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■日本代表、ウズベキスタンに逆転勝ち

 昨日、日本のグループリーグ最終戦となるウズベキスタンとのゲームがUAEのアルアインで行われ、2-1で日本が勝利しました。

今回の対戦相手ウズベキスタン代表は、国内組を中心にロシア・日本・中国など国外でプレーする選手をあわせたチーム。ホームでもアウェーでも日本が勝利できる相手と見ていました。

すでに両チームとも決勝トーナメント行きを決めているため、どちらも“控え”の選手が多いスタメン構成となりましたが、中立地で日本の勝利という結果は順当でしたし、試合内容の方も攻守両面で良かったと思います。

前半終了5分前という集中が切れやすい時間帯に失点したのは褒められたことではありませんが、前半のうちにすぐに同点に追いついたのが大きかったですね。

ウズベキスタンも日本のコンパクトな守備ブロックに手こずって攻撃の形が上手くつくれない中でやっと点が取れて喜んだのもつかの間の失点に、精神的にガクンと来たようで、日本は後半も良い流れを継続して逆転ゴールに結びつけました。

ちなみに「アジアカップ」「アルアイン」「ウズベキスタン」の組み合わせと言えば、やったのは同じ市内の別スタジアムでしたが、今から23年前のアジアカップ1996UAE大会のグループC、日本は第二戦でウズベキスタンと対戦し、名波・三浦カズ・前園のゴールで4-0と圧勝した試合を思い出しましたが、まだカズ選手が現役でやっているのがスゴすぎますね。

話が少々脱線しました。それでは日本の試合内容を振り返ってみましょう。


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 前回オマーン戦では、攻撃面で各選手の連携が取れておらず、特に後半はロングボールをポコポコ放り込む雑なサッカーとなり、オマーンにボールをポゼッションされて守備に走り回らされたところは大いに不満でした。

相手のカウンターを恐れているのか、中盤にフリーの味方がいても足元へパスをつけるのをためらいバックパス、1-0のスコアを最後まで守ろうとするかのようにロングボールを放り込んでは簡単にボールを失っていました。

早い時間に先制できたからこそ、その後は落ち着いてボールをポゼッションして中盤から攻撃をビルドアップし、逆に相手をこっちのパスで走り回らせて消耗させながら2点目3点目をゲットしてゲームを決めてしまった方が、1-0でもう守りを固めてカウンター狙い、相手にボールをポゼッションされ守備に奔走させられるよりも体力的に楽なのではないでしょうか。

試合終了10分前でも1点差のままという状況でCB2枚を残して総攻撃をかけるのは無謀というものですが、日本とオマーンとの力の差を考えれば、仮に1-1とされても精神的に動揺する必要はまったくありませんし、冷静に攻撃し直して再度リードを奪う得点をあげれば良いわけで、格下相手にはこちらがボールと主導権を握って攻めるゲーム運びを基本とすべきだと思います。

W杯にはまず出てこないであろうレベルの相手に「1-0のスコアを守りきろう、カウンターが怖いからパスカットされないようにロングを蹴っておこう」というのであれば、いくらピークをここに持ってくる必要がないとは言え消極的すぎるというか、W杯ベスト8以上を狙っているチームにしては志(こころざし)が低すぎます。

もしそういう消極的なメンタルの持ち方をしているならそれが、ロシアW杯で2-0からベルギーに1点返されたり、ブラジルW杯で1-0からコートジボアールに1点返されただけで、精神的にガタガタッと行って立て続けに逆転ゴールまで許してしまうことにつながっているのではないかと思うのです。

 で、この試合。

普段あまりやっていない“控え組”の選手がスタメンにズラリと顔をそろえたので、連携面でどうなるか不安だったのですが、攻守両面で内容は良かったですね。

守備は、中盤でのボールの奪い合いでフィジカルの強いウズベキスタンが相手でも勇気を持ってガチガチ当たりに行って、良い形から何度もボールを奪い、攻撃につなげていきました。

後半、体力的にバテて少し間延びしましたが、コンパクトな守備ブロックでウズベキスタンに思うような攻撃をやらせず。

課題があるとすれば、中央突破を狙った攻撃をしている時にボールを失うと、相手ゴール前からズルズル後退して、あっという間に自分たちのゴール前まで迫られてしまったことです。

特に相手ゴール前中央を攻めている時は、今この瞬間にボールを失っても良いようなポジショニング(ボールの後ろのどのエリアに何人残すか等)を各選手が考えつつ味方のボール保持者をサポートし、ボールをロストしたらすぐさま相手のボール保持者に寄せていき、できるかぎり早くボールを奪い返せるとなお良いです。

攻撃面でも、ちゃんと連携が取れていて意図がわかる良い攻撃が数多く見られました。

相手からボールを奪うと、中盤の底から青山選手や塩谷選手から前方へテンポよくパスが出て、リズムに乗った攻撃が出来ていましたし、左サイド乾・右サイド伊東の両選手がボールをキープできるので、チーム全体としても攻めの主導権を握ってサッカーをすることが出来ていました。

やはり後半の後半になると“控え”の選手が多いせいか足が止まり、防戦一方となりましたが、オマーン戦に出た“主力組”よりも、攻撃面で連携が取れていたのは良い意味でサプライズでした。

課題をあげるとすれば、味方からグラウンダーのスルーパスを受けるために相手DFラインのウラへ走りこむタイミングが早すぎることで、味方のボール保持者が相手のボランチより前にいる段階でダイアゴナルランを始めると、スルーパスのスピードを速くしなければ通らないので、受けるのが非常に難しくなりますし、相手DFラインのウラのスペースも狭くなってしまいます。

味方が相手バックの前、ボランチの後ろのスペースでボールをもって前を向いたタイミングで、DFラインのウラへダイアゴナルランしても十分間に合いますし、実際この試合でもそういうケースがあったのですが、こんどはボール保持者がパス出しを迷ってしまい、数秒モタモタしているうちに相手選手に囲まれてスルーパスを出すチャンスを失っていました。

相手バックラインの前からスルーパスを出す、DFラインのウラへダイアゴナルランしてそれを受けるというプレーは非常に重要な攻撃パターンですが、1試合にそれほど多くのチャンスがあるわけではありません。

実戦だけで上手くなるのは難しいですから、そういうシチュエーションからスルーパスを出すタイミング・受けるタイミングを合わせる練習を普段から数多くやって慣れておくことが極めて重要です。


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 選手個々で特筆すべき活躍だったのは、同点ゴールをあげた武藤選手。
武藤選手のストロングポイントはゴール前で自分をマークするDFとのクレバーな駆け引きでフリーになり、シュートを打つためのスペースをつくって得点を決めることだと思うのですが、普段からプレミアのバックを相手にしていれば、ウズベキスタンの選手のマークを外してヘディングシュートを決めるのは容易だったかもしれません。決めた時間帯も良く、相手は精神的にガックリ来たようでした。

塩谷選手は、勝手知ったるクラブのホームグラウンドで豪快な逆転ミドルシュートを決めてくれましたね。中盤で相手にガチガチ当たりに行って何度もボールを奪い返し、ミスはあったものの前方へ攻撃の起点となるパスを出し続けました。

青山選手は攻守のバランスを考えたポジショニングをしながら、精力的なパスを受ける動きから半身で後ろから来たパスを受けると、前方の味方がフリーでいるうちに、ミスを恐れず正確なパスをその足元につけるという作業を地道に繰り返すことで、チーム全体の攻撃に良いリズムをもたらしていました。
相手ゴール前で味方がボールを失った時、自分たちのゴール前までズルズルさがってしまうのではなく、チームメイトと協力しながら相手ボール保持者に適切に寄せることができれば守備はもっと良くなります。

室屋選手は、右サイドを突破してからの正確なクロスで武藤選手の同点ゴールをアシスト。右サイドバックのクロスがドンピシャで合ってゴールというのは代表戦では久しぶりに見た気がします。守備でもまずまず安定した出来で成長がうかがえました。

乾選手は、抜群のキープ力でボールを相手ゴール前まで運び、チームの攻撃を牽引。クラブで90分間試合に出られていない影響でしょうが、後半の後半になるとバテバテで、ボールコントロールのミスから相手のカウンターを誘発してしまうシーンが見られましたが、試合に出続けることでロシアW杯時の好調を取り戻せるはずです。

伊東選手は攻守にわたって出色の出来。サイドで積極的な守備からボールを奪うと、スピードを生かして自らシュートを放ったりチャンスメイクしたりと大活躍。右サイドはもちろん左サイドで主力組に入れてプレーさせても面白いと思います。

シュミット選手は後半40分、相手のアウトにかけたGKから逃げるようなシュートをファインセーブ。
前半40分の相手ゴールシーンでは、戻ってきた三浦選手にコーチングしてファーポスト側への相手シュートを切らせた上で、ニア側7ファー側3ぐらいの読みで相手のシュートに備えれば止めるチャンスがあったかもしれません。シュミット選手は身長が高いのでループシュートを打つのがそれだけ難しくなりますから、相手がペナに入ったタイミングで思い切って前進してシュートコースを消してしまえば、セーブできる確率はもっとあがります。

 逆に槙野選手は、左サイドタッチライン際のスルーパスに反応したロシアリーグでプレーするショムロドフにスピードでブッチ切られて失点の一因に。

三浦選手も90分を通して安定したプレーもあったのですが、やはり前半40分の失点シーンでは、ショムロドフのフェイントに惑わされて左右に振らされてしまいました。GKから特別なコーチングがないかぎり、角度の広いファーポスト側を切るようにして相手のシュートコースを限定することでGKを助けて欲しいです。
36分には相手のロングボールをヘッドでクリアすれば何でもなかったはずですが、ワンバウンドさせてショムロドフにボールを奪われシュートを許してしまいました。攻めではサイドチェンジのボールがそのままタッチを割ってしまうシーンもあり、フィード面でも精度アップをお願いします。

北川選手はシュートを3本打つことができたのは一歩前進ですが、やはり周囲との連携がまだまだ合っていません。

名前の挙がらなかった選手は及第点の出来か、プレー時間が短く評価の対象外です。


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 グループF組の首位通過をかけたウズベキスタンとのゲームは、2-1という結果は順当なものでしたし、日本の試合内容も攻守にわたって良かったと思います。

決勝Tに向けて主力選手を休ませ、サブ組の選手に実戦経験を積ませてチーム全体の戦力を底上げしつつ、勝って1位通過を決めるという森保監督のもくろみはすべて成功しました。

この試合に出た何人かの選手は、主力組に入れてスタメンで起用しても良いと思わせるようなプレーをしていましたし、オマーン戦に出た主力組よりも、控え組で臨んだこの試合の方が攻撃面での連携が良く取れていました。

決勝T1回戦はサウジが相手に決まりましたが、誰が出るにしろ、この試合の攻守における連携をベースにして、ここから更なるレベルアップをしていってほしいと思います。


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 最後に、ポルティモネンセの中島選手にカタールのクラブからオファーが来て、両クラブで条件面で合意に至ったという報道がありました。

言わずもがなの話ですが、どれだけ大金を積まれてもポルトガルはおろかJリーグよりレベルが落ちるカタールへ行くような回り道をする年齢的余裕は中島選手にありませんし、欧州四大リーグクラブへのレンタル移籍で移籍金に見合った自らの力を証明してその後に保有権を買い取ってもらうという手もあります。

クラブの首脳陣とも良く話し合って辛抱強く「楽しくサッカーができる」欧州クラブからのオファーを待って欲しいですね。





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■日本代表、乏しい内容でオマーンに辛勝

 昨日アジアカップ2019、日本代表の第二戦となるオマーンとのゲームがUAEのアブダビで行われ、日本が1-0で勝利しました。

対戦相手のオマーン代表は、国内組とサウジやカタールなどでプレーする国外組をミックスしたチーム。ホームでもアウェーでも日本が勝てる相手と見ていました。

以前のオマーンは、やわらかいテクニックを持った選手が多かった印象があるのですが、オランダ人監督が就任したせいか、ヨーロッパ的なスピードやパワーなどフィジカルの強さを重視した選手ばかりになり、サッカースタイルがヨルダンやイラクに似てきた感じがします。

そのような相手に中立地で日本が1-0で勝利したという結果は順当でしたが、試合内容は守備は良くなったものの、攻撃面では特筆すべきところがない内容の乏しい試合だったように思います。


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 日本代表の守備は、前の試合に比べるとピリッと引き締まって、かなり改善されました。

中盤でのボールの奪い合いでは、日本の選手たちがフィジカルコンタクトを恐れずに勇気を持って闘っていましたし、チーム全体としても、ほぼ90分間コンパクトな守備陣形を保ち、そこから相手のボールホルダーにプレスをかけていきました。

これを決勝戦まで継続していきながら1試合ごとにレベルを高めていって欲しいです。

 逆に問題だったのは攻撃面。

前回トルクメニスタン戦では、大きなサイドチェンジからのサイド攻撃が威力を発揮しました。

オマーンもコンパクトな守備ブロックをつくってきましたが、このレベルの相手は守備ブロックの左右へのスライドがやや緩慢なので、この試合でもトルクメニスタン戦同様、大きなサイドチェンジが当初は効果的でしたが、日本のバックからの大きなサイドチェンジがだんだんと前線へのロングパスになり、さらに攻撃が雑になって単純でアバウトなロングボールを放り込むだけになっていくと、オマーンもそれに慣れていって日本はまったく攻め手を失っていきます。

こういう攻撃のやり方では、日本人選手の特徴やストロングポイントを生かすことはできませんし、相手がアジアレベルであっても、違いをつくることができません。

後半になると、日本はチームとしてボールをキープすることすらできず、オマーンの攻勢に防戦一方となります。こうなると、どっちがプレミアリーグやブンデスでやっている選手を抱えているチームなのかわからないほど。

相手のシュートが、ブロックに入った長友選手の腕に当たったように見える場面もこの試合ではありました。故意ではないという判断かレフェリーはPKを取らなかったのですが、主審によってはPKを取られてもおかしくないケースであり、勝ち点3が取れたのはラッキーな面があったように思います。

いくら前の試合で上手くいったから、チームとしてダイレクトパスを使った攻撃がテーマになっているからといって、ひたすらそれをワンパターンで繰り返すのではなく、3度同じ攻撃を試してみて上手くいかなかったら、ピッチ上の選手たちで「何かがおかしい。相手にこちらの攻撃が読まれているかも」と判断し、チーム全体で話し合いながら攻撃のやり方を変えたり、ピッチ内の状況によって攻撃に緩急をつけていくような創意工夫が欲しいです。

プレーにのめりこんで90分間夢中になり一本調子のサッカーをやってしまうのではなく、ゲームから一歩引いて冷静になれる心の余裕を持ち、上空を飛ぶドローンのカメラからピッチ全体を見下ろすような感じで眺めるようになれれば、そういう判断ができるようになるはずです。

特にベテランの柴崎選手や原口選手にはそういう視点を持ってほしいですし、ピッチ内では先輩・後輩も、どこのクラブでプレーしているかも関係ありませんから、堂安選手が攻撃面でのリーダーとなって他の選手たちとコミュニケーションしつつ攻撃に緩急をつけてくれても全然かまいません。

後半ほとんどチームとしてボールをキープすることができなくなりましたが、ボール保持者を中心にピッチ内に1辺が10m以下のトライアングルやダイアモンドをいくつもつくり、それを保ったままパスでボールを前方へ運んでいけば、そんなに難しいことではありません。(下図)

ダイアモンド
(クリックで拡大)

なぜトライアングルやダイアモンドにするかといえば、ダイアゴナルパスを出しやすいからです。

横パスをカットされるといっぺんに2人の味方が相手に抜かれる危険性があり、縦パスは味方がゴール方向へ背を向けてボールを受けるので前方へターンするのに難易度が高く、相手も一番警戒している種類のパスなので相手ゴールに近づくほど成功させるのが難しくなります。(下図)

ボディシェイプ


しかしダイアゴナルパスなら、ゴール方向へ視界を確保しながら半身でボールを受けられるのでパスの受け手が前方へターンするのが容易ですし、もしパスがミスになったり相手にカットされてもトライアングルの底辺の2人、つまりパスの出し手ともう一人の選手が相手のボール保持者にすみやかにプレスをかけることができ、守備面でも安全性が高まります。

三角形をつくりながらパスを回して前進していくと、ポジションチェンジがあった場合を除き、自分の左・右ナナメ前方には誰がいて、自分の左・右ナナメ後方には誰がいるはずだということがわかるので、例えば自分の右ナナメ前方でパスをもらいたがっているのが誰で利き足がどちらかということをいちいち首を大きく振って見て確認しなくても、ミスなくスムーズにパスをつなぎやすいということもあります。(ポジショナルプレーの利点の一つ)

ウルグアイ戦を含む昨年のテストマッチでは、日本の選手が何のためらいもなくポンポンと前方へパスを出して良いリズムで攻撃できていましたが、今回のアジアカップでは前方に味方がフリーでいても、ミスによるボールロストと相手のカウンターを恐れているのか、ちょっと考えて結局バックパスを選択するケースが多く、パス出しや攻撃のリズムが悪くて昨年のテストマッチのような爆発的な攻撃力が影をひそめ、格下のはずのオマーンにボールをポゼッションされて思わぬ攻勢を受ける原因となっています。

それが単なるテストマッチと、負けると実際に痛みを伴う公式戦との違いであり、ブラジルW杯におけるザックジャパン最大の敗因だったわけです。

どん底からスタートした西野ジャパンはもう開き直って、ロシアW杯ではビビらずにチームでパスをつないで攻めたことが勝因でした。

ロシアW杯における、一つのチームとして団結し各選手が攻守に連動した日本のサッカーをもう一段上のレベルにあげるためには、常にトライアングルをつくりながらパスをつないで前進していく、ボールを奪われたらその形からすぐ奪いに行くというポジショナルプレー的な戦術を取り入れるべきだと思います。

前方へのパスがミスになると相手のカウンターが怖い、W杯やアジアカップのような公式戦でこそ、トライアングルをつくりながらパスを回していく組織サッカーが威力を発揮します。

日本人選手の精神的な余裕の無さといえば、中盤での攻撃の組み立てだけではなく、アタッキングサードにおける攻撃の最終局面も同様であり、「ワンタッチパス」が森保ジャパンの攻撃テーマの一つとなっていますが、強すぎる「ワンタッチパス」をワンパターンにひたすら出していくので、相手DFが対応できないのはもちろん、味方もパスに追いつけなくてチャンスをつぶしてしまうシーンをよく見かけます。

そういう場面でこそ心の余裕が大事であり、例えばバイタルでパスを受けたときに、相手チームの選手が血相を変えて自分にプレスをかけてきたとします。

そこでプレッシャーに負けていつもワンタッチでシュート性の強いパスを出してしまうのではなく、あえてトラップしてゼロコンマ何秒タメをつくってみる、すると相手選手が自分に突っ込んできたことによってバックラインが乱れ、味方へ決定的なパスを出す道ができていることがわかる、そのタイミングで相手バックのウラ3mに「どうぞ決めてください」とばかりにコロコロパスを出してやり、相手のGKやDFよりも先に味方がそのボールに追いつき、簡単にパスを受けてシュートを決める。

イニエスタやシャビみたいなワールドクラスの選手は、ゴール前の重要な局面ほど、力を抜いたゆっくりとしたシルキーパスを大切にします。

まじめすぎて、いつも力いっぱい強いパスを蹴ってしまう日本の選手もそうした精神的な余裕が欲しいですし、実戦的な練習を何度も繰り返してシルキーなパスを出すことに慣れることも重要です。


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 選手個々で特筆すべき活躍だったのは、まず原口選手。
ややラッキーな判定でゲットしたPKを自ら蹴って貴重な決勝ゴールをあげました。相手GKのヤマが当たってシュートと同じ方向に飛ばれましたが、正確にゴールやや上に蹴りこんだため、GKはノーチャンスでしたね。
チーム全体としては時間がたつにつれて攻撃が単調かつ雑になっていったので、ベテランの原口選手が気づいて攻撃に緩急をつけられたらもっと良かったです。

遠藤選手は、守備で非常に効いていました。中盤で相手選手にタテパスが入ってくると、その背後から足やヘッドで必ず跳ね返して相手に攻撃のビルドアップを許さず、前を向いたボールホルダーに対してもガチガチ一対一を仕掛けて良いところでボールを奪い返すと、攻撃の起点となるパスを出していました。代表戦における遠藤選手のベストゲームだったように思います。これを継続していって欲しいです。

代表公式戦で初のCBデビューとなった冨安選手は20歳とは思えない安定した出来で、スライディングタックルで相手のカウンターをつぶすなど守備ではほぼノーミスでした。前半20分に相手のカウンターからGK権田選手がかわされアルガッサニにシュートを打たれた時、あえてボールに触らなかったのは好判断。ヘタに触ってボールを止めていたらゴール前へ詰めていた相手へのプレゼントボールになっていた可能性がありました。
最終ラインからの正確なロングフィードで南野選手へのアシスト未遂という攻撃面でも貢献していましたが、後半はロングボール一辺倒になりがちでチームの攻撃が機能しなくなる一因に。

吉田選手も対人守備やラインコントロール等で、前の試合よりもチーム全体の守備を安定させることに貢献。しかし後半はロングボールの多用がチームの攻撃を単調かつ機能しないものにしていましたし、権田選手へ大きくバウンドする処理が難しいバックパスを出してしまう危うい場面も。

長友選手は、前半終了間際に相手の至近距離からのシュートを体を張ってブロック。
自分もボールが当たったお腹や太もものシャツやパンツをめくるとアディダス・タンゴの模様がそのままクッキリ残っていた経験がありますが、敵のシュートを体をはってブロックするととても痛いですし気持ちは良くわかります。
しかしプロなら両手を後ろに組んで体の正面で止めてほしいです。そうすればハンドかどうかなど相手に有無を言わせない守備ができますし、ワールドカップで本気でベスト8以上狙っているならシュートが当たると痛いなどと言っていられないはずです。

南野選手は、味方からのパスを受けて持ち味のゴール方向への鋭い抜け出しから再三シュートを放ち攻撃面で一番危険な男となっていました。ただ精神的な余裕のなさからシュートが始めからゴールの枠を外れていたり、GKに当ててしまうなど不正確で、これぞ公式戦ということなのでしょうが、こういう時こそ昨年のテストマッチの時のように、シュートを打つ前にゴールやGKの位置を確認する心の余裕が欲しいところです。

 逆に柴崎選手は相変わらずパスミスが多いですし、ボールを受けてそのまま前方へターンすればチャンスになるのに、相手ゴールに背を向けてパスの出し手にそのまま返す無意味なバックパスを連発してチーム全体の攻撃のリズムを悪くしてしまうことも多々あり、「自分の一発のパスで局面を打開してシュートチャンスを」という意図はわかるのですが、ボールの受け手のことを考えていない独りよがりなパスも見られます。「パスの出し手が出すのが難しく、パスの受け手が受けるのも難しいパス」を出すのは平凡なパサーですが、「パスの出し手が出すのが難しいが、パスの受け手が受けるのは容易なパス」を出せるのが本当に優れたパサーなのだと思います。

この試合は時間とともにロングボールをポンポン放り込む単調な攻撃パターンとなり、チームの攻めがだんだんと機能しなくなっていきましたが、こういう時こそベテランの柴崎選手が自分のパスでチーム全体にメッセージを発信して攻撃の緩急をつけてくれると助かるのですが...。
ポジショニング面で攻守のバランスのとり方、中盤の底からのパスの散らし方、自らのパスでチームの攻撃の緩急をつけたいときのやり方など、フランクフルトの長谷部選手やガンバ大阪のヤット選手の代表時代のビデオを見るなどして研究してみると良いかもしれません。

酒井選手は前半13分、相手の浮き球のパスをそのままヘッドで跳ね返していれば何でもなかったのに、わざわざワンバウンドさせたため相手選手にかっさらわれて自陣深くでオマーンにセットプレーのチャンスを与えてしまうミス。

北川選手は、ゲームにほとんど参加できていませんでした。チームメイトに自分のプレーの特徴やどういったサポートプレーをして欲しいかなどコミュニケーションをもっと密にとって、自分のことを理解してもらう必要があるのではないでしょうか。

武藤選手はゴール前に攻め込んだ時、その後の攻撃の選択肢の多さを考えればゴール中央方向にいた味方へボールを預けてリターンをもらうべきでしたが、反対のサイドにいた長友選手にパスを出してチャンスをつぶしてしまうところに実戦勘の無さを感じます。

いつものように、名前の挙がらなかった選手は及第点の出来か、プレー時間が短く評価の対象外です。


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 アジアカップ、日本の第二戦目はオマーンとのゲームでしたが、1-0で勝利という結果は順当だったものの、試合内容は特に攻撃面で渋~いというか、内容に乏しいゲームになってしまいました。

いくら前の試合で成功したからといっても、同じような攻撃をワンパターンで繰り返せば、さすがに相手も慣れてきて上手く対応されてしまいますし、ピッチ内の選手たちも目の前のプレーに90分間没頭してしまうのではなくて、ゲームを一歩引いた目で見て、自分たちの判断で攻撃に緩急やバリエーションを与えられると、もっと攻撃は良くなります。

そのためには、アジアカップはもちろんW杯においても、テストマッチと同じように心の余裕を持つことが重要です。(相手をナメて油断して良いという意味ではありません)

トルクメニスタンやオマーンレベルの相手でさえ精神的に一杯一杯になってしまうようでは、先が思いやられます。

 さて次回はグループリーグ最終戦となるウズベキスタンとのゲーム。

すでにこのグループは日本とウズベキスタンが決勝トーナメント行きを決めており「消化ゲーム」になっていますが、得失点差でウズベキスタンの方が上回っており、日本は勝たないと首位通過できません。

決勝T1回戦の対戦相手がどこになるか、どの山型に入れば日本が優勝を目指すうえで有利なのかによっても変わってきますが、サッカーのいろんな大会を見てきた経験から言って、例え「消化ゲーム」であってもメンバーを大幅に落としてグループリーグ最終戦で無様な負け方をしたチームは、決勝T1回戦にそれが響いてあまり良い結果が出ないような気がしますし、トルクメニスタン戦・オマーン戦と日本は特に攻撃の形がうまくつくれていないこともあります。

個人的には、ウズベキスタン戦はあまりメンバーを落とさずにちゃんと勝ちに行き、日本代表の攻撃・守備両面の組織をさらに熟成させていった方が良いと思いますが、森保さんはどう考えるでしょうか。

U-21森保ジャパンがAFC・U-23選手権において0-4で敗れて以来、なんとなくウズベキスタンに苦手意識を持ったり過剰にリスペクトしたりしているような気がするのですが、もちろんグループ最強の敵ですし油断はなりませんが、「中盤での一対一のボールの奪い合いから絶対に勝つんだ」という強い気持ちをもち、普段の練習でやっているように心に余裕をもって闘えば勝てる相手だと思いますし、そもそもこんなところでやられていてはW杯ベスト8以上を目指すことなんてできません。




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■戦闘モードになりきれていなかった日本代表(その2)

前回のつづき

 チーム全体としてのゲームの進め方について。

前半は、各選手の球離れが遅くパス出しのリズムも悪かったので、相手が日本のプレーを予測して対処することを容易にしていたように思います。

後半からは、サイド攻撃を多用するとともに球離れが速くなり、攻撃のリズムが良くなったことも3ゴールにつながりました。

ただ3-1になってからホッとして攻撃の手を緩め、「今日はこれでお休み」状態になってしまうところは日本代表の伝統的な悪いクセです。

暑くてしんどいのはわかりますが、最低でも3点以上のリードが無ければサッカーでは安全圏に入ったとは言えず、攻撃の手を緩めたことで戦闘意欲を回復させたトルクメニスタンに攻められ1点差に追い上げられる一つの原因に。

守備でも、相手をナメていたのか守備時に日本の陣形が縦にも横にも間延びしていることがほとんどでした。

例え格下であっても、相手がボールを持っている時はチーム全体でコンパクトなブロックを形成し、一瞬のスキも与えない鉄壁の守備態勢を90分間維持しなければなりません。

ロスタイムまで残り10分となり最低でも3-2のまま勝ち点3を確保しなければいけなくなったときでもチーム全体がバタバタしており危ない場面もありましたが、ちゃんとコンパクトな守備ブロックをつくって守ることで、ゲームを危なげなく「日本の勝利」という結果でクローズさせることができるはずです。

暑い中、間延びした陣形から失点してそれを取り返さないといけない状況になれば、結局シンドイ思いをしなければならないのは自分たちです。


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 選手個々で特筆すべき活躍だったのは、ドッペルパックの大活躍だった大迫選手。
1点目は、左足のシュートフェイントで相手DFをすべらせた後、そのままボールを右に持っていって角度の広い方へシュートコースをつくり、右足でゴール右隅に沈着冷静に流し込んで格の違いを見せつけるような素晴らしい同点ゴール。2点目は、次のプレーを予測したポジショニングから長友選手のパスを正確にミートしての逆転ゴールで苦しむチームを助けました。

堂安選手は、南野選手のパスを受けると左足でターンしながらのシュートが見事に決まるビューティフル・ゴール。相手選手に当たってコースが変わるラッキーもありましたが、シュートは打たないと何も始まりませんので、チャンスでは迷いなく打つということは大事です。ただ、前半もうちょっとサイドを使った攻撃の回数を増すことができれば、もっと早い時間に点が取れていたのではないでしょうか。

原口選手は、後半に左サイドを広く使ったドリブルから相手を崩し、大迫選手の同点ゴールをアシスト。ゴール前で得点につながる決定的なパスを出すときに、力んで強すぎるボールを蹴ってしまう選手が多いのですが、大迫選手がトラップしやすい絶妙の強さのパスでした。堂安選手と同様に、前半からサイドをもっと使った攻撃ができていればなお良かったです。

長友選手も、やはり後半に左サイドを何度も攻略し、相手GKとDFの連携ミスをついてボールを奪うと大迫選手の逆転ゴールをお膳立てする好アシスト。

 逆に権田選手はファインセーブもあったのですが、前半17分に相手CKのボールにかぶってしまったところから始まって一試合を通して不安定な出来でした。27分には、相手へのプレスを怠りシュートコースを空けていた柴崎選手にも問題があったのですが、まったく予期していなかったようにアマノフのロングシュートに逆ステップを踏んで対応が遅れ、セービングミスから痛恨の失点。

後半33分の失点シーンも、相手17番アンナドゥルディエフへのマークを大きく離していた槙野選手がそもそも悪かったのですが、ゴール前に突進するアンナドゥルディエフとの一対一で権田選手はダイブを試みたものの、相手はボールをゴール中央方向へ持ち出し、ボールに触れなかった権田選手はシミュレーションぎみに倒れてきた相手と交錯してPK献上。

権田選手に限らず日本人GKにありがちなんですが、相手選手との一対一という状況で精神的なプレッシャーに耐え切れず、パニック的に早すぎるタイミングでフロントダイブしたところボールに触れず、相手の足を手で払ってPK献上という場面をJリーグで見ることが多いです。

一対一の状況になったら攻撃側が圧倒的有利なわけですから、GKは「ゴールを決められて当たり前」ぐらいの気持ちで、まず心に余裕を持つことが大切です。最近はやや陰りが見えますがドイツ代表のノイヤーを見ればわかるように、一対一になってもGKが自信満々で相手を威圧するようなオーラを出せば、逆に相手選手に「ゴールを決めなければ」というプレッシャーがかかり、それによってシュートミスの確率もあがります。相手が格下で個の能力で劣るならなおさらです。

そして周囲にフリーの敵選手がいるかなど条件によっても対応は変わってきますが、一対一になってもダイブするのはなるべく我慢し、ゴール中央方向を切って相手をシュートの角度が無いサイドへドリブルさせるように追い込み、相手のシュートは体全体を“面”のようにして当てることで防ぎます。GKが一度寝てしまったら挽回が利きませんので、ダイブするときは少なくともボールに触れるという100%の確信があるときだけすること。

私はかつてユベンティーノだったので、アンジェロ・ペルッツイやブッフォンなどGK大国イタリアの優秀なゴーリーをずっと見てきましたが、日本人GKはプロでも意外と近距離で相手と一対一になった時の正しい構えが出来ていないことが多く、まず手のひらを相手に向けて両手を腰の横に垂らし、両足は肩幅より少し狭くして軽く腰を落とし体全体で“面”をつくるように構えるのが基本の形です。

移動するときは、この体勢を維持したまま小股で機敏に移動し、グラウンダーのシュートは左右どちらかの手・足で防ぎ、股間へのシュートはどちらかの足で、腰から上のシュートは顔面も含めた体全体で跳ね返すことで防ぎます。この場合、頭から上は捨てることになりますが、ゴール上へのシュートはグラウンダーのシュートより難易度が高く外してくれることもあるので、ゴールの確率が高い方のシュートコースを消しに行きます。

GKはミスを引きずらないことも才能のうちなので、権田選手は次にチャンスを与えられたときに頑張って欲しいです。

槙野選手は、ワントップのアンナドゥルディエフを意味もなく大きく離していたため、前方で味方がボールを奪われて出されたたった一本のパスで決定的なピンチを招き、権田選手がPKを献上してしまう原因に。経験のあるベテラン選手が守備の個人戦術の基本をおろそかにしているようでは困ります。

ロシアW杯アジア最終予選、テヘランでのイラク戦でもGK川島選手(訂正)へのバックパスがミスになってとの連携ミスで勝ち点2を失う痛いゲームをやっていますが、吉田選手は後半27分、日本のDFラインのウラへのロングボールに抜け出そうとしたアンナドゥルディエフに対し、GK権田選手へのバックパスで対応しましたが、権田選手が相手と交錯するなどしてファンブルすれば即失点につながりかねない状況であり、あの場面では強いヘディングでゴールラインの外へ出すハッキリとしたプレーの方が良かったように思います。
この場面でも槙野選手がマークすべきアンナドゥルディエフを大きく離していたので、一発のロングでウラを取られたことがそもそものピンチの原因ということは指摘しておきます。

柴崎選手は、ボールロストが目立ちますし、味方の足元へ出したのかスペースへ出したのかあいまいなミスパスも多すぎました。
油断していたのか日本ゴールに向かってドリブルするアマノフのシュートコースを消すために詰めるのが遅れ、目の覚めるようなロングシュートを食らって相手に先制点を許す原因に。
スペイン国王杯のコルドバ戦だったでしょうか、柴崎選手が守備で相手とガチガチやりながらボールを何度も奪いに行き、ヘタフェの監督さんもそれを高く評価するコメントをしていたように思いますが、この試合では守備が弱い柴崎選手に戻ってしまいました。

コンビを組んた冨安選手はボランチが事実上「ぶっつけ本番」でしたから、経験のある柴崎選手から「自分が攻撃で前に出た時は、守備重視で味方のCBの前のスペースでバランスを取ってくれ」といったようなコーチングも欲しかったところ。

冨安選手は、ボランチとしてボールを蹴る・止めるという部分ではほぼノーミスでしたが、前方やサイドへ盛んに進出するなど少し「攻めすぎ」で、ボランチはペナルティボックスの横幅より外側へはなるべく出るべきではありませんし、もう一人のボランチが前方へ攻めに出ている時は、今この瞬間に味方がボールを失っても失点につながらないようなポジショニングを取るなど、攻守のバランスを考えて動くことも必要。
ただ、ほぼ未経験のボランチとしてぶっつけ本番だった割には及第点の出来であり、プロとして健康管理ができずに高熱を出して大事な大会の初戦に間に合わなかった同じクラブの先輩が一番悪いです。

森保監督の采配面では、交代枠を2つも残すのはもったいないような気がします。攻守に不調な柴崎選手を最後まで替えなかったのは親心だとしても、後半ロスタイムに大迫選手を武藤選手と入れ替えて時間を消費するようなことは、ベンチワークとしてやっても良かったのではないでしょうか。


     ☆       ☆       ☆


アジアカップ、日本の初戦となったトルクメニスタンとの試合は、かなり実力が劣る相手だったにもかかわらず、3-2での辛勝という結果は残念でしたし、試合内容もプロらしからぬ守備戦術の基本をおろそかにしたプレーが続出して、大事な公式戦なのに戦闘態勢がちゃんと整っていたのかなと疑問に思わざるを得ませんでした。

「日本代表のチーム力は常に一定である」という誤った前提に立ち、「アジアの実力がアップしてきたから」という言い訳で日本代表の問題点をごまかしてしまうと、物事の本質を見失ってしまいます。

しかし、前半は攻撃がなかなか機能しなかったのですが、乾選手らのアイデアで後半からサイド攻撃を増やしたことで3ゴールをあげたことは高く評価したいと思います。

この試合ではいくつか課題が見えたと思います。

(1)中島選手の離脱で、ボールを相手ゴールまで運ぶタテの推進力が落ちた

(2)昨年から指摘しているように、森保ジャパンは守備力が不足している。このレベルの相手でもCBとボランチの柴崎選手が守備の穴になっている。

(1)を解決するために、トップ下にボールキープ力がある乾選手を入れるか、堂安選手をトップ下にして、乾選手を左SH、原口選手を右SHにもってきて、相手によって2列目の3人がポジションチェンジをして攻めるのも一つのアイデアだと思います。

(2)に関しては、遠藤・塩谷のダブルボランチで、まずは失点を無くすことを優先させ、中盤でのボールの奪い合いにしっかり勝って、ボランチでボールロストすることなく2列目の3人に確実にパスをつなぐことに専念してもらいます。

というわけで、次のオマーン戦はこういうシステムはどうでしょうか。




           大迫



    原口     乾     堂安
   (乾)    (堂安)  (原口)



        遠藤    塩谷



   長友   吉田    冨安   酒井


           東口




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