■クラブ―日本国内

■ガンバ大阪、激闘の2005Jリーグを制す!

 まれにみる混戦となった2005年Jリーグは、最終節を残して勝ち点1差の間に、セレッソ大阪、ガンバ大阪、鹿島、千葉の4チームがひしめき、最後までわからない展開となりました。

 そして昨日開催された最終節の各ゲームは、G大阪、鹿島、千葉がそれぞれ勝ったものの、首位のC大阪が後半44分に痛すぎる同点ゴールをあび、G大阪の逆転初優勝で今シーズンの幕はおろされました。

おめでとうございます。G大阪の選手ならびにサポの皆さん!

これで関西のチームとしては初めてJ1リーグ優勝を果たしたわけですが、Jリーグ発足当初は、お荷物と呼ばれていた(失礼!)G大阪と浦和が1位と2位ですから、時代は変わりましたね。

1 G大阪  18 6 10  60 82-58 +24 初優勝
2 浦和   17 8 9  59 65-37 +28
3 鹿島   16 11 7 59 61-39 +22
4 千葉   16 11 7  59 56-42 +14
5 C大阪  16 11 7  59 48-40 +8
6 磐田   14 9 11 51 51-41 +10
7 広島   13 11 10  50 50-42 +8
8 川崎   15 5 14  50 54-47 +7
9 横浜M  12 12 10  48 41-40 +1
10 F東京  11 14 9  47 43-40 +3
11 大分   12 7 15  43 44-43 +1
12 新潟   11 9 14  42 47-62 -15
13 大宮   12 5 17  41 39-50 -11
14 名古屋  10 9 15  39 43-49 -6
15 清水    9 12 13  39 40-49 -9
.........................................................................
16 柏     8 11 15  35 39-54 -15 入替戦
-------------------------------------
17 東京V   6 12 16  30 40-73 -33 降格
18 神戸    4 9 21 21 30-67 -37 〃


 今期をざっとふりかえると、出だしは鹿島が首位に立って順調に飛ばしたもの、22節にガンバ大阪が鹿島を追いぬいて首位奪取。

しかし何節でしたか、西野監督が「勝ち点が×差あれば鹿島から逃げ切れる」とコメントしてから選手に優勝のプレッシャーがかかったのでしょうか、G大阪の調子がおかしくなったように思います。

そしてG大阪が連敗をはじめるも鹿島も追いつけず、両チームがモタモタしているうちに破竹の快進撃でC大阪が首位へ踊り出て、G大阪を追いぬきます。

 しかししかし、最終節を前に首位にたったC大阪も優勝へのプレッシャーからか、後半44分のセットプレーから失点を許し(長居の悲劇?)、優勝皿はするりとセレッソの手から逃げていき、ガンバの元へと旅立ちました。

 今期のJリーグは大混戦で最後の最後まで順位が入れ替わり、4-2とか3-3など3点4点入るのは当たり前の試合も割合多かったような印象があります。

見ているほうとしては大変面白かったのですが、首位に立ったチームが次々とプレッシャーで自滅していく一方で、昨年降格争いをしていたセレッソ大阪がいきなり怒涛の7連勝を開始して首位争いに加わるなど、日本のチームや選手はメンタル面でものすごく不安定な感じがします。

精神的に充実していて自信があるときは勝ち続けるけれど、何かのきっかけで自信が崩れるとあっという間に連敗といった具合で、実は各チームともそれほど戦力の差が無く、その時その時のメンタル面の好不調が成績に大きく影響しているように管理人スパルタクには見えます。

前回の日本代表のゴール決定力不足のところでも言いましたが、日本のサッカー選手には技術は高いのに自分の能力に自信が無いタイプの人が多いのかもしれません。

 あと、得点が沢山入るのも見ていて面白いのですが、逆にいえば日本のサッカー界は「攻高守低」と言えるのではないでしょうか。

Jの試合を見ていると、「相手チームでこいつしか点とるやついないじゃん」という選手をゴール前で簡単にフリーにして、バカスカ点を取られているパターンを良く見ます。

来年は世界クラブ選手権出場をめざしてアジアチャンピオンズリーグに挑むことになるガンバ大阪、あるいは日本代表に選手をおくりこむJリーグ各チームといった具合に、世界をにらんでこの問題を考えると、「試合が面白かったからそれで全部OK!」とは思えません。

 日本サッカーが世界に飛躍するためには、「日本人選手のメンタル」の問題と「攻高守低」の問題をクリアすることは絶対に欠かせないと思います。
  

■初タイトルおめでとう!ジェフ千葉

 5日におこなわれた、リーグカップ(ナビスコカップ)決勝はPK戦の末、ジェフ千葉が初優勝を果たしました。

千葉の選手ならびにサポの皆さん、おめでとうございます。

巻選手のおなか?シュートは、文句なくゴールだと思うんですけどね~。

 管理人・スパルタクは、ジェフ千葉のような絶対的なスター選手はいないけれども高い組織力を持つチームが結果を出すというのは、日本サッカーにとって本当に重要な事だと思います。

これまでのJリーグでは、個の能力とりわけ足技の高さが重視されすぎていて、日本のサッカーがややバランスを欠いていたようでした。

でも、ジェフ千葉のオシム監督がかかげる「走るサッカー」で、組織力の大切さを日本人に再認識させてくれたのは、本当にありがたいことです。

組織力が高ければ、たとえアラウージョ選手や大黒選手といった能力の高い個の力が無くても、互角以上に戦えるということを証明してくれました。

ある新聞で読んだのですが、オシム監督は千葉の選手たちに、その局面局面で「なぜ走らなかったのか?」と「なぜ走ってしまったのか?」を徹底して考えさせ、修正して、みっちりと組織サッカーを教え込んでいったようです。本当に素晴らしいですね。

 以前スパルタクは「オシム氏を日本代表の監督に!」と言いましたが、あらためて四年間ぐらい時間をあげて、じっくりと代表を任せてみたくなりました。

ともかくジェフ千葉の関係者のみなさん、本当におめでとうございます。

ところでオシム先生、私が千葉がらみの試合を見に行くとかなり高い確立で活躍する林丈統選手は、なぜスタメン・レギュラーではないのでしょう?
  

■これでいいのか?天皇杯

 今年はちょっと早めに、天皇杯の季節がやってきました。
よく間違われるのですが、競馬の天皇賞じゃありません。サッカーの天皇杯です。

例年ですと、Jリーグが終わる11月ごろから元旦の国立決勝まで、”やっつけ仕事”的に終わらせてしまうのですが、今年は、9月17~19日の連休中に1回戦・2回戦が終了しました。

しかし、1回戦・2回戦に登場するチームは全てアマチュアレベルとはいえ、3日間で2試合という過密スケジュールで試合をやらせるとは、やっぱり”やっつけ仕事”から抜け出せないようです。

 どこの国にも、リーグ戦(総当り戦)とカップ戦(勝ちぬき戦)の2種類があります。

イングランドですと、プレミアリーグに対して、FAカップとリーグカップ、イタリアの場合はセリエAとコッパ・イタリア、スペインはリーガと国王杯、といった具合です。

日本の場合はJリーグと天皇杯というわけですが、Jリーグ創設以来、伝統のある天皇杯が日本サッカー協会から軽視されているのは残念でなりません。

特に、シードされたプロ・クラブが出場する試合は、Jリーグのシーズンが終わって、各チームで退団が決まった監督・選手が出始めるころに開始され、1ヶ月ちょっとの大急ぎで終わらせてしまいます。

しかも地元重視という日本サッカー界の理念とは逆行して、ほとんどの場合、試合をする両チームには何のゆかりも無い中立地のスタジアムでの一発勝負のために、スタンドに空席が目立つばかりで、元旦決勝以外観客動員が見込めない大会になっています。

天皇杯という日本サッカーの大切な歴史的遺産を、このように粗末に扱っていて良いのか?と思ってしまいます。 大会レギュレーションを含めて、もっと手を入れてやれば、大会をもりあげる事も可能ではないでしょうか。

 やはり改革の第一歩は、完全ホームアンド
アウェー(H&A)制とアウェーゴール2倍ルールという世界標準のレギュレーション導入でしょう。

日本サッカー界の理念でもある、地元重視は最優先だと思います。そのためにはH&A制導入は欠かせません。

Jリーグクラブの存在しない地方都市を本拠とする、地域リーグや都道府県リーグを戦うアマチュア社会人クラブや大学・高校といった学生チームが、おらが町のスタジアムに、ガンバ大阪や鹿島・浦和といったJクラブを迎えて、スタンドが一体となって、Jクラブ打倒のために地元チームを応援するところに、意味があるのです。

もちろん、1回戦などでアマチュア同士が対戦する場合、諸事情から中立地での一発勝負で勝ちぬけを決めたいというチームがいるかもしれません。

そうしたやむを得ない場合は特例を認めるとしても、基本的にはH&Aの原則を貫くべきでしょう。

 またアマチュアチーム側のホームゲーム開催にあたって、会場や警備の手配、チケット販売はどうするかといった、興行ノウハウをアマチュアチーム側が持っていないといった問題もでると思います。

その場合は、日本代表の興行ノウハウを持っている日本サッカー協会が試合運営を代行して、諸経費をのぞいて利益が出た場合だけ、アマチュアチームに支給すればよいでしょう。

現在でも、天皇杯の興行関係は日本サッカー協会が全面的に担当しているでしょうし、観客がガラガラの1回戦あたりでは、サッカー協会が興行の赤字もかぶっているはずですから、問題は無いと思います。

 もし利益がでれば、社会人・学生の区別なくホームを戦ったチームに支給して、社会人クラブは将来のプロ化のために、自前のグランド購入やクラブハウスの整備などに活用すれば有益でしょう。 

「学生に金を渡すのは問題」という人もいるでしょうが、使い道を限定して、サッカー用具の購入や、金額が大きければ、学校の土のグランドに芝をはるといった事業に使えば、日本サッカー界全体の発展のために貢献できます。

 このようにH&A制を導入すれば、Jクラブに挑戦した地元チームがたとえ負けてしまっても、金銭的収入や地元からの注目が得られたりして、そのチームがJFLやJ2・J1といった上部リーグを目指すための、何がしかの”遺産”が残るのではないでしょうか。

日本サッカー協会のある幹部の方は「全ての県にJクラブを作りたい」とおっしゃっていましたが、そのために改革された天皇杯は大きく貢献できるはずです。

 またH&A制を導入するためには、今のような”やっつけ仕事”では時間が足りません。 リーグ戦と平行して半年ぐらいは時間をかけてやる必要があり、年間カレンダーの見直しが欠かせません。

さらに、大会の冠スポンサーや個別広告スポンサーの獲得、TV放映権の問題など、収益面での改善の余地は大きいです。 これと関連して、表彰式で天皇杯とともに優勝チームに贈られるNHK杯・共同通信杯なんかは、過去のしがらみもあるでしょうが廃止すべきでしょう。

 以上、私なりの天皇杯改革案を考えてみましたが、管理人スパルタクは、天皇杯改革をテコにして日本の地方や下部リーグのサッカークラブが活性化されたらいいなぁと考えています。
  

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