許さないが、上位対決をホームで多く戦える、アイルランド・スイスが有利か。フランスはアウェー戦のスイス・アイルランド戦にかけるしかない。

5組はお得意の手堅い試合運びで、相変わらずイタリアが独走。

6組は、ポーランドが破壊力をみせつけるが、依然イングランド優勢。

(その2へ)
  

■ワールドフットボールバランス(南米)2005.6.8現在

☆2006W杯・南米予選

2005.6.4・5

ベネズエラ 1-1 ウルグアイ
(マルドナード 73 : フォルラン 2)

エクアドル 2-0 アルゼンチン
(ラーラ 54, デルガード 90)

コロンビア 5-0 ペルー
(レイ 29, ソト 55, アンヘル 57, 
レストレポ 75, ペレア 78)

チリ 3-1 ボリビア
(フエンテス 8,34, サラス 88 : 
カスティージョ 83PK)

ブラジル 4-1 パラグアイ
(ロナウジーニョ 32PK,41PK, ゼ・ロベルト 70,
ロビーニョ 82 : サンタクルス 72)


2005.6.7・8

ペルー 0-0 ウルグアイ

チリ 2-1 ベネズエラ
(ヒメネス 31,60 : モラン 82)

パラグアイ 4-1 ボリビア
(ガマラ 17, サンタクルス 45+1, カセレス 54,
ヌニェス 68 : ガリンド 30)

コロンビア 3-0 エクアドル
(モレノ 5,8, アルスアガ 70)

アルゼンチン 3-1 ブラジル
(クレスポ 3,40, リケルメ 18, :
ロベルト・カルロス 71)


1.アルゼンチン 15  9 4 2  27-15  31予選突破
2.ブラジル   15  7 6 2  26-16  27
3.エクアドル  15  7 2 6  21-18  23
4.パラグアイ  15  6 4 5  21-22  22
------------------------------------
5.コロンビア  15  5 5 5  20-12  20
....................................................................................................
6.チリ     15  5 5 5  17-16  20
7.ウルグアイ  15  4 6 5  19-26  18
8.ペルー    15  3 6 6  15-21  15
9.ベネズエラ  15  4 3 8  16-23  15
10.ボリビア   15  4 1 10  17-30  13

-----------------------------------------

南米予選では、高地キトでエクアドルに苦杯を喫したものの、
アルゼンチンがホームの”モヌメンタル”にブラジルを迎えての”クラシコ”を3-1で制し、W杯一番乗りを決めた。

それ以外には、コロンビアが上り調子なのが目立つ。

ワールドフットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

CONMEBOL(南米)2005.6.8現在

A  アルゼンチン ブラジル

BB エクアドル パラグアイ ウルグアイ
   コロンビア

B  ペルー ベネズエラ ボリビア チリ

  

■ワールドフットボールバランス(アフリカ)2005.6.5現在

☆2006W杯・アフリカ最終予選 兼 2006アフリカネーションズカップ予選

2005.6.3~5

1組

観客の暴動のため放棄試合となった、3月27日のマリ対トーゴは、1-2でトーゴの勝利が確定。

コンゴ共和国 0-0 セネガル

マリ 4-1 リベリア
(クリバリ 5PK,34, ディアムテネ 48PK, 
ディアッラ 75 : バーリー 58)

トーゴ 4-1 ザンビア
(アデバヨール 15PK, 88PK, M.トゥーレ 44,
C.トゥーレ 60 : カンパンバ 17)

1.トーゴ     7  5 1 1  12-4  16
2.セネガル    7  4 2 1  15-6  14
3.ザンビア    7  4 1 2   9-8  13
4.コンゴ共和国  7  2 1 4   6-9  7
5.マリ      7  1 2 4   8-9  5
6.リベリア    7  1 1 5   3-17  4


2組

カポベルデ 1-2 南アフリカ
(カフー 78 : マッカーシー 11, バックリー 13)

コンゴ民主 4-0 ウガンダ
(ノンダ 4, 85PK, イルンガ 62, マトゥモナ 87)

ガーナ 2-1 ブルキナファソ
(アッピア 66PK, アモア 81 : ダガノ 25)


1.南アフリカ   7  5 0 2  9-7   15
2.ガーナ     7  3 3 1  9-4   12
3.コンゴ民主   7  3 3 1  10-5  12
4.カポベルデ   7  3 1 3  7-8   10
5.ブルキナファソ 7  2 0 5  7-10  6
6.ウガンダ    7  1 1 5  3-11  4


3組

リビア 0-0 コートジボアール

ベナン 1-4 カメルーン
(アグベッシ 82 : ソング 19, ウェボ 52, ジェレミ 66, エトオ 67PK)

エジプト 6-1 スーダン
(アブドルハリム.A 8, 31, A.ザキ 28, 51,
エル・サイード 64, A.エイド 72 : タンバル 81)


1.コートジボアール 7  5 1 1  13-3  16
2.カメルーン    7  4 2 1  13-7  14
3.エジプト     7  4 1 2  21-11  13
4.リビア      7  3 2 2  8-8   11
5.スーダン     7  0 2 5  4-19   2
6.ベナン      7  0 2 5  7-18   2


4組

ルワンダ 1-1 ナイジェリア
(ガテテ 53 : マルティンス 79)

ジンバブエ 1-0 ガボン
(ヌドゥルブ 66PK)

アンゴラ 2-1 アルジェリア
(アマド 48, アクワ 57 : ボウタボウト 66)


1.アンゴラ   7  4 2 1  7-5  14
2.ナイジェリア 7  4 2 1  10-3  14
3.ジンバブエ  7  3 2 2  7-6  11
4.ガボン    7  1 3 3  8-10  6
5.アルジェリア 7  1 3 3  4-8   6
6.ルワンダ   7  1 2 4  5-9   5


5組

ボツワナ 1-3 チュニジア
(ハボナモング 13 : ナフティ 28, ドスサントス 44,
エル・アブディ 78)

モロッコ 4-1 マラウイ
(Y.サフリ 16PK, Y.ハッジ 21, 76, H.ハルジャ 72 :
カニエンダ 11)

ギニア 1-0 ケニア
(バングーラ 67)


1.モロッコ   7  4 3 0  14-5  15
2.ギニア    7  3 2 2  10-6  11
3.チュニジア  6  3 2 1  18-7  11
4.ケニア    6  3 0 3  8-11  9
5.ボツワナ   7  2 0 5  6-14  6
6.マラウイ   7  0 3 4  7-20  3

-------------------------------------------

1組は、トーゴが順当勝ち。セネガルは痛い引き分けとなった。

2組は、コンゴ民主ががんばりをみせるが、W杯出場は依然苦しい。南アフリカ・ガーナは順当勝ち。

3組は、カメルーン・エジプトの攻撃力が爆発。しかし、コートジボアールはアウェーのリビア戦を手堅く引き分けて、首位を維持。

4組は、アンゴラとナイジェリアのデットヒート。 アウェー戦とはいえナイジェリアはルワンダに勝っておきたかった。
アンゴラはホームで実力者アルジェリアからきっちり勝ち点3を確保。

5組は、チュニジアの攻撃力が爆発し、モロッコに追いすがるが、モロッコも順当に勝利を収める。
しかし、ホーム戦を多く残すチュニジアが有利か。ギニアはアウェー戦で相当がんばらなければ厳しい状況だ。

ワールドフットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

CAF(アフリカ)2005.6.5現在

BB -ナイジェリア アンゴラ +カメルーン 
   +エジプト -セネガル

B  +チュニジア モロッコ トーゴ 
   コートジボアール

CC ケニア 南アフリカ アルジェリア
   ジンバブエ ガボン ガンビア
   +コンゴ共和国 ザンビア ギニア マリ
   コンゴ民主 リビア

C  ギニアビサウ タンザニア +ルワンダ チャド
   ソマリア +モーリタニア -レソト ガーナ
   -ボツワナ -ベナン シエラレオネ
   -中央アフリカ マラウイ -スーダン
   -モザンビーク エチオピア モーリシャス
   リベリア カボベルデ ブルキナファソ

DD マダガスカル ブルンジ +エリトリア
   -ウガンダ -ナミビア スワジランド
   -ニジェール

D  -サントメ 赤道ギニア

EE +セーシェル +ジブチ    

  

■ワールドフットボールバランス(北中米)2005.6.8現在

☆2006W杯・北中米カリブ最終予選

2005.6.4

トリニダード 2-0 パナマ
(ジョン 34, ローレンス 71)

グアテマラ 0-2 メキシコ
(ジーニャ 41, カブレラ 45OG)

アメリカ 3-0 コスタリカ
(ドノバン 10,62, マクブライド 87)

2005.6.8

パナマ 0-3 アメリカ
(ボカネグラ 6, ドノバン 19, マクブライド 39)
 
コスタリカ 3-2 グアテマラ
(エルナンデス 34, ゴメス 65, ワンチョペ 90+2 :
ヴィジャトロ 74, ロドリゲス 77)

メキシコ 2-0 トリニダード
(ボルヘッティ 63, ペレス 88)



1.メキシコ    5  4 1 0   9-3   13
2.アメリカ    5  4 0 1   11-3  12
3.コスタリカ   5  2 1 2   6-8   7
-------------------------------------
4.グアテマラ   5  1 1 3   7-8   4
......................................................................................
5.トリニダード  5  1 1 3   4-9   4
6.パナマ     5  0 2 3   2-8   2


-----------------------------------------

北中米・カリブ地域予選は、アメリカ・メキシコの強さが際立っている。

勝負の興味は、無条件でドイツへ行ける三位争いと、アジアとのプレーオフ枠である四位争いに移ってきた。

ワールドフットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

CONCACAF(北中米カリブ)2005.6.8現在

BB メキシコ +アメリカ コスタリカ

B  カナダ +ホンジュラス

CC -パナマ トリニダード キューバ ジャマイカ
   グアテマラ

C  +ハイチ エルサルバドル -マルティニク 

DD スリナム -バミューダ +グアドルーペ
   +Stビンセント

D  ベリーズ グレナダ アンティル バルバドス
   仏領ギアナ -カイマン諸島 ニカラグア
   Stルシア

EE プエルトリコ -Stクリストファー
   +英領バージン諸島 -米領バージン諸島
   -タークスカイコス -ドミニカ共和国
   アンティグア

E  ドミニカ国  ガイアナ シントマルテン バハマ
   アンギラ モンテセラト アルバ

  

■ワールドフットボールバランス(アジア)2005.6.8現在

☆2006W杯・アジア二次予選

2005.6.8

B組

北朝鮮 0-2 日本 (中立地開催)
(柳沢 73,大黒 89)

イラン 1-0 バーレーン
(ノスラティ 47)

1.イラン    5  4 1 0 6-1 13 予選突破
2.日本     5  4 0 1 7-3 12 予選突破
-------------------------------------
3.バーレーン  5  1 1 3 2-4 4 プレーオフへ
......................................................................................
4.北朝鮮    5  0 0 5 2-9 0


A組

サウジ 3-0 ウズベキスタン
(アル・ジャバー 9,60,アル・ハルティ 87)

クウェート 0-4 韓国
(パク・ジュヨン 16,イ・ドングク 28PK,55 パク・ジソン 58)

1.サウジアラビア 5  3 2 0 9-1 11 予選突破
2.韓国       5  3 1 1 9-4 10 予選突破
---------------------------------------
3.クウェート    5  1 1 3 2-10 4
.........................................................................................
4.ウズベキスタン 5  0 2 3 4-9 2

---------------------------------------

日本・イラン・サウジは順当勝ちでW杯出場を決めた。
ここにきて韓国が調子をあげている。

ワールド・フットボールバランス
(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

AFC(アジア)2005.6.8現在

BB 日本 バーレーン イラン

B  -タイ オマーン -クウェート 
   +韓国 サウジ イラク

CC -レバノン +カタール ヨルダン 
   -タジキスタン シリア +中国 
   北朝鮮 UAE ウズベキスタン

C  -トルクメニスタン +キルギス

DD +イエメン インドネシア パレスチナ -香港
   +ミャンマー ベトナム

D  +シンガポール +スリランカ 台湾 +インド
   マレーシア

EE -マカオ カンボジア +モルジブ ラオス 
   -ブルネイ -ブータン +バングラデッシュ
   東ティモール ネパール アフガニスタン

E  グアム フィリピン モンゴル パキスタン
  

■北朝鮮戦をふりかえる&アジア予選総括

 W杯出場を決めたバンコクでの北朝鮮戦から一夜明けました。代表メンバーも日本に無事凱旋帰国し、大歓迎を受けています。

それでは昨夜の北朝鮮戦の戦評と、アジア予選全体の総括をしてみたいと思います。

さいわいバンコクの雨季名物のスコールこそ無かったものの、気温35度を超える過酷なコンディションとなった北朝鮮戦は、ケガや出場停止の選手も多く、日本代表にとっては、まさに逆境のなかでの試合となりました。

 試合の前半は、緊張のせいもあるのか重苦しいムード。
日本は守備はまずまずも、攻撃は中盤の組み立て、チャンスメークとも今一つ。

日本・北朝鮮の両方に決定的チャンスがありながら決め手を欠き、前半終了。

 後半、FWの鈴木選手に代えて大黒選手を投入すると、日本の攻撃が機能し始めます。 特に積極果敢にシュートを狙う彼の姿勢が、チームにカツを入れ、各選手の動きにダイナミズムを与えることになりました。

後半28分に、相手のヘッドのクリアが短くなったところを柳沢選手がつめて、先制。 試合終了間際にも、大黒のすばらしいカウンターが決まって北朝鮮の息の根を止めました。

 日本代表の攻撃面からふりかえると、よかった点はやはり柳沢・大黒の両FWでしょう。

特に柳沢は、試合を通して「絶対得点してやる」「必ずシュートでプレーを終える」という積極的な姿勢が見えました。

先制点のシーンも、相手のクリアした球の落下点を予測して走り込み、ボレーで押し込んだ、すばらしいものでした。

北朝鮮戦をどう戦うか?で、攻撃の課題として、

>北朝鮮の選手がクロスをクリアしそうな場合は、日本の選手はすばやくボールの落下点を見極めてあらかじめポジショニングしておき、ボールが落ちてきたら体をかぶせつつボレーシュートを狙うべきです。

ということをあげておいたのですが、この課題を見事クリアしてくれました。

また日本、灼熱のバーレーン戦で完全勝利!で、

>(柳沢選手は)自分の目の前に敵ゴールと手の使えない敵フィールド・プレイヤーしかいないにもかかわらず、シュートを打てないのはFWとして致命的

>まず第一にパスを考えているようでは、アタックの選手として、まず世界での成功はありえません。

と書いたのですが、この北朝鮮戦での積極的な姿勢をセリエAの舞台でも絶対に、どんなに苦しいときも忘れないで欲しいと思います。 そうすれば彼のイタリアでの成功は、おのずとついてくるでしょう。

 大黒も好調を維持していました。 球のもらい方、常にシュートを狙うハングリーさ、1対1での落ち着きにすばらしいものを持っています。

何故彼にベンチを温めさせておくのか全く不可解としか言いようがありません。 予選のもっと早い段階から先発で出していれば、FWの得点力不足などという話は出てこなかったのかもしれません。

 課題としては、しょうがない面も多々ありますが、いわば急造チームの弱点とでも言うのか、コンビネーションが今一つだったことを指摘しておきたいと思います。(特に前半)

バーレーン戦のゴールシーンのように創造的なダイレクトパスが消えてしまい、各選手が球を持ちすぎて、考えてパス、考えてパスを繰り返していた結果、攻めのリズムが悪くなってしまいました。

後半はだいぶ改善されましたが、世界で通用する素早い判断力が常に求められます。

 守備に関しては、35度以上の暑さのなか、よくやっていたとは思います。 あの状況で完璧さを求めるのは酷というものでしょうが、

前半20分に日本のゴール前で、マークがずれてどフリーになったホン・ヨンジョに食らったヘッドは危険でした。 日本の選手がボール・ウオッチャーになって許した、テヘランでのハシェミアンの決勝ゴールと全く同じミスを繰り返す形となってしまいました。

ボールがひとりでにゴールへ飛んでいくことはありません。もし、ひとりでに飛んでいくボールがあればGKにまかせればよいのです。
自軍のゴール前では、まず人をつかまえるのが鉄則となります。

後半30分過ぎのキム・ソンチョルの強烈なミドルシュートも、誰もつめに行かず、ゴールマウスを簡単に相手に見せてしまったことが原因でした。

 それでは今回の予選の総括をしますが、中田英選手の「予選突破は通過点。今のこのチームには本大会で勝ち抜ける力はまだないと思っている。」というコメントが、ズバリ的を得ていると思います。

 日本代表はW杯出場という結果をちゃんと残しました。
しかし、予選の各試合の内容をみてみると、合格点をクリアした上で+αがあったと言えるのは、アウェーのバーレーン戦ぐらいでした。

日本サッカー界の野心は、W杯出場で満足ではなく、前回を上回るベスト8以上の成績にあったはずです。

一部で「予選を突破したからこれでいいんだ、ジーコ監督で間違い無かったんだ」と言う声が聞こえてきますが、私には疑問です。

思い出してください、アジアカップ2004を優勝したあと、目先の勝利に浮かれて「ジーコで間違い無かったんだ」という声が沸きあがりました。

確かに優勝はすばらしかったですが、アジアカップにおいて、日本も含めた参加国すべてがW杯決勝トーナメントを勝ちぬけるレベルの試合内容ではありませんでした。

そのジーコ・ジャパンがアジアチャンピオンとして望んだ今回のW杯アジア予選では、やはり不安定な戦いぶりで、レベル的に見てもW杯決勝Tを勝ちぬけるものであるとは言い難いものがあります。

今回も、予選突破という目先の勝利に惑わされて「ジーコで間違い無かったんだ」と浮かれて終わりなら、ドイツでの苦戦は必至ですし、ベスト8以上など夢のまた夢ではないでしょうか。

前回の2002年は日本は開催国としてシードされていましたが、ドイツではおそらくシード権はもらえないでしょう。

W杯ドイツ大会での組み分けをシミレーションしてみると、第一シードが欧州だった場合は、

イングランド・チェコ・日本・セネガル

といった組み分けも充分ありえますし、第一シードが南米だったら、

アルゼンチン・オランダ・日本・メキシコ

といった組み分けもありえます。

今の日本代表のレベルではベスト8以上どころか、二位以内でグループリーグ突破を勝ち取ることさえ、大変な努力が必要であると言えるでしょう。

 変な話ですが、ジーコ・ジャパンの試合内容を野球の外野手の守備にたとえるなら、長打コースの打球を劇的なダイビングキャッチで防ぐのではなく、単なる凡フライを劇的なダイビングキャッチでとるようなプレーの連続なのです。

それを見た一部の観客が「さすが”神様”の強運だ。すごいすごい」と言っているように見えるのです。

しかし管理人スパルタクは、「凡フライは、早めに落下点を見極めて構えるという基礎が出来ていれば、ダイビングキャッチしなくても普通にとれるでしょ」

「それでは、本物の長打コースの打球をダイビングキャッチすることは出来ないでしょ」と言っているわけです。

「本物の長打コースの打球」とはもちろん、W杯ベスト8以上の成績のことです。

 この二連戦が始まる前に「予選を突破してもしなくてもジーコは解任すべき」と言いました。 川渕キャプテンは「ジーコで決定」したようですが。

スパルタクは、ジーコが日本サッカー界の発展に与えた貢献は大きすぎるものがあると率直に認めますし、感謝を改めて表したいとも思います。 正に彼に足を向けて寝られません。

しかし、そのことと、彼に代表監督としての能力があるかどうかは全くの別の問題だと思うのです。

(ジーコがつくりあげたと言っても良い”Jリーグ王者の鹿島”が、アジア・チャンピオンズリーグなどで全く勝てないのは、何か暗示的ですが)

ジーコも就任当初の何もしない自由放任主義から、選手を指導する監督へと変身したような気がします。

もしアウェーのバーレーン戦でみせたようなジーコの指導力が本物であるならば、チームがピンチになってからあわてて出すのではなく、常にそれを発揮して欲しいのです。やはり、プロは結果を出してナンボですから。

今後ジーコが指導力を発揮して、決勝Tを勝ちぬけるようなレベルの試合結果・内容を継続して出すことが出来たら前言を撤回しようと思いますが、日本代表を引き続きアツク応援しつつも、目先の勝利の浮かれることなく冷静に見つめていきたいと思います。
  

■日本代表、W杯ドイツ大会出場決定!!

おめでとう!! 日本代表

2006年 W杯ドイツ大会

   出場決定!!


というわけで、今日だけは、ヤボな小難しい話はナシということに...

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2005.6.8 

スパチャラサイ・スタジアム(バンコク)

   北朝鮮  0 - 2  日本
                     
                     ’73 柳沢
                     ’89 大黒

GK キム・ミョンギル     GK 川口能活

DF チャン・ソクチョル    DF 田中誠
   リ・ミョンサム         宮本恒靖
   リ・クァンチョン        中澤佑二

MF キム・ヨンジュン     MF 福西崇史
   ハン・ソンチョル        稲本潤一
   リ・ハンジェ          小笠原満男
   パク・チョルジン        加地亮
  (キム・ソンチョル ’46)   中田浩二
   ジョン・チョル         
  (キム・ヨンス ’28)  FW 鈴木隆行
                  (大黒将志 ’46) 
FW ホン・ヨンジョ         柳沢敦
   チェ・チョルマン       (遠藤保仁 ’85)
  (パク・ナムチョル ’61)
  

■日本代表は、北朝鮮戦をどう戦うべきか?

 日本代表・灼熱の遠征二連戦の二戦目、バンコクでの日本対北朝鮮戦が、明日キックオフされます。

そこで、今回も日本代表はいかに北朝鮮戦を戦うべきなのか?について考えてみます。

 まず、予選リーグ全体からみてみると、管理人スパルタクはバーレーン戦をいかに戦うべきか?で、日本代表はこの二連戦で最低限勝ち点4が欲しいと言いました。

そして、日本にとっては引き分けで勝ちに等しい、初戦のバーレーン戦で、貴重な貴重な勝ち点3をとることが出来ました。 

このことによって対北朝鮮戦は勝ち点1以上あげれば、日本のドイツ行きが決定することになり、日本は充分な余裕を持ってバンコクでの試合に望むことができます。

日本代表は怪我人や出場停止の選手が多く、その点では苦しいですが、そんなことは言っていられません。 今度の試合は確実に勝利か、どんなに悪い結果でも引き分け以上を勝ち取らなければなりません。

ただ、「ドイツ行きを世界で一番に決める!」とか、「コンフェデの前にW杯の切符をゲットしておこう」といった周囲の雑音に惑わされてはいけないと思います。

選手にとって集中すべきことは、「次の試合はバーレーン戦と同様に、攻撃・守備のどちらも基本を忘れず、やるべきことをやって勝ち点3をゲットする、どんなに最悪の結果でも勝ち点1は確保する」ということです。

 対戦あいての北朝鮮についてですが、イラン対北朝鮮戦をチラッと観たところ、勝ち点0の最下位にもかかわらずモチベーションは高く、選手も以前とはかなり入れ替えて、なかなか良いサッカーをしていました。

今度の試合でも楽には勝たせてもらえないでしょう。
ましてや、北朝鮮にとって日本戦は”クラシコ””ダービー”的な位置付けの試合となります。

”ダービ-・マッチ”の勝敗のゆくえは、リーグ戦の順位とはほとんど関係ありません。

セリエAのおいても同じ街にある二つのクラブが、片方はスクデット争い、もう片方がセリエB落ちの危機にあっても、”ダービー”では互角の試合になることもしょっちゅうです。

北朝鮮も”東アジア・ダービー”となる日本戦は、モチベーション100%以上でくるでしょうから、日本代表も「絶対に勝つ」という気持ちで相手を上回らなくてはなりません。

 それでは次に、試合の進め方を具体的に考えてみます。
まず日本の攻撃からですが、北朝鮮の守備陣の弱点はサイドからのクロスへの対応です。これはメンバーを変えても克服できていません。

先日のイラン対北朝鮮戦でも、FKからマハダビキアのファーポストへのクロスをゴール前中央へと折り返され、レザエイに、どフリーでヘッドを食らい、それが決勝点となりましたが、その間ゴール前の北朝鮮の選手のほとんどがボール・ウオッチャーとなっていました。

北朝鮮のDFは浮きだまのクロスのクリアも、あまり上手くなく、埼玉での日本対北朝鮮戦でも大黒選手の決勝点は、小笠原選手のサイドからのクロスが基点だったことからもわかるように、充分つけこむスキがあります。

ですから、日本代表は攻撃のおいて、サイド攻撃からの速くて強く、鋭く曲がるようなクロスを多用すべきでしょう。

またFK・CKなどのセットプレーでも強くて速いボールをゴール前へ入れるべきです。

そして北朝鮮の選手がクロスをクリアしそうな場合は、日本の選手はすばやくボールの落下点を見極めてあらかじめポジショニングしておき、ボールが落ちてきたら体をかぶせつつボレーシュートを狙うべきです。

特にスコールの後など、ピッチが悪い場合は、FK・CKが大切になりますし、北朝鮮選手のクリア直後のボレーは効果的です。

 攻撃面の最後のチェック・ポイントは、リードした場合そのリードを守ろうとして気持ちで消極的にならないことです。

埼玉スタジアムでの北朝鮮戦をふりかえるでも述べましたが、前回の対戦ではリードした後に日本が消極的になってしまい、相手に変な自信を与えてしまった結果、北朝鮮の攻勢と失点を許してしまいました。

相手の時間帯では辛抱することも大切ですが、日本の時間帯はしっかり攻めて、できれば追加点をとってたたみかけ、相手の戦闘意欲を失わせることが大切になってきます。

 守備に関しては、バーレーン戦での対策と同じ事が言えます。

ピッチが悪くなければ、北朝鮮はすばやいダイレクト・パスでの組み立てとロング・ボールのカウンターをうまく組み合わせてきます。

日本としては、ボールが奪えても奪えなくてもプレスをかけつづけて、相手のミスを誘い、敵の中盤の組み立てを阻止する必要があります。

 さらに、もう一点だけ付け加えることがあります。

それは、北朝鮮の選手は角度がなかろうが遠めだろうが、ゴールマウスが見えれば、ためらうことなくシュートを打ってくるということです。

たとえペナルティ・エリア内であってもゴールラインぎりぎりの角度の無いところでは、日本人選手のほぼ100%はパスを選択しますが、北朝鮮の選手は迷わずシュートしてきます。

ですから、Jリーグでの感覚がぬけきらず、「まさかこんなところからシュートは無いだろう」と油断しているとやられるでしょう。 実際、埼玉での北朝鮮のゴールがまさしくそれでした。

ボールを保持している北朝鮮の選手には、日本のゴールマウスを見せないよう、最低ひとり日本の選手がポジショニングしておく必要があります。 

 最後にバンコクでの試合を考える上で、スコールによるスリッピーな悪いピッチ・コンデション対策もしておかねばならないでしょう。

重いピッチは容赦なく体力を奪うでしょうから、選手交代などのベンチ・ワークが重要になってきますし、

選手個々では、しっかりとしたいつもより強いパスを心がける、50/50のこぼれダマに注意してマイ・ボールにする、

グラウンダーのバウンドするようなシュートを打って相手GKのミスを狙う、シュートを打ったら必ず味方がゴール前へつめて、相手GKがはじいたらこぼれダマを押し込む、

逆にシュートを打たれたら、味方GKがはじいても相手につめさせないよう注意する、といった悪いピッチ特有の戦い方が求められます。

 以上のような点に注意して、周囲の雑音に惑わされず、集中してやるべきことをやれば、日本代表におのずと結果はついてくるでしょう。

日本代表の成功を祈りたいと思います。
  

■ワールドフットボールバランス(アジア)2005.6.3現在

☆2006W杯・アジア二次予選

2005.6.3

B組

バーレーン 0-1 日本
(小笠原 34)

イラン 1-0 北朝鮮
(レザエイ 45)


1.イラン     4  3 1 0 5-1  10
2.日本      4  3 0 1 5-3   9
3.バーレーン  4  1 1 2 2-3   4
4.北朝鮮    4  0 0 4 2-7   0


A組

サウジ 3-0 クウェート
(A.シャルフーブ 19,49 A.ハリティ 83)

ウズベキスタン 1-1 韓国
(シャツキフ 62; パク・ジュヨン 89)

1.サウジアラビア   4  2 2 0 6-1  8
2.韓国         4  2 1 1 5-4  7
3.クウェート      4  1 1 2 2-6  4
4.ウズベキスタン   4  0 2 2 4-6  2

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 アウェーで貴重な勝ち点をゲットした日本・韓国が、がんばりを見せた。 サウジ、イランはホームで順当勝ち。

ワールド・フットボールバランス(世界サッカーランキング)
by国際サッカー戦略研究所

AFC(アジア)2005.6.3現在

BB +日本 -バーレーン イラン

B  -タイ オマーン クウェート 
   韓国 サウジ イラク

CC -レバノン +カタール ヨルダン 
   -タジキスタン シリア +中国 
   北朝鮮 UAE ウズベキスタン

C  -トルクメニスタン +キルギス

DD +イエメン インドネシア パレスチナ -香港
   +ミャンマー ベトナム

D  +シンガポール +スリランカ 台湾 +インド
   マレーシア

EE -マカオ カンボジア +モルジブ ラオス 
   -ブルネイ -ブータン +バングラデッシュ
   東ティモール ネパール アフガニスタン

E  グアム フィリピン モンゴル パキスタン
  

■日本、灼熱のバーレーン戦で完全勝利!

 日本代表のW杯アジア予選のヤマ場ともいうべき、遠征二連戦の初戦となったバーレーン戦は、皆さんもご存知のとおり、日本の勝利に終わり、本当に大きい勝ち点3をもぎ取る事に成功しました。

しかも灼熱の過酷なアウェー戦で1-0の勝利という結果とともに、試合内容でも完勝に近く、日本代表の試合で結果に内容がともなった、レベルの高い試合というのを久しぶりに観ることが出来た気がします。

 試合展開を軽く振り返りますが、試合開始直後は、お互いさぐりあいをするような慎重な立ち上がりとなりました。

しかし、ホームのバーレーンの動きがにぶく、守ってカウンター狙いのような消極的な試合運びのおかげで、日本もかなりの時間攻めることが出来ました。

特に前半30分あたりの中田英選手のシュートから日本のリズムとなり、34分に中田英の縦パスを中村選手がヒールでダイレクトパス、それを相手DFマルズーキの前で受けた小笠原選手が、彼をフェイントで華麗にかわしてシュート、日本はのどから手が出るほど欲しかった先制点をゲットします。

 後半は開始10分過ぎから必死に同点を狙うバーレーンが攻勢に出て、いやな時間帯が続きましたが、これを日本が落ち着いていなすと、バーレーンの選手の足がパッタリと止まり、あとは日本が押し気味の展開。

カウンターから日本に得点チャンスが二度三度とありましたが決められず、それでもタイムアップとなり、本当に大きい勝ち点3をもぎ取りました。
以前の投稿で述べた、理想の展開となりましたね。

 日本代表の試合内容を、まず守備の方から分析すると、

ボランチの中田英・福西両選手を基点とした組織的なプレスが非常に効果的で、二列目の選手とも協力して相手のボール保持者をはさみこみ、ことごとくボールを奪い返して、バーレーンの中盤の組み立てをほとんど許しませんでした。

バーレーンのロングの放り込みに対しては、中澤選手を中心にしてボールを跳ね返し、相手の流れの中からのクロスやFK・CKなどのセットプレーの場面でも、日本のゴール前の敵選手をしっかりマークしてつかまえ、ほとんど仕事をさせませんでした。

 攻撃に関しても、ボランチの中田英が組み立ての基点となり、ボールを左右に展開して攻撃のタクトをふるい、中田英・中村・小笠原と1トップの柳沢選手とがダイレクトパスを使ったレベルの高い組織的な組み立てで、バーレーンの守備陣をほんろうしました。

特に小笠原の得点シーンは見事で、彼の個人技もすばらしかったのですが、その前の中田英・中村がからんだ、ダイレクト・パスによる組織的な崩しは、創造性にあふれるものであり「美しい」の一言でした。

このようなプレーを代表で観れたのは、本当に久しぶりではないでしょうか。

この得点は、「敵CBの前・ボランチの後ろ」という相手にとって非常に危険なスペースをうまく使えたことが勝因となりましたが、今後の試合でも、この「敵CBの前」というスペースが継続して活用できれば、得点力はもっとアップするはずです。

 相手のバーレーンについては、試合当初は固く守ってのカウンターで確実に勝ち点1を狙う戦術なのかと思ったのですが、完全なコンディション調整の失敗のように見えました。

アジア・カップ2004や今回のW杯アジア予選での躍進で注目されたバーレーンの選手達は、カタールやUAEなどのクラブへと移籍したために、リーグ戦では年間18試合しかプレーしないバーレーンリーグから、初体験となる年間27試合以上のカタール・UAEリーグへ移籍しての最初のシーズンが終了したばかりだったということも、コンデション調整失敗の原因だったようです。

 最後に次の試合に向けての日本代表の修正点ですが、

守備に関しては、リードした状態での前半終了まぎわに、三都主選手が自陣深くでボールをドリブルでキープしようとして奪われ、カウンターからミドル・シュートを浴びた場面があり、幸いボールはポストに当たって跳ね返り、事無きを得ました。

これについてはバーレーン戦を前にした記事でも指摘しておきましたが、この試合の意味と試合展開・時間帯を考えれば、あってはならないプレーでした。

 攻撃面では、試合後半でカウンターでの得点チャンスが二度ぐらいありましたが、これが入っていればもっと自分達を楽にしたでしょう。

最初のチャンスは柳沢が裏へ抜け出し、GKもかわしたのですが、バックパスを選択し小笠原のシュートは戻った敵選手に防がれてしまいました。

二度目は小笠原がGKと一対一になったのですが、シュートではなく、味方の上がりを待ってからパスを選択しましたが、敵にパス・カットされてしまって得点できませんでした。

サッカーの基本セオリーには、「ドリブルは、相手選手が目の前にいない限り、敵ゴールへ向かってすばやく最短距離を通って一直線にする」「時間は常に守備側に味方する」というものがあります。

しかし前述のケースはどちらもこの基本セオリーに反する行為、つまり柳沢・小笠原両選手とも、ドリブルで敵ゴールへすばやく一直線に進むのではなく、ドリブルのスピードをゆるめ、味方の押し上げを待つようなプレーを選択したために得点できなかったと言えます。

味方の押し上げを待つということは、相手選手にも自分のゴール前へと戻る時間を与えるということです。

敵ゴール前やペナルティ・エリアに入って、自分の前に敵ゴールとGKしかいない状況で、まず第一にパスを考えているようでは、FW・二列目といったアタックの選手として、まず世界での成功はありえません。

特に柳沢の場合、自分の目の前に敵ゴールと手の使えない敵フィールド・プレイヤーしかいないにもかかわらず、シュートを打てないのはFWとして致命的です。 おそらくメンタル面が原因でしょうが、彼はテクニックやポジショニングの能力で、世界において充分通用する可能性があるだけに残念です。

小笠原にも言えることですが、このメンタル面の弱点を克服できなければ、彼は世界の舞台におけるFWとしての成功、フットボーラーとしての人生をフイにしてしまうでしょう。 彼の身近な人なりが助けてあげられればよいのですが...

 ともかく日本は最高の試合内容・勝利という最高の結果を出し、バンコクでの北朝鮮戦に余裕を持って望むことが出来ます。
首位のイランが引き分けた、アウェーのバーレーン戦で日本が勝ち点3をゲットしたことにより、日本がこのアジア予選グループBの”かくれ首位”に踊り出ることになりました。

まだバンコクでの北朝鮮戦がありますが、バーレーン戦で代表サポに最高のプレーをみせてくれた選手に感謝の意を表明したいと思います。

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2005.6.3 ナショナル・スタジアム(マナマ)

  バーレーン  0 - 1  日本

             ’34小笠原

GK A・ハサン       GK 川口

DF A・マルズーキ     DF 田中
  (D・ナセル 後半29分)    宮本
   M・ジュマ          中澤
   S・イサ
   S・モハメド      MF 加持
                  中田英
MF S・ジャラル         三都主
   ラシド・D          福西
   M・サルミーン        小笠原
  (R・ジャマル 後半0分) (稲本 後半43分)
   T・ユスフ          中村
   M・フバイル       (中田浩 後半31分)
  (A・タレブ 後半0分)
               FW 柳沢
FW F・アリ          (玉田 後半46分)
  

■W杯予選対策、バーレーン・サッカー基本情報

バーレーン国

面積 620k㎡ (淡路島の約1.05倍)
人口 61万6千人
首都 マナマ
言語 アラビア語
宗教 シーア派イスラム教 75%、 スンニー派イスラム教25%
通貨 バーレーン・ディナール

バーレーンサッカー協会(アラビア語フォントが必要)

・FIFAランキング49位 (日本17位)2005年5月現在

国際サッカー戦略研究所格付け BB 
(日本:BB)2005年3月30日現在


・代表ホームスタジアム
バーレーン・ナショナル・スタジアム(マナマ)三万人収容

・代表ユニホーム(シャツ・パンツ・ソックス)
1st.赤・赤・赤 2nd.白・白・白

・代表メンバー

GKアリ・ハサン アル・ムハラク
  A・アブドルカリム アル・ネイマフ
  サイド・ジャファル アル・マルキヤ

DFアブドルアジズ・アブドラ
  モハメド・ジュマ  アル・コウル(カタール)
  モハメド・フセイン アル・キリチャット(カタール)
  アブドラ・マルズーキ アル・ラヤン(カタール)
  フセイン・ババ   アル・クウェート(クウェート)
  サイド・モハメド  アル・コウル(カタール)

MFタラル・ユスフ   アル・クウェート(クウェート)
  サルマン・イサ   アル・リッファ
  ラシド・ドサリ   アル・アラビ(カタール)
  モハメド・サルミーン アル・アラビ(カタール)
  サイド・ジャラル  アル・キリチャット(カタール)
  モハメド・フバイル アル・ガラファ(カタール)
  アリ・ノルーズ   マナマ
  フセイン・サルマン アル・アラビ(UAE)
  ハマド・ラケア   アル・リッファ

FWラシド・ジャマル  アル・ネジマ
  アハメド・タレブ
  フセイン・アリ   アル・ラヤン(カタール)
  ドアイジ・ナセル  アル・シャマル(カタール)

・国内一部リーグ―10チーム 

2004/2005シーズン最終成績

 1.アル・リッファ(ウエスト・リッファ)優勝・9回目
 2.アル・ムハラク (ムハラク)
 3.アル・アリ  (マナマ) 
 4.アル・シャバブ
 5.アル・ネジマ (マナマ)
 6.アル・ブサイティーン (ブサイティーン)
 7.バーレーン (ムハラク)
 8.イースト・リッファ (イースト・リッファ)
....................................................................................
 9.マナマ   (マナマ) 入れ替え戦へ
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10.アル・ハラ (ムハラク・アル・ハラ)二部降格

・クラシコ(伝統の一戦)
アル・ムハラクの1強(優勝27回)
あえて言えばアル・ムハラク対アル・リッファ(優勝9回)?
  

■日本代表はバーレーン戦をどう戦うべきか?

 いよいよ2006年W杯ドイツ大会のアジア予選、日本対バーレーン戦が日本時間であすの深夜25:30キックオフ(予定)とせまってきました。

そこで日本代表は、こんどのバーレーン戦をいかに戦うべきかについて考えてみたいと思います。

 まずリーグ戦全体からみると、日本はバーレーン戦・北朝鮮戦で最低勝ち点4がとれれば、2位以内はほぼ確実となるでしょう。

それではこの二連戦でどうやって勝ち点4をとるかですが、やはりこのグループで一番力の劣る北朝鮮との試合は中立地での開催でもありますし、確実に3を取らなければなりません。 できれば二点差以上つけての勝利が欲しいところです。

もちろん、イランやバーレーンがピョンヤンでの北朝鮮戦で勝ち点3を確実にゲットしているからです。

 となるとバーレーン戦は、勝ち点1とることが最低ノルマです。
「勝ち点1では志が低い」という話も一部で出ていますが、バーレーンは今まちがいなく、イランと並んで中東サッカー界のトップ集団を形成していると言えます。

最近のテストマッチで、バーレーンはアウェーのリヤドでサウジと戦い、1-1でキッチリ引き分けていますが、現時点の実力では、かつて中東の雄と言われたサウジを追い抜いています。

イランもアウェーのバーレーン戦は引き分けていますし、日本が今度のバーレーン戦を引き分けたとしても何ら恥ずかしいことはありません。
胸を張っていい「勝ちに等しい引き分け」です。

 それでは今度のバーレーン戦についてですが、バーレーンには2通りの戦い方があると思います。

ひとつめは、あくまでも2位以内をめざして、リスクをおかして積極果敢にガンガン攻めに出るやりかた、

もうひとつは、確実に3位をキープしてプレーオフを目指すために、リスクをおかさず、埼玉スタジアムでのように守って守って、相手のスキをみてのカウンター攻撃で、確実に勝ち点1ゲット、あわよくば勝ち点3を狙うやりかたです。

対する日本として忘れてはならないのは、キリン・カップで連敗しようが何だろうが、日本は直接対決の第一戦に勝利しておりバーレーンより有利な立場にいる、バーレーンが日本より上に行くにはリスクをかけて攻めに来なければならないということです。

ですから日本としては、バーレーンがどちらの戦い方で来ても有利な立場にいることを自覚してあわてない、あせらないことがまず重要となります。

 その上で日本としては勝ち点1以上を確実にとることが望まれますが、「守備のメンタリティーが無い」日本サッカーの性格からすれば、はじめから0-0を狙うような受身で消極的な試合運びをすれば失敗する可能性は高いでしょう。

攻めの気持ちで守備を行い、中盤やサイドで、球が奪えても奪えなくてもプレスをかけて相手のミスを誘うか、相手のボール保持者を危険の少ないサイドへと誘導する、

日本の陣内の危険なエリアではマークを確実にして絶対に敵をフリーにしない、50/50のボールは、こぼれる方向を常に予測して準備しておき、必ず日本のものとするといった姿勢が絶対必要です。

そして自陣深くではドリブル突破・ヒールパスなどの危険な”サーカス・プレー”を避けて、ボールを大切にしすぎない、クリアするところはするといったリスク・マネジメントが不可欠です。

また日本代表はトップから最終ラインまでの距離を一定に保つことが大変苦手で弱点となっています。

例えば、3-4-2-1でいくならDF最終ライン・ボランチライン・二列目ライン・トップラインの四つのラインの距離がなるべく等間隔になるよう、試合中に各選手は常に自分の前後のラインの距離に注意する必要があります。

特に、前へ前へと攻撃をあせる2-1と、裏を取られるのを恐れズルズル下がる守備の3-4の4と2の間にポッカリとスペースが空きやすくなりますし、ボランチが攻めに気を取られすぎると3と4の間も空いてしまいますから要注意です。

 攻めに関しては、何しろバーレーンは暑いですから、1対1の個人プレーに走って、チームがバラバラに攻めたのでは、体力を無駄に消耗するばかりですので、攻める時間帯が来たらチーム全体の意識を統一して、ひとつの組織として一斉に動き出し、

シンプルにパスをつないで、オーパーラップやワン・ツーをからめた中央突破と、サイドからアーリークロスを”プライム・ターゲット・エリア”にシンプルに入れて味方にヘッドを狙わせるサイド攻撃を上手に組み合わせると効果的でしょう。

もしバーレーンがガンガン攻める戦い方で来た場合は、前述したようにこちらも気持ちは”攻め”で、あわてずさわがず、キッチリと守備の基本のやるべきことをやってガマンしたうえで逆襲を狙う、

相手が3位ねらいで、攻めに来ず守ってカウンターでくるのであれば、あわてて人数をかけて攻めるのではなく、日本はリスクを避け、じっくりと構えて様子を見つつ時間を使って、あわよくば得点を狙うやり方で良いでしょう。

 どちらにしろ一番やってはいけないことは、相手に先制点を取られることです。

相手は日本よりフィジカルが強く、守って守って、ひとつのFK・CKといったセットプレーからヘッドで競り勝って一点を奪い、あとはひたすら守るというやり方が出来るチームですから、十分注意しなければなりません。

もし先制されてもそこで終わりではなく、同点・引き分けとすれば再び日本がリードするのですから、慌てず騒がず落ち着いて同点を狙って攻撃すればよいでしょう。

ただし、0-1より悪い結果は、どんなことがあっても絶対に、絶対に許してはなりません。

このようなやり方であわよくば勝ち点3を取れれば理想ですが、試合の前半は0-0でもOKですし、できれば後半に日本が先制してバーレーンを慌てさせ、たとえ終盤に追いつかれても日本にとっては勝ちに等しい勝ち点1がとれれば成功といえるのではないでしょうか。
  

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