■2005年05月

■W杯アジア予選にむけた日本代表召集メンバー発表

GK 土肥洋一(F東京)
   川口能活(磐田)
   楢崎正剛(名古屋)

DF 三浦淳宏(神戸)  
   田中誠 (磐田)
   茶野隆行(磐田)
   宮本恒靖(G大阪)
   三都主A.(浦和)
   中澤佑二(横浜M)
   坪井慶介(浦和)
   加地亮 (F東京)

MF 福西崇史(磐田)
   中田英寿(フィオレンティーナ:イタリア)
   中村俊輔(レッジーナ:イタリア)
   小笠原満男(鹿島)
   本山雅志(鹿島)
   中田浩二(マルセイユ:フランス)
   稲本潤一(ウエストブロムミッチ:イングランド)
   小野伸二(フェイエノールト:オランダ)
   遠藤保仁(G大阪)

FW 鈴木隆行(鹿島)
   柳沢敦 (メッシーナ:イタリア)
   高原直泰(ハンブルガーSV:ドイツ)
   玉田圭司(柏)
   大黒将志(G大阪)

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 5月27日に、バーレーン戦・北朝鮮戦のための日本代表の召集メンバーが発表されています。

 このうち高原選手は、故障のためバーレーン遠征には参加しません。
これで手薄なFWがますます手薄になってしまいました。

結果の出せないFWと交換するか、MFを一人けずって、リーガ・エスパニョーラで好調の大久保選手を召集したらどうかと思うのですが...



 来月2日にオランダで開幕するワールドユースにのぞむU20日本代表のメンバーも発表されていますのでお伝えしておきます。

GK 山本海人(清水)
   松井謙弥(磐田)
   西川周作(大分)

DF 増嶋竜也(F東京)
   吉弘充志(広島)   
   水本裕貴(千葉)
   小林祐三(柏)
   高柳一誠(広島)

MF 中村北斗(福岡)
   苔口卓也(C大阪)
   兵藤慎剛(早稲田大)
   伊野波雅彦(阪南大)
   水野晃樹(千葉)
   梶山陽平(F東京)
   船谷圭祐(磐田)
   本田圭佑(名古屋)
   家長昭博(G大阪)

FW 平山相太(筑波大)
   カレン・ロバート(磐田)
   前田俊介(広島)
   森本貴幸(東京V)

五輪代表世代が伸び悩み、死のグループに入ったとはいえ、アテネ五輪では、パラグアイ・イタリアに力の差を見せつけられる完敗を喫してグループリーグ突破を逃し、A代表へフレッシュなタレントを送り込むことにも失敗しました。

二世代連続しての若手の伸び悩みは、日本サッカーの将来に暗い影を落とします。

ですから、是非このユース世代には、世界の舞台で成功して、よい経験をつんでもらわなければなりません。 
  

■日本代表、UAEのカウンターにも沈む!

 キリンカップ第1戦に敗れ、優勝の無くなった日本代表は、仮想バーレーンとしてのUAEを東京・国立競技場に迎え、キリンカップ第2戦を戦いました。

第1戦とは変え、ボランチの遠藤選手をはずして小野選手、右サイドの三浦選手をはずして加持選手が復帰、足を痛めたFW玉田選手に代えて、大黒選手を投入してゲームに望みました。

攻撃面では、小野が入った事で中盤の攻撃の組み立てが、だいぶスムースになりました。 またゴール前にまで顔を出してシュートを放つなど、代表の攻撃を活性化させたのは、さすがでした。

ただ、日本に帰国してすぐだったせいでしょうか、”消えた”時間も少しあったのは残念です。 もっとも、これについてはアブダビ直前合宿でフィジカル・コンディションを整えることで解決されることと思います。

 サイド攻撃は右サイドの加持がなかなか良い動きをしていました。 あとはクロスをどこに落とすかの瞬時の判断力と精度をアップさせれば、もっと良くなるでしょう。

左サイドについては、三都主選手がペルー戦にひきつづいて大ブレーキ。彼のひとりよがりのサッカーで代表全体の攻めのリズムが悪くなります。

FWについては、大黒がペルー戦にひきつづいて、代表の攻撃にカツを入れます。

シュートは決まりませんでしたが、ボールをもらうための相手とのかけひきの巧みさも含めて、今代表でゴールのニオイのする数少ない選手です。

 ペルー戦とくらべると攻撃はだいぶ良くなったのですが、それでもゴールが決まりませんでした。

代表の攻撃を見ていると、セットプレーにしろ流れのなかにしろ、攻撃のほとんどが、”変則技”・”奇襲攻撃”であって、”基本技”・お約束の”正攻法”が無いということを強く感じます。

スパルタクが言う”正攻法”とは、

中盤ではワンタッチのすばやいパスで組み立ててサイドへ振り、サイドからプライム・ターゲット・エリア(PKの時ボールをセットするマーク付近を中心に6×18mの長方形のエリア、以下PTAと略)にアーリークロスをいれて、PTAに最低二人はヘッドを狙ってつっこみ、

クロスが入る反対側のゴールポスト、つまりファーポストの内側の3×8mのゾーン(これをイングランドFAではプライム・スコアリング・エリアという)に、最低ひとりはつめて、こぼれダマをゴールに押し込むというような、お約束の攻撃です。

しかし実際の代表の攻撃では、敵ゴール前のPTAにほとんどクロスが入りませんし、そこからドンピシャのヘッドというのもあまり見ません。

今の代表は、たいていクロスが長すぎて、GKに直接キャッチされるか、直接シュートを狙うには角度が無さ過ぎるファーポスト側の一番遠い所のようなところに、しかもランダムにバラバラにクロスが入るのです。

確かに敵も日本の攻撃を絞りにくいでしょうが、ヘッドを狙って飛び込む味方も、いったいどこに飛び込んだらいいのかわからなくなっているのではないでしょうか?

ですから、”お約束の場所”にクロスを入れて、”お約束の場所”に選手がつめるという基本に帰って、攻撃を繰り返し、その上で、奇襲攻撃をすれば、正攻法と奇襲攻撃の両方が生きてくるのではないでしょうか。

 試合の方は日本の攻撃がうまくいかないうちに、UAEのカウンターを浴び敗戦となりました。

失点の場面は、ペルー戦と原因は全く同じです。

まず日本の右サイドにボールを持って侵入したUAEの選手に、日本の選手の誰もつめにいかず、簡単に”くさびのパス”を許すと、日本のゴール前にはっていた敵選手もフリーにして、正確なポストプレーを許し、落としたボールを受けたUAEの選手を誰もみていず、またもや簡単にラストパスを許すと、それをゴール前で受けたハイダル・アロ・アリのスピードにまたしても坪井選手がふりきられ、簡単にシュート・コースをあけてゴールを浴びました。

何度でも言いますが、守備の基本が守れないのであれば、守備選手が何人いてもゴールを浴びます。

昨日の失点はUAEが日本陣内で勝手にボールをまわしてシュートし、それを日本の選手が黙って見ていたようなものです。ゴールを浴びるのは当然でしょう。

球を持った敵選手が自陣に侵入したら、味方ゴールの中心とその敵選手とを結んだ線上の敵選手前方1m~2mの位置にポジショニングして、敵選手に味方ゴールをみせないようにしましょう。

敵のポストプレーヤーには誰かひとりついて体を密着させて圧力をかけて、倒す必要はありませんから、ポストプレーのミスを誘いましょう。

これらのことは”守備のお約束のお約束”です。

 ともかくこうなった以上は「これが本番でなくてよかった。本番までに基本のできていないところを修正しておこう」とプラスに考えて、アブダビ合宿とバーレーン戦に望めばよいでしょう。

しかし監督自身が「失点は選手個々のせいではない」と言っているのですから、修正できるのでしょうか。

UAEに負けたから言うわけではありませんが、2002年W杯が終わってからキリン・カップまでジーコ監督の指揮のもと日本代表はやってきて、そろそろ3年ちかくなると思いますが、相変わらずこのような状態では、W杯ドイツ大会の見通しは暗いです。

ジーコが現役だった当時のW杯82年スペイン大会のブラジル代表は、セレソン史上もっとも美しいチームだった、印象に残るチームだったとよく言われます。

ビデオでしか観た事ありませんが、名将テレ・サンターナに率いられ、ジーコ・ソクラテス・ファルカン・トニーニョ・セレーゾの黄金の中盤(カルテット)を擁したセレソンは確かに美しかった。

しかし、ジーコのブラジル代表はイタリアのロッシのカウンターに沈められ、W杯で優勝するどころか3位にも入る事はありませんでした。

今のジーコを見ていると、「ひょっとしたら80年代のあのブラジルのサッカーを現代の日本代表でやろうとしているのではないか?」と思えてきます。

しかし、当時と現代では、サッカーは大きく変わっています。特に守備戦術の発達は比べ物にならないでしょう。

ともかくジーコジャパンの長期にわたる不振・不安定さは、代表どころかJリーグを含めた日本サッカー界全体の歯車をおかしくしている気がします。

 このさい、ジーコ監督は、アジア予選突破をしてもしなくても北朝鮮戦が終わったところで、解任すべきだと思います。

そうすればW杯ドイツ大会までまだ1年あり、しっかりした哲学をもった監督にまかせれば、まだ立てなおす時間はぎりぎりあります。

監督を変えるには、もはやこのタイミングしかありません。

あらたな監督が見つけられないというのなら、ジェフ・千葉の社長に頭を下げてイビチャ・オシム監督を代表に招くというのはどうでしょうか?

スパルタクがみたかぎり、Jの最優秀監督です。
限られた持ちゴマの能力を最大限に引き出して、ジェフ・千葉を優勝争いできるようなクラブにしたオシムの手腕は卓越しています。

また彼のコメントからは、サッカーを知り尽くした哲学を感じますし、本当に勉強になります。

決断するなら今をおいて他に無いと強く思いますが、いかがでしょうか。

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2005.5.27 東京・国立競技場 

     日本 0 - 1 UAE

          ’69 ハイダル・アロ・アリ

GK川口      GKイスマイル・ラビー
DF田中      DFモハメド・ハミス
  (茶野 後半32分) オムラン・モハメド
  宮本        アデル・ナシーブ
  坪井      MFサレハ・アブドラ
  (本山 後半27分) アリ・アバス
MF加地        ハイダル・アロ
  福西        ナワフ・ムバラク
  (稲本 後半37分)(サウド・ジャシム後半42分)
  小野        ユセフ・アブドルアジズ
  三都主     (レダ・アブドルハディ後半36分)
  小笠原     FWファイサル・ハリル
FW鈴木        イスマイル・マタル
 (玉田 後半20分)
  大黒
  

■日本代表合宿突撃取材

 W杯予選のキップが取れない、かといって大金払ってぬるいキリンカップを観に行く気もおこらないスパルタクは、千葉県某所某スタジアムで合宿をはっている、日本代表へ突撃取材?を敢行しました。

 現地に行くともう既に練習は始まっておりました。

午後4時に、ストレッチと15~6人が輪になって、真中に入った2人が鬼となってのボールの奪い合いから練習がスタート。

ゴールキーパー3人はカンタレリコーチとともに別メニューです。

ケガが心配された、中澤・加持両選手も加わっていましたが、見た感じ周りの選手と変わらず動いていましたのでちょっと安心しました。

しかし、玉田・三都主両選手の姿はありませんでした。

4時半すぎにコートの半面を使い、7対8のミニゲームを開始。

ビブス組は川口・宮本・坪井・田中・加持・三浦・遠藤・福西の各選手で、ビブス無しは、茶野・中澤・稲本・小笠原・本山・鈴木・大黒の各選手です。

ビブス組では左サイドを担当した三浦選手がイキイキとしたプレーをみせ、好調をアピール。
無し組では中盤に入った稲本選手がまずまずの動きをみせていました。

5時ごろからは、攻撃組と守備組にわかれて、二部練習。

攻撃組はロングパスをポストに入った鈴木・大黒・本山・福西に当てて、落としたボールをシュートする練習。

しかし、シュートの決定率が悪すぎます。そもそも、なかなかワクに入らないのですから、本番で決定力が無いのもうなづけます。

 各選手ごとにシュートを何本打って何本決まったのかデータをとって毎日発表する、その決定率でスタメンを決めるなどしなければ、実戦からは程遠いダラダラした、練習のための練習になってしまいます。

そのあとは、二人一組で前の選手を追い越しながら後ろの選手が球を受けて、オーバーラップしてシュートする練習でした。

これはとても良い練習だと思いました。
今の代表にはボランチがトップ下を追い抜いたり、トップ下が2トップを追い越したりして球をもらうオーバーラップとポジションチェンジが少なすぎます。

だからすぐ攻撃の組み立てが行き詰まってしまうのです。

この練習は5分ぐらいで終わってしまいましたが、もっと長くするべきです。

そのあとは、コーンを敵の最終ラインに見たてて、ジーコがスルーパスを出し、選手がそれを受けてシュートする練習で終了。

一方守備組は相手のクロスを跳ね返す守備練習を繰り返していました。

その後両組ともクールダウンのためのストレッチをして5時半で練習はすべて終了しました。

 スパルタクとしては、意外と元気そうな中澤選手を見れたのが、収穫でした。
  

■日本代表、ペルーのカウンターに沈む!

 W杯ドイツ大会アジア予選へ向けた重要なテストマッチとなる、キリンカップ2005が、今日新潟で開幕しました。

日本代表の初戦の相手はペルーでしたが、ソラーノ、ファルファンら海外で活躍するスター選手を欠いた、国内組だけのメンバーでした。

 我らが日本代表も国内組中心のメンバー構成で条件は同じです。

 前半はペルーが出足の早いプレスで日本の攻撃の組み立てが機能せず。 遠藤・福西の両ボランチがもうちょっと積極的に組み立てに参加しないと相手は崩れないでしょう。

サイド攻撃は右サイドの三浦選手はまずまずの出来でしたが、左の三都主選手がブレーキで、ドリブル突破はことごとく失敗。

ドリブルで抜けないならボランチやトップ下と連携してパスで崩すなど頭を使って欲しいものです。

前半はたいした見所も無いまま終了。日本代表からはゴールの匂いがほとんどしません。

 後半開始直後、ペルーのコーナーキックから強烈なシュートを許し、失点かと思われましたが、ゴールライン上にいた三浦のクリアで失点を免れ、冷や汗をかかされます。

そうこうしている内に玉田選手が痛んで、大黒選手投入となりますが、これで流れが変わり、前線の動きが活発となりました。

 後半23分に日本は、ダイレクトパスとセンタリングの連続攻撃で、良い形をつくります。

その直後に福西に代わって稲本選手が入り、さらに日本が押し込む展開に。

特に稲本選手はボランチの位置から積極的に攻撃を組み立て、中盤を活性化させました。

大黒選手に惜しいヘッドなどもありましたが、得点には至らずロスタイムへ。

ロスタイムの3分過ぎ、ペルーがカウンターをしかけ左サイドを突破したチロケがラストパスを出すと、バサージョが抜け出して、シュート。ボールは川口選手をすり抜けてゴールへ。

そしてタイムアップとなり日本は全体的に押し込みながらも攻撃が機能せず(これは埼玉での北朝鮮戦・バーレーン戦と同じ)、敗戦を喫してしまいました。

 本番まで時間があるのでそう深刻になる必要もないのかもしれませんが、今日の試合でまず感じたのは、いわゆる”国内組”の中盤が相変わらず機能しないこと。

特に遠藤・福西の両ボランチは、もっと運動量を増やしてトップ下の小笠原選手と絡んでいかないと、相手は崩れません。

小笠原もフィジカルの弱さと”消える”時間帯があるという点が気になります。

”国内組”の選手達の中には、”海外組”が代表に帰ってきたらすぐスタメン起用されることに不満を抱いている人もいるようですが、今日の試合を見る限り、そんな事を言う資格は無いようです。

それは稲本が投入されてから中盤が活性化したという事実が全てを物語っています。

Jリーグでは通用している運動量の少なさ、フィジカルの弱さも、国際レベルでは非常に目立ちます。

 第二点目としては、これは以前から感じていたのですが、「ジーコ監督には選手を見る目があるのか」ということです。

2トップにしても前半でほとんど機能しなかったのですから、後半しょっぱなから変えても良かったのではないかと思うのですが、そうではありませんでした。

しかも大黒が投入されたのは玉田が痛んでから。もし玉田が痛まなかったらあのままだったのでしょうか?

思い起こせば、今代表のCBの中心となっている中澤選手も坪井選手がケガのため代役としてスタメンとなったのが、ブレイクのきっかけ。

もし坪井がケガをしなかったら、現在の代表のCBとして安定した大黒柱とも言える中澤は、ずっと控えのままだったのでしょうか。

ジーコの年功序列というかブランド主義というか、優先ワクをつくるような選手選考は、代表のみならずJリーグにも悪影響を与えていると思います。

プロの世界の鉄則である実力主義をとるならば、少なくとも現時点でJリーグで好調の大黒を控えにして玉田をスタメンにするのは異常です。(玉田が悪い選手だと言っているわけではありません)

どんなにがんばっても優先ワクが与えられている選手がスタメンになるのであれば、他の代表選手は不満たらたらでしょうし、Jでやっている選手のモチベーションも下がるのではないでしょうか。

以前にも言った日本サッカー界の停滞の原因のひとつはこれだと思います。

 三点目としては相変わらずマン・マークがゆるいということ。

失点の場面は左サイドをドリブル突破してきたチロケに対して、宮本がすばやく間合いをつめて、パスコースを限定しなかったことが、まず敗因。

実際彼はマンマークにつくでもない、スペースを埋めるでもない中途半端なポジションニングをとったことで、やすやすとラストパスを許してしまいました。

そしてバサージョの速さについていた坪井が振り切られて、マークがずれてこれまた簡単にシュートコースを空けてしまいました。

こんなことをやっていれば、DFが何人いてもやられるのは当たり前です。

 今日の試合は本番へのウォーミングアップのためのテストマッチですし、次戦には海外組も何人か加わるでしょうから、後が無いUAE戦はピリッとした試合になることを希望します。

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2005.5.22 新潟スタジアムビッグスワン

   日本 0 - 1 ペルー

         90+ バサージョ

GK川口      GKフローレス
DF田中      DFポルティージャ
  宮本        グアダルーペ
  坪井        ビジャルタ
MF三浦        テネマス
  遠藤      →セバスコ(後半16分)
  福西      MFバサラル
 →稲本(後半24分)  ラローサ
  三都主    →イスモデス(後半46分)
  小笠原       ロバトン
FW鈴木      →チロケ(後半13分)
 →本山(後半34分)  メンドサ
  玉田      FWモスト 
 →大黒(後半8分)→バサージョ(後半39分)
            アルバ
          →サラス(後半34分)
  

■キリンカップ対策 UAE・サッカー基本情報

アラブ首長国連邦(UAE)

面積 83,600km2 
人口 375万人(2002年)
首都 アブダビ
言語 アラビア語
宗教 イスラム教
通貨 ディルハム

UAEサッカー協会(アラビア語フォントが必要)

・FIFAランキング88位 (日本17位)2005年5月現在

国際サッカー戦略研究所格付け CC (日本:BB)
 2005年3月30日現在

・代表ホームスタジアム

ザイード・スタジアム(アブダビ)五万人収容

・代表ユニホーム(シャツ・パンツ・ソックス)
1st白・白・白 2nd赤・赤・赤

・キリンカップに召集された代表メンバー

GK ラマダン・マララハ アルワーダ
   イスマイル・ラビー アルシャバブ
   マジド・ナセル   アルワスル
DF アデル・サレハ   アルジャジーラ
   アブドラ・サレム  アルワーダ
   モハメド・ハミス  アルナスル
   オムラン・モハメド アルシャーブ
   サミ・ルバイヤ   アルワスル
   デヤブ・アブドラ  アルワーダ
MF サウド・ジャシム  アルシャルジャ
   ユスフ・ムーサ   アルナスル
   サレハ・アブドラ  アルジャジーラ
   アリ・アバス    アルナスル
   ハイダル・アロ   アルワーダ
   ナワフ・ムバラク  アルシャルジャ
   ユセフ・アブドルアジズ アルジャジーラ
   レダ・アブドルハディ アルジャジーラ
FW モハメド・オマル  アルジャジーラ
   サレム・サード   アルシャバブ
   ファイサル・ハリル アルアリ
   イスマイル・マタル アルワーダ

・国内リーグ―14チーム 順位は2005年5月5日時点

 1.アルワーダ (アブダビ)優勝決定
 2.アルアイン (アルアイン)
 3.アルジャジーラ(アブダビ)
 4.アルナスル  (ドバイ)
 5.アルアリ   (ドバイ)
 6.アルシャルジャ(シャルジャ)
 7.アルシャバブ (ドバイ)
 8.アルワスル  (ドバイ)
 9.アルシャーブ (シャルジャ)
10.エミレーツ  (ラスアルハイマ)
11.ドバイ    (アウィール・ドバイ)
12.アルハリージ (コル・ファッカン)
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13.アルイッティハド (カルバ)
14.ダフラ     降格決定

・クラシコ(伝統の一戦)
アルアインの一強(優勝9回)

しいて言えばアルアイン対アルワスル(優勝6回)?
  

■キリンカップ対策 ペルー・サッカー基本情報

ペルー共和国

面積 128万5,215km2
人口 2,700万人
首都 リマ
言語 スペイン語(他にケチュア語、アイマラ語)
宗教 カトリック(89%)
通貨 ヌエボ・ソル

ペルーサッカー協会

・FIFAランキング66位 (日本17位)2005年5月現在

国際サッカー戦略研究所格付け B (日本:BB)2005.3.30現在

・代表ホームスタジアム

エスタディオ・ナシオナル・ホセ・ディアス(リマ)
四万五千人収容

・代表ユニホーム(シャツ・パンツ・ソックス)
1st白に赤たすき・白・白 2nd赤に白たすき・赤・赤

・キリンカップに召集された代表メンバー

GK F・A・フローレス  ウニベルシタリオ
   L・ブトロン     アリアンサ・リマ
DF G・S・ポルティージャ シエンシアーノ
   L・A・グアダルーペ  ウニベルシタリオ
   L・D・B・エルナンデス  ウニベルシタリオ
   M・A・ビジャルタ  スポルディング・クリスタル
   A・J・ロドリゲス  スポルディング・クリスタル
   J・M・テネマス ウニベルシダード・ナシオナル
   M・A・セバスコ   ウニベルシタリオ
MF J・C・バサラル   シエンシアーノ
   J・C・ラローサ   シエンシアーノ
   C・A・ロバトン   シエンシアーノ
   W・M・チロケ    アリアンサ・アトレティコ
   H・サラス      FBCメルガル
   R・Z・サラサール  ウニオン・ウアラル
   J・A・メンドサ   ウニベルシタリオ
   C・E・イスモデス  ウニベルシダード・サンマルティン
FW M・A・モスト    シエンシアーノ
   G・E・バサージョ  スポルト・ボーイズ
   P・F・アルバ    ウニベルシタリオ 

・国内リーグ―13チーム 順位は2005年5月15日時点
 1.ウニベルシタリオ (リマ)
 2.シエンシアーノ  (クスコ)
 3.アリアンサ・リマ (リマ)
 4.スポルティング・クリスタル (リマ)
 5.スポルト・アンカッシュ (ウアラス)
 6.ウニオン・ウアラル (ウアラル)
 7.FBCメルガル (アレキパ)
 8.ウニベルシダード・ナシオナル(アレキパ)
 9.スポルト・ボーイズ(カジャオ)
10.ウニベルシダード・C・ヴァジェホ(トルヒージョ)
11.ウニベルシダード・サンマルティン(リマ)
12.アリアンサ・アトレチコ(スジャーナ)
13.コロネル・ボログネシ(タクナ)

・クラシコ(伝統の一戦)
ウニベルシタリオ(優勝24回)、アリアンサ・リマ(20回)、スポルティング・クリスタル(14回)の三強同士の対戦。
  

■日本対北朝鮮戦は、やっぱりスパチャラサイ

 ピョンヤン開催予定だった、日本対北朝鮮戦の試合会場がバンコク・ラジャマンガラ・スタジアムに変更になったのは以前お伝えした通りですが、

昨日12日に、タイ・サッカー協会が試合会場を、スパチャラサイ・スタジアムに変更することを正式決定しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20050513-00000005-spn-spo


 まあ、こうなるのではないかとスパルタクは思っておりましたが。 

あとは良いピッチであることを祈るばかりですが、バーレーンとバンコクの灼熱の二連戦は相当キツそうです。
  

■横浜M、山東に散る!

アジアチャンピオンズ・リーグ(ACL) 1次リーグ

2005.5.11

F組 

済南 
山東2-1横浜M

マカッサル
PSM2-2BEC
            試勝分敗得失差勝点
山東魯能(中国)    5 5 0 0 11 2 9 15
横浜M (日本)    5 3 0 2 7 4 3 9
PSM (インドネシア)5 1 1 3 4 11 -7 4
BEC (タイ)    5 0 1 4 3 8 -5 1

E組 

磐田
磐田3-0深セン

水原
三星6-0ホアン
               試勝分敗得失差勝点
三星(韓国)        5 4 1 0 14 2 12 13
深セン(中国)       5 3 1 1 8 3 5 10
磐田(日本)        5 2 0 3 10 4 6 6
ホアン・ジャライ(ベトナム)5 0 0 5 1 24 -23 0

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昨日行われた、アジアチャンピオンズリーグ1次リーグ戦で、横浜Mの敗退が決定し、Jリーグクラブのアジアでの戦いが”終了”となり、世界クラブ選手権への道は閉ざされました。

アウエーの済南で開催された、横浜対山東は、試合は観られませんでしたが、相当問題がある試合だったようです。

試合終了まぎわの横浜・田中隼のシュートを相手選手が、手でゴール内からかき出しても、PKさえ与えられない。

しかも同点で突入したロスタイムは7分とエクアドルのモ○ノ主審もビックリ。

まさにアジア・クオリティー全開。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20050512-00000034-nks-spo


これらのことが本当であるならば、日本サッカー協会はビデオをAFCやFIFAにつきつけて「こんなことをやっていてはアジアサッカーのためにならない」と断固抗議すべきです。

以前からアジアのクラブ戦ではおかしなことが頻発していました。
99/00のアジアクラブ選手権では、鹿児島で開催された鹿島対三星(韓国)で三星の選手がイエローカード二枚もらったにもかかわらず、審判がその選手を退場させないという事件があり、

01/02のアジアカップウイナーズカップでは清水対全北現代(韓国)で、全北現代が外国人選手は3人までというAFCの規約をやぶって4人使用して清水に勝利。
清水はAFCに抗議しても全北現代には、なんの処分もありませんでした。

こういうことを日本サッカー協会がウヤムヤに済ましていたからこそ、今回のようなことにつながったといえるのではないでしょうか。

もしそれでもAFCが日本を無視するなら、以後ACLにはサテライト中心に選手を派遣して、おもいきり軽視してやるといった報復手段も考慮したほうがよいでしょう。

 ただ、ホームできっちり勝っておかなかった横浜Mにも問題はあると思います。

去年のACLの試合をみたかぎり、Jのクラブは中国や韓国のクラブと比べて、特別ぬきんでているようには見えませんでした。

従来、日本サッカーは組織力が高いと言われてきましたが、横浜も磐田も最近はそうでもないようです。
むしろ韓国の一和のほうがよっぽど組織力があるように見えました。

これも”個の自由”なんてバカげたことを言い出した、日本サッカー界のリーダーの一人の影響なのではないでしょうか。

また、過密日程のせいという話も聞こえてきますが、やはりA3は廃止してACLに一本化すべきですし、Jリーグもカップ戦は天皇杯を充実させてリーグ(ナビスコ)カップは廃止すべきだと思うのですがどうでしょう。

以前、日本サッカー界の停滞を感じると書きましたが、スパルタクはますますその思いを強めています。
  

■北朝鮮戦の開催地が決定!

 もうご存知だとは思いますが、ピョンヤン開催の予定だった、日本代表対北朝鮮代表戦が、中立地のバンコク、ラジャマンガラ・スタジアムで行われることに決定したようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20050510-00000005-spn-spo


どうやら期限までに北朝鮮の抗議も無かったので、北朝鮮が試合をボイコットしない限り、バンコクで決定のようです。

しかし、デカイんですよね、ラジャマンガラ・スタジアム。

80000人収容ですから、無観客試合がよけい目立つじゃないですか。30000人収容のスパチャラサイ(むかしのタイのメイン国立競技場)で充分だと思うんですけど、芝が悪いのでしょうか。

ちなみにラジャマンガラでは、’98年のバンコク・アジア大会当時、日本が五輪代表を派遣して戦った経験があり、当時は稲本・小野・高原選手らがいました。

でも、無観客試合についてマスコミも日本のサッカー関係者も騒ぎすぎじゃないでしょうか。

レバノンで開催されたアジアカップ2000のグループリーグ戦の日本代表の試合なんて、どれも観客が見た感じ500人以下で、ほとんど無観客も同然でしたし。

W杯フランス1次予選のオマーンラウンドでの、日本対マカオ、日本対ネパールなんかは、観客より記者と国歌を演奏するブラバンの人達の方が、どうみても多かったですし。

それでも日本代表は結果を出しているわけですから。

 バンコク開催そのものに関しては、以前申し上げたように、スパルタクはキャプテンのように無邪気に喜べません。

湿気を含んだムシムシした暑さは、たとえナイト・ゲームであってもキツイと思います。

今回のW杯ドイツ大会アジア1次予選、シンガポールとのアウエー戦は、日本代表が蒸し暑さに足が止まって苦しみましたよね。

それを考えると、やはり中央アジアがベターではなかったかと思うのです。

中央アジアも夏は暑いは暑いですが、からっとしているので夜になると、そんなに苦にはならないと思うのですがどうでしょうか。

まあ決まってしまったことなので、これ以上はやめときましょう。
  

■キリン・Cに向けた、日本代表メンバー発表

日本代表召集メンバー

GK 楢崎正剛(名古屋)
   土肥洋一(FC東京)
   川口能活(磐田)

DF 田中誠 (磐田)
   中澤佑二(横浜M)
   三都主 (浦和)
   坪井慶介(浦和)
   宮本恒靖(G大阪)
   三浦淳宏(神戸)
   加地亮 (F東京)

MF 遠藤保仁(G大阪)
   小笠原満男(鹿島)
   本山雅志(鹿島)
   福西崇史(磐田)
   小野伸二(フェイエノールト)
   稲本潤一(ウェストブロムウィッチ)

FW 鈴木隆行(鹿島)
   高原直泰(ハンブルガーSV)
   玉田圭司(柏)
   大黒将志(G大阪)

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 キリンカップ2005のメンバーが発表されました。

ことしのキリンカップの対戦相手はペルー代表(新潟スタジアム:5/22)とUAE代表(国立競技場:5/27)です。

しかしキリンカップも対戦相手が、だんだんマンネリ化してきましたね。 UAEは仮想バーレーンとして招待したので、しょうがないとしても...

南米だったらコロンビアやチリあたりは、まだ呼んだこと無いはずですし、欧州でもデンマーク・スイス・ギリシャ・アイルランド・スロベニアあたりなら実力者で、イングランドやドイツ、イタリアといった有名どころを呼ぶより、お金もかからないと思うんですけど。

まあフルメンバーで来日してくれるかどうかはアヤシイものですが。

そういえば、流行性肺炎・サーズやらテロの危険やらで、ダメになった、ポルトガルやアメリカとの親善マッチの計画を復活させることはできないんでしょうか?

 肝心の代表メンバーのほうは、あいかわらずですね。
中田・中村両選手の召集が見送られた以外は、海外組も合流できて、まずまずといったところ。

この貴重なチャンスをいかして、チームとしての組織力アップに取り組んで欲しいものです。

 しかし、イキの良い若手が出てもこなければ、チャンスも与えられない。 現在の黄金世代とジーコが去ったあと、日本代表には”不毛の大地”しか残されなかったといったことにならなければよいのですが。
  

■日本サッカーの停滞

 最近、しばしば思うことがあります。

それは、日本サッカーの成長が止まっているのではないか?何かが原因で発展が阻害されているのではないか?ということです。

 現在の日本サッカー界は、かつてないほどのタレントをそろえた黄金世代とも言われます。 中田を筆頭に、中村・小野・高原・稲本など海外で活躍する選手がズラリです。

この黄金世代は日本代表の中核となり、2002年のW杯で決勝トーナメント進出という、まずまずの成績を残しました。

 しかし、2002年以降パッとしません。
W杯ドイツ大会1次予選では不安定な戦いぶりで、代表サポをやきもきさせました。

ディフェンディング・チャンピオンとして大会にのぞんだアジアカップ2004では優勝して連覇を達成したものの、前回の2000年に開催されたアジアカップのときより内容で大きく劣っています。

(2000年のアジアカップで日本代表は、決勝トーナメント進出が決まったために、控え組を出場させたグループリーグ最終戦以外は、決勝まですべて90分以内に相手を倒しました。

しかし2004年大会は決勝トーナメントにはいって、ヨルダン戦・バーレーン戦と連続で延長戦にもつれこむヒヤヒヤの勝利でした。

90分で勝負がつかない延長戦を引き分けとカウントすると、2000年は5勝1分、2004年は3勝3分となります)

そしてW杯2次予選にはいっても、ホームの北朝鮮戦とバーレーン戦と綱渡りの勝利が続きました。

代表チームの雰囲気も、国内組と海外組という二大派閥ができて、なんだかギクシャクしているようにも見えます。

 五輪代表も強豪がひしめくグループに入ってしまったとはいえ、2004年アテネ五輪では、グループリーグ敗退。 シドニー大会から成績を後退させてしまいました。

そして、ジーコ監督が代表メンバーをほとんど固定しているせいもあるのでしょうが、若手も伸び悩んでしまい、A代表に五輪世代のフレッシュな人材を供給することができませんでした。

 選手個人レベルに目を移すと、欧州リーグに移籍した中田・中村・小野・高原・稲本・柳沢選手らのうち、はっきりとレギュラーに定着していると言えるのは、一人いるかいないかで、残りは不調・ケガなどであまり試合に出ていません。

 日本のクラブチームについては、Jリーグでは相変わらずお客さんは入っているようですが、アジアチャンピオンズリーグでは磐田が早々と敗退し、横浜マリノスもホームで中国リーグの山東に負けて苦戦中。相変わらずアジアで勝てません。

 最近日本サッカー協会が、Jビレッジでサッカー選手の英才教育を始めると発表したのは皆さんもご存知でしょうが、こうした動きも日本サッカーの発展が止まっているという焦りの表れなのではないでしょうか。

2002年まで、良い流れだった日本サッカー界が、どうしてこんなふうになってしまったのでしょうか?
  

■おめでとう!ゴン・ゴール150発!!

 ジュビロ磐田の中山選手が1日の対柏戦で、前人未到の通算150ゴールを達成しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20050502-00000015-dal-spo


彼の、何歳になっても現状に満足しないで上を目指す姿勢、サッカーがうまくなりたいという努力には、本当に頭が下がります。

スパルタクは、心からおめでとうを言いたいですね。

 ただ、中山選手について一つ思うことがあります。 それは、彼の業績を今まで正当に評価できた人達が何人いただろうかということです。

Jリーグ草創期のスター選手は、なんといってもキング・カズ選手でした。 ブラジルでプロ選手として活躍した経歴、ファッションもおしゃれで人気と実力を兼ね備えた、華のあるプレーヤーです。

 一方の中山選手のいたジュビロ磐田はJリーグ創設の年は、事実上の二部リーグにおり、スタートで出遅れてしまいました。

またドーハで行われたW杯アメリカ大会予選でも、途中までスーパー・サブ的な使われ方をされていました。

ヒーローインタビューなどでの”おちゃらけた”コメントで、”イロモノ”的にみられてしまって、だいぶ損してしまったように思うのですが、あのドーハでカズとゴンを2トップの軸として使っていたら結果が違っていたのではないかと考えることもあります。

 そして97年のフランスW杯予選では、当時の監督が不調のカズを引っ張りつづけて、予選敗退の瀬戸際までいきました。

「カズは幸運の星のもとにうまれている」とかなんとか言って、日本サッカー協会関係者が、けがをかかえていたカズを代表で使いつづけていたように記憶していますが、早めに見切りをつけて、中山選手を代表のFWの軸にしていたら、あそこまで苦戦することもなかったのではないでしょうか?

そしてフランスで中山選手は日本人初のW杯におけるゴール・スコアラーとなりました。

 もちろんカズ選手に何の責任もありませんが、中山選手の本当の価値に早く気づけなかったのは、日本サッカー界にとって、ある意味不幸だったのかもしれません。
  

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